少しずつでも歩かないといけないと思い、気をつけて出掛けています。
暑い日が続いていますので、木陰を見付けては短い時間に出合った花達です。
▼ハス(蓮)
ハス科ハス属、多年性水性植物、インド原産、花期:6月~8月、根は、蓮根(レンコン)になる。
ハスには、日本、中国、インドを中心に分布する東洋種(ネルンボ・ヌキフェラ)と
主に北米中心に分布するアメリカ種(ネルンボ・ペンタペタラ)の2種がある。
東洋種の花色が紅や白であるのに比べ、アメリカ種は黄色のため、キバナハスとも呼ばれています 。
現在はこの両種の交配品種が多くあり、黄紅や黄白の交配品種もあるようです。
フォトジェニックな大輪の花は、写り映えもするのですが、早い時間帯でないと閉じてしまうので、良い時間に行けませんでした。
▼オオマツヨイグサ(大宵待草)
アカバナ科ヨイマチグサ属、越年草、花期:7月~9月、
北米原産の植物をもとに、ヨーロッパでつくられた園芸種といわれる 。
花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花である。花径は大きく、6~8センチくらいある。花弁はハート形で4枚ある、葉の縁は波うつ、萼は赤味お帯びている。
一般にツキミソウと呼ばれている。 富士には月見草がよく似合うと富獄百景(ふがくひゃくけい)に書いた太宰治。この月見草がオオマツヨイグサではないかといわれる。
他にマツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサ等あり紛らわしいですが、
葉にマツヨイグサは葉が細く鋸歯があり、萎んだ花が赤くなるようですが、
これは葉にギザギザが目立っていず波打っているので、オオマツヨイグサとした。
参考までに、以前撮影したぶんから選別してみました。
▼マツヨイグサ 葉が細く縁に粗い歯牙、 ▼コマツヨイグサは地面を這う。
▼メマツヨイグサ 花径が小さく、葉は長楕円形。
▼ショウジョウソウ(猩々草)
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、
名前の由来は、赤くなる苞が、ショウジョウ(古代中国の空想上の獣で赤く長い髪をした猿に似た生物)の赤い頭髪に似ているので名付けられたそうです。
夏に、花茎の先端に花弁の無い沢山の黄色い小花を咲かせます。花は苞と比べると目立ちません 。
▼アスター
キク科エゾギク属、1年草、中国北部原産、花期:7月~8月、
花は3センチほどの小輪から10センチほどの大輪まであり、花色も白、ピンク、紫、赤など豊富にあります。また花形も一重や八重咲き、ポンポン咲きなど様々です。
お盆のころの仏花など切り花としての需要が多い花です。
▼ムギワラギク(ヘリクリサム) 別名:テイオウカイザイク、カイガラギク
キク科(キセロ)ヘリクリサム属、多年草(1年草扱い)、オーストラリア原産、花期:5月~8月、
ドライフラワーによく使われ利用される、花弁はケイ酸分を含んでいる為に、かたく麦わらのようでつややかな光沢がある。
▼ヒオウギ(檜扇)
アヤメ科アヤメ(ヒオウギ)属、多年草、日本、中国、朝鮮原産、花期:7月~8月、
夏にオレンジ色で斑点のある6弁花が咲く。
名の由来は、葉の並び方が「檜扇」と言う扇子に似ていることから。
▼カリガネソウ(雁草、雁金草)
シソ(クマツヅラ)科カリガネソウ属、多年草、花期:8月~9月、
花のつけ根は筒形で、先が5つに裂けている。
そのうちの下につく1つの裂片が舌状に長く伸びて上側に曲がり、濃い斑点が入る。
雄しべ4本と雌しべは大きく飛び出して弓形に下側へ曲がる。
そのうちの下につく1つの裂片が舌状に長く伸びて上側に曲がり、濃い斑点が入る。
雄しべ4本と雌しべは大きく飛び出して弓形に下側へ曲がる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー