花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

身近な似た野草、ケシ科キケマン属、ムラサキケマン、シンボロウエンゴサク、キケマン、他。

2021-03-30 | 野草(花)
家の近辺で、似たキケマン属を探してみましたが、名前の確定が難しいですね。
エンゴサクの仲間はよく似ていて、普遍的に見られるムラサキケマンをのぞけば、
個体差もあり、あまりはっきりとしませんね。

ムラサキケマン(紫華鬘)  別名:ヤブケマン
ケシ科キケマン属、越年草、花期:4月~6月
全体になよなよした柔らかい、セリに似た葉は、夏には枯れてなくなる、
花は茎の上部にびっしりと総状につき、紅紫色で長さ1.2〜1.8cm。
花弁は4個で、外側の2個と内側の2個は形が異なる。外側の上の花弁は後ろが袋状で突き出る。
華鬘は、仏壇の欄間等の装飾具のこと。
ムラサキケマンには、 花弁の先端以外が白い シロヤブケマン、赤紫の部分がない 
ユキヤブケマンがあり、花弁の色の違いによる2品種を、分けることがあります。
        
シロヤブケマン


ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
ケシ科キケマン属、越年草、花期:4月~5月、山麓の林の中。
丈は15cm程のひょろひょろした草、エンゴサクの仲間は、花や葉に変化が多く、一見では見分け難い。
左右相称で唇状の花で、上部の花弁は後が袋状の長い距になっている。
ジロボウの名は、スミレを太郎坊、これを次郎坊と言った伊勢地方の方言からでている。
       

ヤマエンゴサクがないかと、、探してみましたが苞葉が違うようで見つかりませんでした。

キケマン(黄華鬘)
ケシ科キケマン属、越年草、花期:4月~5月、
花は総状花序につき、黄色、長さ15〜20mm。苞は披針形。
果実は長さ約3cmで種子が2列に並んでいる。
葉は粉白色を帯び、数回羽状に深く裂ける。
 
       
ミヤマキケマンも似ていますが、葉や花の並び方からキケマンかと思う。

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
キンポウゲ科ヒエンソウ属、1年草、有毒植物. 中国原産、花期:5月~6月、
セリのような葉、ツバメが飛んでるような形の花からついた名。
長さ1~2㎝、花はまばらな総状花序につく 。
萼片は5個で花弁状、 最上部の萼片には長さ約1㎝の距がある。
        
普通は青い色が多いですが、家の周りには白いセリバヒエンソウも多く見られます。
         
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庭の花(3月-5)山野草を中心に、ヒトリシズカ、ニリンソウ、イカリソウ、他

2021-03-28 | 自宅の花
何か恒例のように今の時期に山野草を投稿してるようで気がひけます。
草花はコロナ騒ぎもないので、又同じように癒してくれます。

ヒトリシズカ(一人静)   別名:ヨシノシズカ
センリョウ科チャラン属、多年草、花期:4月~5月、
茎は数本から多数が直立し、茎の先に4枚の葉が輪生状に対生し、
白色で長さ1~3cmの穂状花序を1個たてる。和名はこの姿からによる。
柿の木の根もとは山野草に囲まれています。
 

▼ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、
茎葉の間から普通2本の長い柄を出して径1.5~2.5cmの白い花が開く。
花が2個ずつつくための名。実際には1個の場合や3個の場合もある。
八重咲きニリンソウ 銀盃(ギンサカズキ)
 

イカリソウ(碇草、錨草
メギ科イカリソウ属、多年草、日本原産、花期:4月~5月、
独特の形をしたはなですね、淡紫色の花を数個下向きに開く、花弁には1.5~2cmの長い距がある。
葉の小葉は卵形又は広卵形で縁に棘状の毛がある。
シロバナイカリソウ
名前のとおり イカリソウ  の白花種。黄色の花もあり、
これらを総称してイカリソウと呼び、あえて「シロバナ」と言わないことも多い。
キバナイカリソウ(黄花碇草)
花は淡黄色で細長い距がある。


バイカイカリソウ(梅花碇草)
花の形が梅の花に似ていること基本は白い花で距がないですが、桃色バイカイカリソウは、
バイカイカリソウとイカリソウ又はトキワイカリの交雑種。

ツタバウンラン(蔦葉海蘭)  別名:ツタガラクサ、ウンランカズラ
オオバコ科ツタバウンラン属、つる性多年草、地中海原産、花期:4月~5月
匍匐性で開花期は初夏から夏。茎は赤みがある。
季節を問わず咲いているような気がします。
                                        

マルバスミレ (毛があるのをケマルバスミレと言う) 
スミレ科スミレ属、多年草、花期:4月~5月
柱頭はカマキリの頭のような形です、アオイスミレと似ているが、柱頭の先が違う
又花も葉も細かい点で違いがある、アオイスミレは、上弁は反り返り、側弁はあまり開かない。

ビオラソロリアプリケアナ(アメリカスミレサイシンの園芸品種の野生化)
スミレ科スミレ属、多年草、花期:4月~5月、
北アメリカ原産の外来種で、花が大きくてたくさん咲き、
育てやすい園芸種なので広く栽培されていたそうです。
それが野生化して、道端や畑などで広がっている。
                                        

ムサシアブミ(武蔵鐙)
サトイモ科テンナンショウ属、多年草、花期:3月~5月、
偽茎は淡緑色で直立し、葉柄より短い葉は2枚、小葉は3枚で、仏炎苞は暗紫色で隆起する白いすじがある。
和名の武蔵鐙は、仏炎苞の形を鐙に例えたもの。
2,3日前まで気が付かなかったので、まだ育ち盛りでもう少し葉等も大きくなるなずです。
その時には、仏炎苞の中に白い(肉穂花序)も見ることが出来ると思います。
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庭の花(3月-4)マーガレット、ヒナソウ、ビデンス、ブルーデージー、他

2021-03-27 | 自宅の花
前日に引き続き、庭の花、鉢物中心にまとめました。
一部新規に購入したものを含みます。

マーガレット     和名:モクシュンギク(木春菊)
キク科モクシュンギク(アルギランセマム)属、多年草、カナリア諸島原産、花期:11月~5月
一重の白い花を咲かせるマーガレットが有名ですが、園芸品種も多く出回っており、
一重から八重咲まで咲き方や花色ともに豊富です。葉は細く尖端がギザギザと尖っているのが特徴です


ヒナソウ(雛草)   別名:トキワナズナ
アカネ科4ヒナソウ属、多年草、北米東部原産、花期:3月~5月、
花は茎の先端に咲き、花径5mm、色は白から青紫色で中央が黄色く、十字の形をしています。
花弁がつながっており、細い筒状の花筒が下に続いています。  

ビデンス ’シャイニーサンオレンジ’
キク科センダングサ属、多年草、花期:3月~6月、9月~11月、
ビデンスと言えばウインターコスモスを思い出しますが、
これは、大輪系で鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる園芸品種です。

エロディウム・ペラルゴニフォーラム(エロデューム ぺラルゴニフローラム)
フウロソウ科オランダフウロ(エロディウム)属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:春~秋、
花の形がゼラニウムに似ています、花つきが良く、花期がとても長い。
花は直径2.5~3㎝。咢片は披針形、花弁は5個、基部に爪部があって毛があり、白色で脈が紫赤色、
上側の2個の花弁の基部に紫赤色の斑紋がある。

ユリオプスデージー
キク科ユリオプス属、常緑宿根草、南アフリカ原産、花期:11月~5月、
葉は、灰緑色で、花は鮮やかな黄色です。


ブルーデージー    別名:ルリヒナギク
キク科ルリヒナギク(フェリシア)属、多年草、南アフリカ原産、花期:3月~5月、10月~12月、
花径は3~4cmで一重ですが、青い舌状花に囲まれた管状花の黄色が鮮やかです。

クリサンセマム ムルチコーレ
キク科コリオステフス属、1年草、アルジェリア原産、花期:3月~6月、
少し光沢感のあるお椀型の黄色い花を咲かせ、花茎が長く伸びて風にゆらぎます。 
小輪ながら花は、日が差すと黄金色に輝きます。


昨年からのビオラもまだまだキレイな色で健在です。


次回は山野草を集めて見ます。
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庭の花(3月-3)ユーフォルビア、ムスカリ、スノーフレーク、他

2021-03-26 | 自宅の花
庭の花3月の3回目の投稿です。
丁度満開状態と言う訳ではありませんが、撮りこぼさないようにしてますので。

ユーフォルビア’ゴールデンレイボー’
トウダイグサ科ユーフォルビア属、 常緑耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~6月、
明るい黄緑色の斑入りの葉をした、戸外で育てられる草花系のユーフォルビアです。
       
      

ムスカリ    別名:グレープヒアシンス
キジカクシ科ムスカリ属、多年草、地中海沿岸原産、花期:3月~5月、
丸い壺形の小花が、ブドウの房のように密集して咲く様子も愛嬌があります。
濃紫から淡青、白花などいくつかの品種があり、香りの強いものも見られます。  
      
      
ヒマラヤユキノシタ
ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ(ベルゲニア)属 、多年草、中央アジア原産、花期:3月~4月、
常緑の丸く大きい葉と太い根茎をもち、やさしいピンク色の花を咲かせます。

      

ナルキッスス・バルボコディウム    別名:ペチコートスイセン、原種スイセン、
ヒガンバナ科スイセン(ナルキッスス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:1月~4月、
早春のころには花冠の広がった黄色いペチコートのような花を、1茎に1花開きます。 
我が家では花壇 でなく藪の土手にわずかに咲き始めました。
      

スノーフレーク     別名:スズランスイセン
ヒガンバナ科スノーフレーク属、多年草、地中海沿岸原産、花期:3月~4月、
スイセンに似たすらりとした葉に、スズランのようなベル形の花を下向きに咲かせます。
白い花弁の先端に緑色の斑点があり愛らしいです。
これもまた藪の中です。
      

ツルハナシノブ
ハナシノブ科クサキョウチクトウ属、北米原産、常緑多年草、花期:4月~5月、
あちこちに咲いていて薄い色と濃い色の2種類があります。
      
続きますが多くなりそうなので次回回しとします。
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ハナアブの仲間及び小さな虫やイモムシまで色々。

2021-03-25 | 昆虫
春も本格的になり、野の花等も咲き始めたら、やはり昆虫さんも忙しく受粉活動して、
花と共に春を謳歌しているようです。


ビロウドツリアブ
ハエ目ツリアブ科  大きさ: 8-12mm、時期:3-5月、
丸みのある体に、茶褐色~淡褐色の毛がたくさんはえたアブ。尖った長い口吻を持つ。
ホバリングをすることも多く、上から吊ったように見えることからツリアブとの、
名前がついたようです。
ホバリングの状況を動画に撮ってみたが、迫力が今一つなので、何か他を投稿する時に追加する。

アシブトハナアブ
ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科、 12-16mm前後、  3-11月 
胸部に縦筋があり、腹部の黄色い三角班が目立つアブ。脚は黒く、ももの部分が太い。 
写真では腹部の黄色い三角斑が目立っていないので、♀のような気がします。


アシブトハナアブ
ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科、12-14mm、  3-10月、
胸部に縦筋があり、腹部の黄色い三角班が目立つアブ。脚は黒く、ももの部分が太い。

ナミホシヒラタアブ
ハエ目ハナアブ科ヒラタアブ亜科、8-12mm、 3-8月、
腹部には黒地に鮮やかな黄色い太い紋があります。 胸部背色は青銅色 。
腹部の紋は、3,4節は中央でつながる 。
フタホシヒラタアブとよく似ていますが、個体差はありますが、腹部の紋が目安です。

フタホシヒラタアブ
ハエ目ハナアブ科ヒラタアブ亜科、8-10mm、 4-11月、
腹部には黒地に鮮やかな黄色い太い紋があります。胸部背色は褐色 。
腹部の紋は、真ん中で分れている

オオハナアブ
ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科、 11-16mm、 4-11月、
黒色で、腹部の太い赤黄色の帯が目立つアブ。頭部は大きくて半球状になっている。

キリウジガガンボ
ハエ目ガガンボ科ガガンボ亜科、 14-18mm、 3-6月、9-11月、
灰褐色で、翅の前縁の色が濃いガガンボ。

ベニシジミ
チョウ目シジミチョウ科シジミチョウ亜科、前翅長 13-19mm、 3-11月、
前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で、裏面は灰色のシジミチョウ。 
春に現れる個体は赤っぽく、夏の個体は黒っぽい。秋には両方のタイプが見られる。


▼ヤガ科の仲間?  頭部の格好からヨトウガの仲間ではないかと、、

ツマグロオオヨコバイ    別名:バナナ虫
カメムシ目ヨコバイ科オオヨコバイ亜科、 13mm前後、3-11月、
黄緑色で、頭部と胸部に黒班があり、翅端が黒くなった大きなヨコバイ。


ホソバヒメカゲロウ
アミメカゲロウ目ヒメカゲロウ科チャバネヒメカゲロウ亜科、前翅長8mm前後、3-8月、 


▼シミ(紙魚)??
シミ目シミ科  8-10mm、色: 銀白色、銀色、グレー、寿命: 約7年~8年
紙魚は、ダンゴムシの体を平たく延ばして銀色にしたような虫で、紙を食べる害虫?
壁の隙間や湿気の多い水道管のそばなどで見かけることが多いとあったので、
パソコンのPgUPボタンから見て6mm前後でやや褐色なので多分違うと思います。

ツノロウムシ(ツノロウカイガラムシ)
カメムシ目カタカイガラムシ科、  ♀6-9mm、 1年中
灰白色の大きなドーム型ロウ殻をつくるカイガラムシの仲間。 
日本国内にはオスは見られず、メスだけで単為生殖している。


▼古竹から出てきたイモ虫      ▼死んだふりしたイモ虫

ビロードツリアブの2匹がお勝手の網戸に居た、飛び始めたばかりかバタバタしていた、
どうしてはいったかはわかりませんが、パソコンにいた虫といい、
どんな家に住んでいるんだと言われそうですが、ヤモリも戸袋から出て来ることもある。
クモも撮りましたが、多くなることと、クモは昆虫ではないので後日回しとします。
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庭の花(3月)ハニーベル、アネモネ、スイセン、バコパ、他

2021-03-22 | 自宅の花
本日は天候もあまり良くないために散歩もパスしました。
従って自宅の花を撮ったものからの投稿です。

ハニーベル    別名:ヘルマンニア
アオイ科ヘルマンニア属、常緑低木、多年草、南アフリカ原産、花期:4月、
黄色いベル状の花が下向きにたくさん咲き、よい香りをもっています。
鉢植えの花ですが,日本の気候には合わないようです。
育てるのは難しいようで、今年限りかもしれませんね。
花の名前が分からず、"教えてGoo"にて知りました、木とは思いませんでした。


アネモネ     和名:ボタンイチゲ
キンポウゲ科イチリンソウ(アネモネ)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:4月~5月
品種は色々あるが、園芸的にはコロナリアを指し、様々な花色や花形がある。

スイセン(水仙)   別名:セッチュウカ(雪中花)
ヒガンバナ科スイセン(()ナルキッスス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:1月~4月、
スイセンにも多くの種類があります、今回はニッポンスイセンとラッパズイセンです。

クリスマスローズ   別名:レンテンローズ、ヘレボルス 等
キンポウゲ科クリスマスローズ属、多年草、花期:1月~3月、
既に投稿です。投稿ですが、今頃あちこちに花を咲かせています。

シラー・シベリカ   別名:シベリアツルボ
ユリ科ツルボ属、多年草、コーカサス地方原産、花期:3月~4月、
青花と白花とがある。小形で丈夫な花です。


バコパ’エンジェルリング’
オオバコ(ゴマノハグサ)科スーテラ属、多年草、南アフリカ原産、花期:3月~11月、
分枝して伸びた茎の葉の付け根から花柄を伸ばし 、花径1~1.5㎝程度の小さな花を咲かせます。

リナリア      和名:ヒメキンギョソウ
オオバコ(ゴマノハグサ)科ウンラン(リナリア)属、1年草、
リナリア フェアリーリップ キンギョのような形をした可憐な花を咲かせる。
花後切り戻せば再び新芽が開花し、長期間花を楽しめるようです。

▼鉢植えのデージー等

裏の山側に投稿済のアカバナユキヤナギやオウバイモドキが見えます。
裏庭の花壇、季節により彩りが変わります。

次に山野草の方が花が咲いてきている野で投稿出来ると思います。
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今年始めて見掛けました、ヒキガエル、これから仲間が来るか? 

2021-03-21 | 日記
今日は春の嵐のような天候でした、何処にも出掛けず、池を眺めていたら、来ていました!
ヒキガエルが以前から春分の日を過ぎた当たりから1週間位の
違いで毎年来ていましたが、最近は周りの環境のせいか来ないこともありました。
外出自粛(?)が解けたのか,久し振りに見ることができました。


チョット用事で席を外し、戻った時には、姿がありませんでした。

*3/22追加 やはり池に居着いているようです。
*見た感じはメスに見えてきたが? 上手く相手が見つかるでしょうか。

☆ ヒキガエル(アズマヒキガエル)
両生類ヒキガエルで世間ではガマガエル、イボガエル等と呼ばれている。
食性は昆虫全般やミミズを主食とする。
主に2つの亜種があり、東日本では、アズマヒキガエル、 
           西日本では、ニホンヒキガエル、
その違いは、アズマヒキガエルの方が、鼓膜が大きい。その他は殆ど同じです。
目から鼓膜の距離が鼓膜の直径より長い (ニホンヒキガエル)、短い(アズマヒキガエル)。 
体中にいぼがあり鼓膜の後ろにある耳線から毒液を分泌する。

ヒキガエル科 体長43-162mm,体重6-450g.これは、10cm前後か。
3月末にはこの池に来て卵を産み付けていましたが、

ひょっこりと遊びに来てくれました。嬉しかったです。もうファミリーです。

アズマヒキガエルの繁殖期は2月~5月。普段は陸上で過ごしていますが、
この産卵時期になるとオスを背負ったメスが水辺に行き、卵を産みます。

そこでオス、メスの違いは、
1.鳴くのはオス。
2.(繁殖期)黄土色になるのはオス。
3.(繁殖期)イボが少なくヌルッ変化はオス。
4.抱きダコができるのはオス。
 
 オスメスが揃わないと分かり難いですね。繁殖期に上に乗っているオスで
普通は、メスの方が大きいので分かりやすいからいいかな?

最後に寿命ですが、飼育環境下:8~11年、自然界:4~5年、
おたまじゃくしの生後から1年間ほどで生き残るのは3%程のようです。

小さな池ですが、大きな鯉は,以前アライグマの餌食になりましたので、
現在は、金魚7匹、黒い文金3匹、黒赤の金魚1匹、そしてメダカ4匹、
近くに寄ると逃げるので離れて撮りました。



メダカは以前水鉢でしたが、池に放したらこんなに泳ぐものかとビックリ、
この冬も乗り切ってくれました。



池にいても写真に撮ることも出来ない、幻?の黒い文金 (青文金)
何故飼っているのか?。。それはアライグマにみつからない為です。
本末転倒な話ですが、元気そうなので満足しています。

番外
池を小さなお地蔵さんが見守ってくれてます、
灯籠に、お付きのものが、下にカメ、上左がカエル、右がゾウ

右は、3/3に撮った時には、草が生えていないが、本日は一輪草の葉が茂っています。
花が咲くのももう間もなくでしょう,二輪草は一輪咲いてました。

我が家の準ファミリーの狸一家、毎日来ていたのが、この所来なくなりました、
多分繁殖期で5月過ぎになれば、又子供を連れて来るようになると思っています。
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春の野草達、カタクリ、オオカワヂシャ、タネツケバナ、ナズナ、他

2021-03-20 | 野草(花)
野草も随分と多く花が咲くようになりました。
かなり雑草に近いものもありますが、雑草と呼ばずに野草としておきます。

知る人ぞ知る話として、留守中に芝刈りをした入江侍従に天皇陛下が諭された言葉で、
「世の中に雑草という名の植物は無い」植物学者・牧野富太郎の言葉を、
昭和天皇が引用されて 「雑草という草はない。 どんな植物でもみな名前があって、
それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。
 人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない」
  入江相政「宮中侍従物語」より

辞典などでは、雑草とは田畑や庭などにはびこり,いろいろな点で人間に有害無益な一群の草をさす。
しかし雑草と呼ばれているものにもハコベ等食べられるものもあります。

カタクリ(片栗)   別名:カタカゴ
ユリ科カタクリ属、多年草、花期:4月
花は茎先に1輪咲き、花弁のつけ根にはW字形の模様があります。
花は夜や、気温の低い日には閉じて開きません。
葉は開花株では2枚、まだ花が咲かない株では1枚つきます。
山野では群生 しますが、普通の道端(1車線の車道)の土手で、笹薮を切り倒した所に咲いている。

オオカワヂシャ(大川萵苣 )
オオバコ科クワガタソウ属、多年草、欧州~アジアにかけての原産 花期:春~夏、
葉腋に穂状の花序を出し、直径5mmほどの淡紫色〜白色の4深裂した花を多数つける。  
湿地に咲く帰化植物の花で特定外来外来生物。溝の下の方に咲いていた。


セントウソウ(仙洞草)
セリ科セントウソウ属、多年草、花期:4月~5月、木陰に生える。
小葉はさまざまな形がある。葉の間から伸びた細い花茎の先に複散形花序をだし、
小散形花序は、5個~10個の白色の小さな花をつける。花弁は5個で内側に曲がる。
       

タネツケバナ((種漬花 )
アブラナ科タネツケバナ属、越年草、花期:3月~5月、水田のあぜ、湿地に生える。
花は茎の先端に穂状花序をなし、花弁は白、果実は棒状で上を向く。 
一見ナズナに似ているが、果実が細長いことから見分ける。


ナズナ(薺)  別名:ペンペングサ
アブラナ科ナズナ属、越年草、花期:3月~6月、道端、畑に生えている。
花は白色で直径約3mm。果実は長さ6〜7mmの倒三角形の扁平な短角果で、先端がへこむ。
和名はなでな(撫菜)、別名は果実の形が三味線のばちににていることによる。

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草 )
キンポウゲ科ヒエンソウ属、1年草、中国原産、花期:4月~5月、
外来種ですが、葉や花が柔らかく綺麗なせいもあり在来の山野草のように思う人も多そうだ。  
葉がセリ科に似ているので、ヤブニンジン、ヤブジラミ等と区別がしにくい。
 
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春の花木、白色~黄色~ピンク色への彩り、春は止まらない。

2021-03-19 | 樹木(花木)
前回はハクモクレンの白色中心でした。
その続きとして白色、黄色及びピンク色の花が目立ってきましたので、
今後咲くサクラ(ソメイヨシノ)の前座として集めてみました。

ユキヤナギ(雪柳)
バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月、
花壇や庭園でもよく植えられていますが、近くの川沿いに多く咲いています。
ユキヤナギの和名は、葉がヤナギに似て、白い多数の花が雪を被ったように見えることから付けられた。 

ユスラウメ(山桜桃梅)
バラ科サクラ属、落葉低木、中国原産、花期:3月下旬~4月上旬、
サクラの花が咲きだすころ、ウメに似た5弁の白~淡紅色の花を枝いっぱいに咲かせます。
よく似た近縁種にニワウメ(Prunus japonica)があります。ニワウメは葉面が無毛ですが、
ユスラウメの若い枝や葉は柔毛で覆われているので区別がつきます。  


スモモ(李)
バラ科スモモ(サクラ)属、中国原産、花期:3月~4月
葉の展開に先立って白い五弁花をつける。 時期的には、梅が終わって桜が咲き出す前で、
ウメや桜に似た花が咲きます。 
スモモの花柄は梅や桃に比べて長く、花芽1節につき3~5個、花びらが丸いのが特徴です
花柄と萼は明るい緑色なので間違いないかと、畑の中ほどにあり近寄れませんでした。

ハナモモ(花桃)
バラ科モモ属、落葉低木、花期:3月~4月、
花を観賞するために改良されたモモです。ピンクや赤は良く見ますがこれは白色です。
樹形には立ち性、枝垂れ性、ほうき立ち性があり、狭いスペースにはほうき立ち性、
広い場所には立ち性や枝垂れ性など栽培されている園芸品種が多くあります。
 

トサミズキ(土佐水木)
マンサク科トサミズキ属、落葉低木、四国原産、花期:3月下旬~4月、
5~7個の丸みのある黄白色の小花が連なり花序になって下垂します。
花弁は5個でヘラ形。雄しべは5個で花弁より短い。ヤクは帯紅色。  

  

ヒュウガミズキ(日向水木)   別名:ヒメミズキ
マンサク科トサミズキ属、落葉低木、近畿地方北部原産、 花期:3月~4月、
葉の出る前に穂状の黄色い花を多数ぶら下げる。ただし、花も葉もトサミズキより小さいのが特徴。
2~3個の丸みのある黄白色の小花が花序  。
宮崎県の日向地方が名前の由来ではないようです。

トサミズキと似て間違い易いですが違いは、
花と花の間隔が狭く、花が多い、花房が小さい(短い),蕊が黄色など

レンギョウ(連翹)   別名:レンギョウウツギ
モクセイ科レンギョウ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~4月、
一般にレンギョウ属の植物を総称してレンギョウと呼んでいます。
2 - 3cmの黄色い4弁の花が、細い枝に密に多数開く。 雌雄異株。
枝は竹のような節を持ち、 節の部分を除いて中空になる。
このことから“空の木”、レンギョウウツギ(連翹空木)とも呼ばれる。 
 

サンシュユ(山茱萸)   別名:ハルコガネバナ
ミズキ科サンシュユ属、落葉高木、中国原産、花期:3月  
既に投稿済ですが、今頃歩いていてもあちこちで見ることがあります。
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いよいよサクラの便りが聞かれますが、
ソメイヨシノは未だこの近辺では時間がかかりそう。
遠くから見ても、モモかコヒカンザクラ等なのか名前が良く分かりません。
   

モモと思います。

サクラの仲間、 枝垂桜

早咲きのサクラです、メジロやヒヨドリが花の中で啄んでいますが、
▼オオカンザクラ?



ヒカンザクラ(緋寒桜)  別名:カンヒザクラ(寒緋桜)  花期:1月~4月、
バラ科サクラ属、落葉小高木、
寒い早春に、葉より先に、緋色または濃桃色の小花を枝一杯に咲かせますが、
樹姿はまとまりのある姿をしています。 
花は開ききらず俯きかげんに咲きます。 花弁ばかりでなくガク(萼)も緋色をしています。 

  ヤマザクラも混じっているかもいるかも?
サクラは勾配種を含めて多くあるので、公園の名札のある木以外は全くわかりません。
次の機会にソメイソシノが多く咲くと思いますので、今日は不本意ながら
中途半端なサクラになってしまいました。
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モクレンの仲間、ハクモクレン、サラサモクレン、コブシ、シデコブシ

2021-03-17 | 樹木(花木)
3年前の3/17にハクモクレンの並木道としてブログにアップしたので、
昨日その場所に買い物の合間に立ち寄ってみましたが、もう散り始めていました。
今はハクモクレンの高い木が家並から頭を出して存在感を示しているのも目に付きます。

ハクモクレン(白木蓮)    別名:ハクレン、ハクレンゲ
モクレン科モクレン属、落葉高木、中国原産、花期:3月~4月
川口川沿いのハクモクレンの並木です。
葉より先に大型の白い花うぃ付ける、花径10-15cm。


        
 

近くの小さな公園や、家庭の庭など至るところで見られます。
      
  
     

  


サラサモクレン(更紗木蓮)   別名:ソトベニハクモクレン (外紅白木蓮) 
モクレン科モクレン属、落葉小高木、花期:3月~4月、
モクレンとハクモクレンとの勾配種で、花弁の内側が白く、外側が紅紫色を帯びている。

近所のモクレン(シモクレン)はまだ蕾状態です。
モクレンかと思いましたが、これは違う種類かもしれません。
石塀越しなので、詳細撮れず、マグノリアの仲間?

モクレンとハクモクレンは、花色以外も大きく異なります。
ハクモクレンは樹高20mに達する高木で、単幹で幹が太くなりますが、
モクレンは樹高4~5mほどの中高木で、株立ちになりやすく、やや横に広がります。
また、ハクモクレンは、花弁は9枚で、開花後に葉が出るのに対して、モクレンは、花弁が6枚、
開花中に葉が出て花が終わるころには葉に隠れてしまいます。

ハクモクレンが出ればコブシもはずせませんね。

コブシ(幣辛夷)    
モクレン科モクレン属、落葉高木、花期:3月~4月、
葉が展開する前に直径7〜10cmの香りのよい白色の花をつける。
花のすぐ下に小形の葉がある。外側の花被片3個は広線形で小さく、内側の6個は大きくて花弁状。
   

シデコブシ(幣辛夷)    別名:ヒメコブシ
モクレン科モクレン属、落葉小高木、花期:3月~4月、
花びらが注連縄などに使われるシデ(四手/紙垂)に似ることからシデコブシと名付けられた。
コブシよりも花びらが細長くて数が多いのが特徴。
通常は花びらが12~18枚ほどある。 
花には微香があり、色は白が普通だが個体差が見られ、薄紅色のものもある。

一気にに春の花木が花を付け始めてきました。
次回から白中心でなくより春らしい彩りあるものをアップする予定。
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