花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

近所散策の野草から、アキノタムラソウ、ワレモコウ、アキカラマツ、コバノカモメヅル、他

2019-08-08 | 花の写真
近所を歩いていて毎年時期がくれば咲いてくれる野草花です。

     ▼アキノタムラソウ
シソ科アキギリ属、多年草、東アジア原産、花期:7月~10月、
先端の青紫色の唇形花を何段かに輪生する。花冠は1~1.3cm、上段はやや直立し、下唇は3裂し、萼の内側に毛がある。

       

  ▼ワレモコウ(吾亦紅)
バラ科ワレモコウ属、多年草、花期:8月~10月、
枝先に暗赤色の円頭状の直立した花穂を付ける、花弁は無く4個の萼片があり、上から下に咲き進む。
  

 ▼アキカラマツ(秋唐松)  別名:タカトウグサ(高遠草)  
キンポウゲ科カラマツソウ属、多年草、花期:7月~9月、
茎の先におおきな円錐花序をだし、淡黄白色小さな花を多数つける。

  ▼キツネノカミソリ
ヒガンバナ科ヒガンバナ属、多年草、花期:8月~9月、 有毒植物
葉は夏には枯れ、その後に30~50cmの花茎を出し、黄赤色の花が3~5個散形状に咲く。  

 ▼ヤマホトトギス
ユリ科ホトトギス属、多年草、花期:7月~9月、
茎の先端と葉の腋に腺毛のある散房花序を出し、白色で紫色の斑点があり、花被片は6個で強く反り返る。
よく似たヤマジノホトトギスとは花被片が平開で反り返らない、時期も少し遅い。

  ▼ヤブマオ
イラクサ科カラムシ属、多年草、花期:8月~10月、
葉は対生、長さ10~15cmの卵状長楕円形で質はやや厚くざらつき縁に粗い鋸歯がある。
下部には雄花序を上部には雌花序をだす。 写真は雌花序です。
 

   ▼コバノカモメヅル
ガガイモ科カモメヅル属、多年草、花期:7月~9月、
花は葉の腋から出る花柄の先にまばらに付く、花冠は暗紫色で6~8mm。

  ▼シロバナカモノヅル?
ガガイモ科カモメヅル属、多年草、花期:7月~9月、
コバノカモメヅルの直ぐ近くにあつたのですが、色が違うのでシロバナとしましたが、似たアズマカモメヅルかもしれません。
花の形になっていませんので、特定出来ず後日見にいきましたら、さすが老人でも通る様な場所なので、見事に草刈りがしてあり、跡形もありませんでした。
   
 しかし、この葉にヒメジュウジナガカメムシがいましたので、この虫はガガイモ科に付くので、
 ガガイモ科だけは間違いないでしょう。
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