近所を散策中に見掛けた花を幾つかアップしておきます。
色々な色をと思いましたが、黄色みを帯びた花が多くなりました。
▼ホトトギス(杜鵑)
ユリ科ホトトギス属、多年草、花期:8月~9月、
花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名づけられた。
葉のわきに、直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。
茎はふつう枝分かれせず、まっすぐか斜めに伸びます。
ホトトギスの主な品種
ホトトギス、シロホトトギス、タイワンホトトギス、タマガワホトトギス、
ヤマホヨヨギス、ヤマジノホトトギス、キジョウロウホトトギス等があります。
▼ミゾソバ(溝蕎麦 )
タデ科イヌタデ属、1年草、花期:8月~11月、別名:ウシノヒタイ(葉の形から)
山野の溝、水辺に普通に生える。茎は地を這い上部は立ち上がるが、下向きの刺がある。
花の色は、白に近いピンクから濃い赤までいろいろある。
▼ヤクシソウ(薬師草)
キク科オニタビラコ属、越年草、花期:8月~11月、
葉は薄く、基部で茎を抱き、切ると白い乳液をだす。
頭花は、1.5cm程で枝先に多数付ける。花が咲いた後は下を向く。
▼アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科アキギリ属、多年草、花期:7月~11月、
茎は上部で枝分かれし、先端に青紫色の唇形花を何段かに輪生する。
▼アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
キク科アキノキリンソウ属、多年草、花期:8月~11月、
秋に咲く黄金色の花の代表の一つ、頭花は茎の先に散房状に又は総状に多数つける。
中心に両性の筒状花で周りに雌性の舌状花がある。
▼ウインターコスモス(ビデンス) 別名:キクザキセンダングサ
キク科センダングサ属、多年草、メキシコ原産、花期:10月~12月、
ビデンスの仲間は多くあるが、このウインターコスモスはビデンス・ラエビス種 のようです。
花期になると分枝した茎の頂部に、花径3~5㎝程度の頭状花を咲かせます。
花は中心部分の筒状花と花弁のように見える舌状花から成り、花姿はコスモスに似ています。
花色は黄色、白、複色ある。
▼フユノハナワラビ(冬の花蕨)
ハナヤスリ目ハナヤスリ科ハナワラビ属、多年草 見頃:11月~12月 、
シダ植物なので、葉に見えるものは栄養葉(えいようよう)、
花に見えるものは胞子葉(ほうしよう)という。
似たものにオオハナワラビやアカハナワラビがある。
▼コマツヨイグサ(小待宵草)
アカバナ科マツヨイグサ属、越年草、北米原産、花期:4月~11月、
茎は斜めに立ち上がるか匍匐し、株元からよく枝分かれして広がります。
花は葉腋に単生し、大きいものでは径4cmほどになる淡い黄色の4弁花です。
花は夕方から開花し、翌日にはしぼみ、しおれると赤色を帯びます。
▼アレチマツヨイグサ (荒地待宵草 )
アカバナ科マツヨイグサ属、えつ年草、北米原産、花期:7月~9月、
メマツヨイグサによく似て分類が難しいことで知られている。花があれば花が小さく、
花弁と花弁の間に隙間があり、花弁の形もハート形をしていて区別しやすい。
花弁と花弁の間に隙間があるものとのことでアレチマツヨイグサとしたが、
近づけなかったのでやや怪しい。
マツヨイグサの仲間に、マツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサ、
アレチマツヨイグサ、等と大別されています。
花がしぼむと赤くなるのはマツヨイグサ、ミナトマツヨイグサ。
やや赤くなり葉に切れ込みがあるのはコマツヨイグサ。しぼんでも赤くならないのはこのメマツヨイグサ、
小形のヒナマツヨイグサ、大形で花も大きいオオマツヨイグサ。
等の名前のものもあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー