花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

散歩中に出合った花、8月、ハス、オオマツヨイグサ、ショウジョウソウ、ヒオウギ、他

2019-08-17 | 花の写真
少しずつでも歩かないといけないと思い、気をつけて出掛けています。
暑い日が続いていますので、木陰を見付けては短い時間に出合った花達です。
  ▼ハス(蓮)
ハス科ハス属、多年性水性植物、インド原産、花期:6月~8月、根は、蓮根(レンコン)になる。
ハスには、日本、中国、インドを中心に分布する東洋種(ネルンボ・ヌキフェラ)と
主に北米中心に分布するアメリカ種(ネルンボ・ペンタペタラ)の2種がある。
東洋種の花色が紅や白であるのに比べ、アメリカ種は黄色のため、キバナハスとも呼ばれています 。
現在はこの両種の交配品種が多くあり、黄紅や黄白の交配品種もあるようです。
フォトジェニックな大輪の花は、写り映えもするのですが、早い時間帯でないと閉じてしまうので、良い時間に行けませんでした。
      
 
▼オオマツヨイグサ(大宵待草)  
アカバナ科ヨイマチグサ属、越年草、花期:7月~9月、
北米原産の植物をもとに、ヨーロッパでつくられた園芸種といわれる 。
花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花である。花径は大きく、6~8センチくらいある。花弁はハート形で4枚ある、葉の縁は波うつ、萼は赤味お帯びている。
一般にツキミソウと呼ばれている。 富士には月見草がよく似合うと富獄百景(ふがくひゃくけい)に書いた太宰治。この月見草がオオマツヨイグサではないかといわれる。
他にマツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサ等あり紛らわしいですが、
葉にマツヨイグサは葉が細く鋸歯があり、萎んだ花が赤くなるようですが、
これは葉にギザギザが目立っていず波打っているので、オオマツヨイグサとした。

参考までに、以前撮影したぶんから選別してみました。
▼マツヨイグサ 葉が細く縁に粗い歯牙、    ▼コマツヨイグサは地面を這う。 
 
▼メマツヨイグサ 花径が小さく、葉は長楕円形。
 
  ▼ショウジョウソウ(猩々草)
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、
名前の由来は、赤くなる苞が、ショウジョウ(古代中国の空想上の獣で赤く長い髪をした猿に似た生物)の赤い頭髪に似ているので名付けられたそうです。
夏に、花茎の先端に花弁の無い沢山の黄色い小花を咲かせます。花は苞と比べると目立ちません 。 
       
 
▼アスター
キク科エゾギク属、1年草、中国北部原産、花期:7月~8月、
花は3センチほどの小輪から10センチほどの大輪まであり、花色も白、ピンク、紫、赤など豊富にあります。また花形も一重や八重咲き、ポンポン咲きなど様々です。
お盆のころの仏花など切り花としての需要が多い花です。 
 
    ▼ムギワラギク(ヘリクリサム)  別名:テイオウカイザイク、カイガラギク
キク科(キセロ)ヘリクリサム属、多年草(1年草扱い)、オーストラリア原産、花期:5月~8月、
ドライフラワーによく使われ利用される、花弁はケイ酸分を含んでいる為に、かたく麦わらのようでつややかな光沢がある。
 
▼ヒオウギ(檜扇)
アヤメ科アヤメ(ヒオウギ)属、多年草、日本、中国、朝鮮原産、花期:7月~8月、
夏にオレンジ色で斑点のある6弁花が咲く。
名の由来は、葉の並び方が「檜扇」と言う扇子に似ていることから。
  ▼カリガネソウ(雁草、雁金草)
シソ(クマツヅラ)科カリガネソウ属、多年草、花期:8月~9月、
花のつけ根は筒形で、先が5つに裂けている。
そのうちの下につく1つの裂片が舌状に長く伸びて上側に曲がり、濃い斑点が入る。
雄しべ4本と雌しべは大きく飛び出して弓形に下側へ曲がる。
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夏の野草花達(8月-2)、クズ、エノコログサ、ハエドクソウ、ツルニンジン、オモダカ、他

2019-08-15 | 花の写真
夏の野草花の第二弾です、色々ありますが、身近な所からです。
 
    ▼クズ(葛)
マメ科クズ属、つる性多年草、花期:8月~9月、
クズの花穂は下から上へと咲き上がる。濃紺紫色の甘い芳香を発する花を咲かせる。花色には変異がみられ、
白いものをシロバナクズ、淡桃色のものをトキイロクズと呼ぶようです。
つるを伸ばして広い範囲で根を下ろし、繁茂力が高いので直ぐにこんもりとしてくる。
 
  ▼フウセンカズラ(風船葛) 
ムクロジ科 フウセンカズラ属、つる性1年草、北米東南部原産、花期:7月~9月、
夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせ、その後、紙風船のようにふくらんだ袋状の果実をつけます 。 
タネの模様は猿の顔のようにも見え、愛嬌があるんでしたね。
 
 ▼エノコログサ(狗尾草 )
イネ科エノコログサ属、1年草、花期:8月~11月、道端や空き地どこにでも生えている。
関東ではネコジャラシとも呼ぶ、緑色の円柱状の花穂を付け、先はやや垂れる。
ムラサキエノコログサ、アキノエノコログサ、キンエノコロ等は以前の17/10/6参照。
 
 ▼ハエドクソウ(蝿毒草)
ハエドクソウ(クマツヅラ)科ハエドクソウ属、多年草、花期:7月~8月、有毒植物。
花は5mm程で目立たず、実は先がカギ形なった萼に包まれ、イノコズチにてよく衣服に付く。
名の由来は、根の絞り汁でハエ取り紙を作ったことから。
 
  ▼ミズヒキ(水引)
タデ科イヌタデ属、多年草、花期:8月~10月
細長い花序が出て、小花をまばらにつける。花弁はなく、花弁状の萼があり、深く4つに裂ける。
雄しべは5本である、今年は花に出合わないので、花は18/9/10投稿済参照。
 
 
  ▼ツルニンジン(蔓人参) (じいそぶ)
キキョウ科ツルニンジン属、つる性多年草、花期:8月~10月、
花冠は広い鐘形で、白緑色で内側に紫褐色の斑点がある。
似た花でバアソブ(老婆のそばかす)でツルニンジンよりは小振りで、全体的に白い毛が多く、
萼片もやや短いらしい、小川を挟んだ川向こうの為に詳細な確認はしてない。
     
 
 ▼オモダカ(面高)    別名:ハナグワイ、サンカクグサ、イモグサ 
オモダカ科オモダカ属、水生植物 、多年草、花期:8月~9月、
長い葉柄がある独特の矢じり形で、特に葉が細いものをホソバオモダカと呼びます 。
長い花茎を伸ばして3枚の花弁がある純白の花を咲かせます。雄花と雌花の別があります 。
  
▲雄花(雄しべが黄色い)            ▲雌花(雌しべが多数、緑色の球果に)は花茎の下部につく。
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夏の花木達、アメリカノウゼンカズラ、クサギ、サルスベリ、四季咲きネムノキ、フヨウ、他

2019-08-14 | 花の写真
 夏の花木より、いずれの花も暑い夏を思い起こします。
 
 ▼アメリカノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属、落葉蔓性木、北米原産、花期:7月~10月
花冠は黄橙色~赤色、直径3.~4㎝、長さ6~8㎝のトランペット形、先が5裂する。
萼は花と同色 。
 
  ▼ノウゼンカズラ     19/7/04投稿済
中国原産、花が橙色、、花の筒部が短く、直径が大きい。萼が緑色、萼片が長く先が鋭い。
   
 
 ▼クサギ(臭木)
クマツヅラ科クサギ属、落葉低木、花期:8月~10月、
花は、雌雄同株で雌雄同花の両性花で雄性期と雌性期があり、雄性期の方が早く熟し、
成熟するタイミングをずらして、同じ遺伝子同志での繁殖を避ける工夫をしている。  
果実は核果。直径6〜7mmの球形。10〜11月に熟すと光沢のある藍色になる。 
     
 ▲雄性期の花、                ▲雌性期の花(雄しべうなだれてしまう)
 
    ▼サルスベリ (百日紅)
ミソハギ科サルスベリ属、落葉低高木、中国南部原産、花期:7月~9月、
枝先に円錐花序をなして花が次々に咲く。花にはちりめんじわがあり、成木の幹は名のいわれ通り滑らかで、赤褐色です。
       
 
  ▼ナツツバキ(夏椿)
ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。別名はシャラノキ。 花期:6月~7月、
花弁は5枚である。花弁には皺があり、幹は樹皮が灰褐色で薄く滑らかで、花とともに高い観賞価値がある。
           
 
  ▼シロミノコムラサキ(白実の小紫)
クマツヅラフジ科ムラサキシキブ属、落葉小低木 、花期:6月~7月、
コムラサキの白花品種を、シロミノコムラサキと、
ムラサキシキブの白花品種を、シロシキブと言うようです。
コムラサキは、葉腋の少し上方に花序が付く、葉の鋸歯は葉の上方に出来る。
ムラサキシキブは、葉腋の直ぐ近くに花序が付き、鋸歯は葉の全体に出来る。
 
 ▼四季咲きネムノキ
マメ科ネムノキ属、常緑小低木、花期:5月~10月、
次々と一年中、花をつけるネムノキです! 小さくても花をつけるため、すぐに楽しめます 、葉が丸葉でネムノキとは全然違うので区別できる。
     
 ▲本当は鳥の羽のように真っ直ぐのびるようです、咲き始めか?咲き終わり?
     ▼ネムノキの花は既に散ってしまっています。
      
 
 ▼フヨウ(芙蓉)
アオイ科フヨウ属、落葉低木、中国原産、花期:8月~10月、
美しいピンクの大輪の花を咲かせるフヨウは、夏を代表する花木として親しまれています。
近縁種にムクゲがありますが、一般的には雌しべの先が上向きに曲がっているのがフヨウ、
まっすぐなものがムクゲと区別できます。  
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庭の花(8月-2)ミソハギ、カラフトミセバヤ、ギボウシ、フジナデシコ、他

2019-08-13 | 花の写真
まだまだ暑い夏は続きそうですね、庭の花より幾つか選びました。

  ▼ミソハギ(禊萩)
ミソハギ科ミソハギ属、多年草、日本、朝鮮半島原産、花期:7月~9月、
濃いマゼンタピンクの花が茎の先端に穂になって咲く、1輪の花径は1cm弱。
お墓や仏壇に供える盆花として知られている。
                  
       

 ▼カラフトミセバヤ
ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属、多年草、花期:8月~9月、 鉢植え、
茎は直立または斜上するが、時に垂れ下がる 、花は茎頂上に散房状につき半球形、花弁は紅紫色で5個。


 ▼ギボウシ(擬宝珠) 
キジカクシ(ユリ、リュウゼツラン)科ギボウシ(ホスタ)属、多年草、日本,東アジア原産、花期:7月~8月、
庭の植え込み等に使われ、日向でも日陰でも楽しめる。
欧米でも盛んに栽培されて、多くの園芸品種がある。


 ▼ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科ホタルブクロ属、多年草、花期:6月~7月、
まだ咲いていましたので載せちゃいました。

 ▼フジナデシコ (サマーラベンダ)
ナデシコ科ナデシコ属、多年草、花期:7月~9月、 鉢植え、
花色がフジの花に似ているところからきています 、別名:ハマナデシコ
爽やかなピンクや淡い藤色の花を咲かせ、濃い緑色のつやのある茎葉の対比が美しい。
       

 ▼トレニア
アゼトウガラシ(ゴマノハグサ) 科 ツルウリクサ属(トレニア属)、1年草、花期:6月~10月、
トレニアカタリーナヤ、サマーウェーブは既に咲いていますが、トレニア・フルニエリは草陰から咲き始めました。
     

 ▼アサガオ       ベランダプランターにて            ▼マンリョウ  草藪の陰から


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夏の小さな野草花達、ナガエコミカンソウ、キツネノマゴ、ミズタマソウ、コニシキソウ、他

2019-08-12 | 花の写真
 道端の雑草の中にも、小さくてもけなげに咲いている花がありました。
 
▼ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)  別名:ブラジルコミカンソウ
コミカンソウ(トウダイグサ)科コミカンソウ属、小低木、インド洋南西部原産、花期:7月~10月、
日本在来のコミカンソウに似ているが、全体に大型で、特に花が数mmの長い柄の先につく点で容易に区別できる 。
木と言うより草のようでした。以前にコナスビも小さな実でしたが、これも又小さな実です。
 以前に実として投稿したのは18/10/24でした。
 
▼キツネノマゴ(狐の孫)
キツネノマゴ科キツネノマゴ属、1年草、花期:8月~10月、
道端に生える小柄な雑草である。やや湿ったところを好む。夏に赤紫の小さな花をつける。 
 
  ▼ミズタマソウ
 アカバナ科ミズタマソウ属、多年草、花期:8月~9月、
 茎は20~50cmになり毛が生える、花弁は2個
                   
 
   ▼ドクゼリ?
 セリ科ドクゼリ属、多年草、有毒植物、花期:6月~8月
         
 
▼ヤマゼリ
セリ科ヤマゼリ属、多年草、花期:7月~10月、
セリ科の植物はよく似ていて識別が困難です。小形の複散形花序に白色の小花が開く。
     
 
▼オオニシキソウ
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、北米原産、花期:6月~10月、
ニシキソウの仲間は花が肉眼では見つけれれないほど小さいが、このオオニシキソウは3~4mmと大きい。
茎や果実はつるんとしていますが、大きくて茎全体が立ち上がる 。
     
     
 
 ▼ニシキソウ? オオニシキソウとは違うようで、コニシキソウは子房に毛がはえている。
 
▼コニシキソウ
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、北米原産、花期:6月~9月、
地面を這って広がり節から根を出すこともある、葉は長楕円長さ7~10mm、黒い斑紋がある。
コニシキソウは、葉っぱのつけ根に目立たない花を咲かせます。しかも小さいので咲いていてもなかなか気づきません。
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百合の仲間と似た花達、ヤマユリ、カノコユリ、オニユリ、アマリリス、ナツズイセン、他

2019-08-11 | 花の写真
 少しはパッとする様な花がないかと思いましたが、
これらの花しかありませんでした。あまりパッとしませんね。

▼ヤマユリ(山百合) 
ユリ科ユリ属、多年草、花期:7月~8月、
強い芳香と、垂れて来た花粉が付くとイヤですが、
イノシシに球根を取られてしまいましたが、それでもあちこちには残してくれてた様で、結構楽しめました。

▼ユリ (アジアティツク・ハイブリッド)

▼カノコユリ   
ユリ科ユリ属、多年草、花期:7月~8月、
花に紅色の鹿ノ子絞りみたいな模様が入る所からカノコユリ 、一番分かり易いです。
 
▼オニユリ(鬼百合)  
ユリ科ユリ属、多年草、花期:7月、
茎の下半分位の葉の付け根に黒紫色の珠芽(ムカゴ)ができる 。
コオニユリはこのムカゴは付かない。(左下分かり難いですが、黒い部分がムカゴ)


▼インドハマユウ(アフリカハマユウ)  
ヒガンバナ科ハマオモト属、多年草、6月~7月、
花が白くてテッポウユリににていますが、園芸品種で色々な色があるようです。 
 

 ▼アマリリス   ヒガンバナ科ヒッペアストルム属、多年草、春咲き、秋咲き品種がある。
長くて太い茎の先に、ユリによく似た大きめの花を複数つけるアマリリス 。
   

▼ノカンゾウ   ユリ科ワスレグサ(ヘメロカリス)属,多年草、花期:7月~8月、
似た花のヤブカンゾウは八重咲きです。
         

  ▼ヘメロカリス  ワスレグサ(ユリ)科 / ワスレグサ属(ヘメロカリス属)6月~7月、 
キスゲやノカンゾウ等の自生種を元に園芸品種されたものをヘメロカリスと呼んでいる。
別名デイリリーの名の通り1日花ですが、1本の花茎に数個の花が順番に咲いていく。
       

 ▼ナツズイセン(リコリス・スクアミゲラ)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属、多年草、花期:8月、
きれいなピンク色の花。 ・茎は太い。 ・花のあとで出てきた葉っぱが 枯れた後に、花芽が伸びてくる。 
よく似た彼岸花より 1ヶ月以上早く、8月頃に咲く。
 
 
▼アルストロメリア  和名:ユリズイセン  別名:ユメユリソウ、
ユリ(ユリズイセン)科アストロメリア(ユリズイセン)属、多年草、南米原産、花期:5月~7月、
花色が豊富で、色鮮やかなものからパステル調やシックな感じのものまで、多彩でエキゾチックな花です。
花弁の一部に縞模様(条斑、条紋)が入り、これが大きな特徴 です。

ユリ科はまだまだありますがテッポウユリやタカサゴユリなど出合わなかったので見落としてしまったか?
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暑い夏はセミの世界、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ、

2019-08-09 | 昆虫
毎日暑い暑い日が続いています、朝から、日中も夕方まで、
セミの鳴き声が延々と続いています。
 
セミは、カメムシ目・頸吻亜目・セミ上科に分類される昆虫の総称。 
世界には約1600種類、そのうち日本には約30種類がいるそうです。

どの種類も鳴くのは、オスだけが鳴きますが、口から声を出しているのではなくて、
腹で音をだしている。勿論メスを求めて頑張って鳴いています。
腹の中に発音膜、発音筋をふるわせて、腹部を覆う腹弁で強弱や調子を変えている。
抜け殻 たぶんアブラゼミでしょうか。
 
抜け殻 ニイニイゼミと思われます。泥がついているのが特徴です。
家の周りに抜け殻がたくさんありますが、羽化を最近は見たことがありません。
セミにとって一番敵におそわれる危険性が高いため、夜にひっそりと行わるれのがふつうです。
夕方頃歩き回っている幼虫を探して夜に観察するようにです(羽化時間約4時間)
神秘的な瞬間に出合いたかったら試してみてください。

▼アブラゼミ抜け殻から出て間もなくか左翅が不完全です。
 
▼アブラゼミ
大きさ:53-60mm、時期:7月ー9月、ジージリジリジリと鳴く。
茶色のまだら模様の翅を持ったおなじみのセミ。
 

ミンミンゼミ
57-63mm、7-9月、ミーンミンミンミンミーと鳴く。
翅は長くて透明、黒地に緑色の斑紋があるセミ。
    
  ▼ミンミンゼミ&アブラゼミのツーショット
       

  ▼ヒグラシ
53-60mm、7-9月、カナカナカナと、夕方と早朝に哀調のある声で鳴く。
翅は透明、褐色地に緑色の斑紋がある。オスは腹が長くメスは短い、写真はオス。
  

  ▼ニイニイゼミ
32-40mm、6-9月、ジージーと鳴く。家の雨樋に来て休んで行きました。
翅は灰褐色の斑模様がある小振りのセミです。
    

 他にクマゼミやツクツクボウシなどいますが、クマゼミは見たことがなく、
 ツクツクボウシはこれから鳴くのが聞こえるようになると思います。
  *9/3 ツクツクボウシ 追加
 ▼ツクツクボウシ
 40-47mm、7-10月、細身で黒っぽく、緑色の斑紋があるセミ。 
姿よりも「オーシィ・ツクツク・オーシィ…」という鳴き声で有名。 
  
夏の終わり頃に個体数が増えて鳴き声が目立つようになるので、秋を告げるセミとされる。 

 <セミの一生>
木に産み付けられた卵からスタートし、そのまま冬を越して次の年に卵から帰った幼虫は、
木から落ちて土にもぐり、種類により違いますが、土の中で3年~17年間過ごして、
やっと地面に出てきて、草木に登って羽化してセミの成虫になる。
そしてセミになってからは3週間から1ヶ月位でセミの一生は終わる。
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近所散策の野草から、アキノタムラソウ、ワレモコウ、アキカラマツ、コバノカモメヅル、他

2019-08-08 | 花の写真
近所を歩いていて毎年時期がくれば咲いてくれる野草花です。

     ▼アキノタムラソウ
シソ科アキギリ属、多年草、東アジア原産、花期:7月~10月、
先端の青紫色の唇形花を何段かに輪生する。花冠は1~1.3cm、上段はやや直立し、下唇は3裂し、萼の内側に毛がある。

       

  ▼ワレモコウ(吾亦紅)
バラ科ワレモコウ属、多年草、花期:8月~10月、
枝先に暗赤色の円頭状の直立した花穂を付ける、花弁は無く4個の萼片があり、上から下に咲き進む。
  

 ▼アキカラマツ(秋唐松)  別名:タカトウグサ(高遠草)  
キンポウゲ科カラマツソウ属、多年草、花期:7月~9月、
茎の先におおきな円錐花序をだし、淡黄白色小さな花を多数つける。

  ▼キツネノカミソリ
ヒガンバナ科ヒガンバナ属、多年草、花期:8月~9月、 有毒植物
葉は夏には枯れ、その後に30~50cmの花茎を出し、黄赤色の花が3~5個散形状に咲く。  

 ▼ヤマホトトギス
ユリ科ホトトギス属、多年草、花期:7月~9月、
茎の先端と葉の腋に腺毛のある散房花序を出し、白色で紫色の斑点があり、花被片は6個で強く反り返る。
よく似たヤマジノホトトギスとは花被片が平開で反り返らない、時期も少し遅い。

  ▼ヤブマオ
イラクサ科カラムシ属、多年草、花期:8月~10月、
葉は対生、長さ10~15cmの卵状長楕円形で質はやや厚くざらつき縁に粗い鋸歯がある。
下部には雄花序を上部には雌花序をだす。 写真は雌花序です。
 

   ▼コバノカモメヅル
ガガイモ科カモメヅル属、多年草、花期:7月~9月、
花は葉の腋から出る花柄の先にまばらに付く、花冠は暗紫色で6~8mm。

  ▼シロバナカモノヅル?
ガガイモ科カモメヅル属、多年草、花期:7月~9月、
コバノカモメヅルの直ぐ近くにあつたのですが、色が違うのでシロバナとしましたが、似たアズマカモメヅルかもしれません。
花の形になっていませんので、特定出来ず後日見にいきましたら、さすが老人でも通る様な場所なので、見事に草刈りがしてあり、跡形もありませんでした。
   
 しかし、この葉にヒメジュウジナガカメムシがいましたので、この虫はガガイモ科に付くので、
 ガガイモ科だけは間違いないでしょう。
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近所の花木から、クコ、アベリア、ヤマハギ、タラノキ、ハナイカダ(実)、他

2019-08-05 | 花の写真
最近は暑くて出歩かないので、7月中旬頃の花木からです。

   ▼クコ(枸杞)
ナス科クコ属、落葉低木、東アジア原産、花期:8月~10月 、
薬膳料理でお馴染みのクコです、花後に赤い可愛い果実を付ける。
葉を香味野菜として食べたり,乾燥して茶にする.果実を生食したり,
クコ飲料などの製造に使う。

 ▼アベリア   和名:ハナツクバネウツギ
スイカズラ科ツクバネウツギ属、シナツクバネウツギの園芸品種、花期:5月~10月、
公園や道路脇などに多く見られる、長期間にわたって白やピンクの小さな花を次々と咲かせる。

 ▼ヤマハギ(山萩)
マメ科ハギ属、落葉半低木、花期:7月~9月、
秋の七草のひとつ、万葉の歌に詠まれているのも殆どがこの品種。
   

 ▼タラノキ
ウコギ科タラノキ属、落葉低木から高木、花期:8月~9月、
幹の先端に長さ30~50cmの大きな複数花序、淡緑色の小さな花を多数付ける。
分かれた枝の頂端のものは両性の花が付くが、下のほうには雄花が付くことが多い。
   

 ▼ハナイカダ(花筏)   別名:ヨメノナミダ
ミズキ科ハナイカダ属、落葉低木、日本、中国原産、花期:4月~5月、
 雌雄異株、一般的に 葉の上に複数花が咲くのが雄、ひとつしか咲かないのが雌なんです。 
 

 ▼アメリカフヨウ
アオイ科フヨウ属、宿根草、北米原産、花期:7月~9月、
フヨウは落葉低木ですが、アメリカフヨウは宿根草でした。
ハイビスカスの仲間ですので花木と思っていました。
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庭の花(8月)ルドベキア・タカオ、レウイシア・コチドレン、オミナエシ、コリウス、他

2019-08-04 | 自宅の花
  8月の庭の花は寂しいですが、それでも返り咲きを含めてなんとかなっている。

  ▼ルドベキア・タカオ    別名:ルドベキア・トリロバ
キク科ルドベキア(オオハンゴウソウ)属、宿根草、北米原産、花期:7月~10月、
小輪の可愛い花を付ける、こぼれ種でどんどん増えています。
  
   

  ▼レウイシア・コチドレン
スベリヒユ科レウイシア属、多年草、北米原産、花期:5月~6月、
常緑性、堅く肉厚の多肉植物の様な葉をロゼット状に広げて、春の花芽をつけるのですが、
今また咲き始めています、以前に白い花の時は気が付かなかったのですが、
この花を見て、レウイシアコチドレンと思い出しました。
  

  ▼オミナエシ(女郎花)
スイカズラ(オミナエシ)科オミナエシ属、多年草、シベリア~東アジア原産、花期:8月~9月、
日当たりの良い草原に自生する、秋の七草、数本の茎を真っ直ぐに伸ばして先端の多数の黄色い小花咲かせる、
小さな花は上から見ると5弁花に見えるが基部は筒形です。

  ▼アイビーゼラニウム
フウロソウ科テンジクアオイ(ペラルゴニウム)属、多年草、南アフリカ原産、花期:4-7月、9-11月、
常緑性で開花期が長い、茎が半つる性で這うように横に広がる。
暑さに弱いはずですが、この暑さでも咲いてくれてます。
     

 ▼ヤブラン(藪蘭)
キジカクシ科ヤブラン属、多年草、花期:8月~10月、
     

 ▼コリウス    和名:キンランジソ
シソ科コリウス属の植物の総称です。1年草扱い、東南アジア原産、鑑賞期:5月~10月、
葉を鑑賞する草花で、花に劣らない華やかさがあり、初夏から秋まで葉の彩りを楽しめる。

         
 

       ▼ジュズサンゴ(数珠珊瑚)  別名:ハトベリー
ヤマゴボウ科リビナ属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
小さな花を房状に咲かせる、花径約3mmで、花弁のように見えるのは萼片4枚で薄紅色から白色です、
花後は光沢のある鮮やかな赤色の果実を実らせる。
         

  ▼タマサンゴ(玉珊瑚)
 ナス科ナス属の低木まだまだ青いですが、ついでですので載せておきます。
         

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