花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

暑い夏はセミの世界、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ、

2019-08-09 | 昆虫
毎日暑い暑い日が続いています、朝から、日中も夕方まで、
セミの鳴き声が延々と続いています。
 
セミは、カメムシ目・頸吻亜目・セミ上科に分類される昆虫の総称。 
世界には約1600種類、そのうち日本には約30種類がいるそうです。

どの種類も鳴くのは、オスだけが鳴きますが、口から声を出しているのではなくて、
腹で音をだしている。勿論メスを求めて頑張って鳴いています。
腹の中に発音膜、発音筋をふるわせて、腹部を覆う腹弁で強弱や調子を変えている。
抜け殻 たぶんアブラゼミでしょうか。
 
抜け殻 ニイニイゼミと思われます。泥がついているのが特徴です。
家の周りに抜け殻がたくさんありますが、羽化を最近は見たことがありません。
セミにとって一番敵におそわれる危険性が高いため、夜にひっそりと行わるれのがふつうです。
夕方頃歩き回っている幼虫を探して夜に観察するようにです(羽化時間約4時間)
神秘的な瞬間に出合いたかったら試してみてください。

▼アブラゼミ抜け殻から出て間もなくか左翅が不完全です。
 
▼アブラゼミ
大きさ:53-60mm、時期:7月ー9月、ジージリジリジリと鳴く。
茶色のまだら模様の翅を持ったおなじみのセミ。
 

ミンミンゼミ
57-63mm、7-9月、ミーンミンミンミンミーと鳴く。
翅は長くて透明、黒地に緑色の斑紋があるセミ。
    
  ▼ミンミンゼミ&アブラゼミのツーショット
       

  ▼ヒグラシ
53-60mm、7-9月、カナカナカナと、夕方と早朝に哀調のある声で鳴く。
翅は透明、褐色地に緑色の斑紋がある。オスは腹が長くメスは短い、写真はオス。
  

  ▼ニイニイゼミ
32-40mm、6-9月、ジージーと鳴く。家の雨樋に来て休んで行きました。
翅は灰褐色の斑模様がある小振りのセミです。
    

 他にクマゼミやツクツクボウシなどいますが、クマゼミは見たことがなく、
 ツクツクボウシはこれから鳴くのが聞こえるようになると思います。
  *9/3 ツクツクボウシ 追加
 ▼ツクツクボウシ
 40-47mm、7-10月、細身で黒っぽく、緑色の斑紋があるセミ。 
姿よりも「オーシィ・ツクツク・オーシィ…」という鳴き声で有名。 
  
夏の終わり頃に個体数が増えて鳴き声が目立つようになるので、秋を告げるセミとされる。 

 <セミの一生>
木に産み付けられた卵からスタートし、そのまま冬を越して次の年に卵から帰った幼虫は、
木から落ちて土にもぐり、種類により違いますが、土の中で3年~17年間過ごして、
やっと地面に出てきて、草木に登って羽化してセミの成虫になる。
そしてセミになってからは3週間から1ヶ月位でセミの一生は終わる。
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