花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

夏の野草花(8月-3) シラヤマギク、ヤブハギ、ヤマジノホトトギス、オトコエシ、他

2019-08-21 | 花の写真
ぶらり野道を行けば、野草花達が迎えてくれます。

 ▼シラヤマギク(白山菊)
キク科シオン属、多年草、花期:8月~10月、
似たような花が多いが、花径2cm程で、舌状花の花は少ない、疎らに付くのが特徴。
春の若苗は、ヨメナに対しムコナと呼んで食用にすると言う。
  

 ▼ヤブハギ(藪萩)
マメ科ヌスビトハギ属、多年草、花期:8月~9月、ヌスビトハギの変種。
花序に、淡紅色の花をまばらにつける。花は蝶形で長さ3〜4mm。
節果には短い柄があり、半月形の小節果がふつう2個つく。  

 ▼ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
ユリ科ホトトギス属、多年草、花期:8月~10月、
花は茎の先や葉腋に1〜3個つき、上向きに咲く。花被片は紅紫色〜暗紫色の斑点があり、上半部は平開する。
似たヤマホトトギスは、19/8/08 に投稿済。
   

 ▼カナムグラ(鉄葎)
アサ科カナハナソウ属、つる性1年草、花期:8月~10月、
道ばたや荒れ地などに生える。茎や葉柄には下向きの刺があり、ほかの木や草にからみつく 。
雌雄異株、雄株は花が疎らにつくが、小さくてこの写真ではわかりませんが、
見えているのは短い花糸に大きな葯が垂れ下がっているんです。 
   
 雌花は苞に包まれ、下向きの短い球穂状花状につく。 雌花は苞に包まれ、下向きの短い球穂状花状につく。 
     

 ▼オトコエシ(男郎花)
オミナエシ(スイカズラ)科オミナエシ属、多年草、花期:8月~10月、
オミナエシ(女郎花)より強そうな感じがすることからこの名がある。花が白以外の違いはなさそうだ。
    

 ▼ジュズダマ(数珠玉)
イネ科ジュズダマ属、多年草、熱帯アジア原産、花期:8月~9月、
雄小穂と雌小穂があり、苞葉が変形した「つぼ」に納まった雌小穂群と「つぼ」から
突き出した雄小穂群で1つの花序ができている。
 
   ▼カタバミ(酢漿草)
カタバミ科カタバミ属、多年草、花期:5月~9月、
ハート型の葉を3枚つけ 、葉の脇から長い花柄を伸ばし、黄色い小さな5弁花をつける。
雄しべは長いものと短いものが5本ずつある。雌しべの花柱は5本である。 
今出合っても不思議がないが、何か懐かしい気がしたので撮ってしまいました。
 
     
   どんなに 小さな花にも小さな昆虫も、どちらも必要としてる、必要とされている、
 自然の中で見事に共生しているんですね。
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