THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(みすちばす 編)

2024-07-04 22:58:10 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

セカンドアクトには勿体ないくらい・・・・
小樽からの出演で「みすちばす」
(オリジナル&東京スカパラダイス・オーケストラのカバー・バンド)
11:40~12:05

ガラッとジャンルも変わるベテラン

このバンド見るのは2回目
以前に見たのは小樽ライブハウスの老舗「ゴールド・ストーン」での「北運河の夜イベント」
あれは、2018年11月のことだった
忘れもしない、彼等は中盤の5番手だった
ナイスガイのサワダケンジ君が主催していてよくSTAも出演していたものだ
それ以来の対バンだけに超久しぶり

ここからは怒涛の硬派なバンド攻勢です。

隣町の小樽で結成24年という輝かしき実績を誇る、9人編成の燻し銀大御所が登場。

(1月1日に結成。
なるほど、覚えやすいね)

全曲聞き応え満点なスカパラとオリジナルソングを披露してくれました。

このなんとも不思議なバンド名ですが、マサはずっとメンバー達の頭文字を合体させた造語だと思い込んでいました。

ところが、舞台の袖にてオーラ全開のタキさんへ直接伺ったところ、なんと英語で「やんちゃ」という意味のスラングなんだそうですよ。

アルファベットだと、中々そう読めないらしいので、あえてひらがな表記にしているのだとか。

なるほど・・・勉強になるなあ。

目から鱗状態だ
そこいらにゴロゴロと転がってるみっともない名前を誇らしげにしているバンド連中にもこの心意気を学ばせてやりたい心境だ

メンバーの構成を紹介しますと・・・・下手に陣取るキーボードは2段構えのヤマハ&NORD STAGEをセットするタキさんの奥様で拓子さん(コーラスも兼任)。

帽子を着用

椅子に座ってのプレイ

シンザンは親子だったけど、こちらはご夫婦

アルトサックス&コーラスは眼鏡と帽子姿の勉氏

ボーカルとMCも兼任

黄色いスニーカーがド派手なバリトン・サックスは大樹くん
右手に持ったIPHONEでステージ上から激写していたよん

男顔負けなテナー・サックスは仁子嬢

トランぺッターの青年は岩井くん
彼はユーチューブでSTAの存在を知っていたのだ
しばし、その件でマサと会話を交わしたよ

トロンボーンは松井くん(アロハシャツとジーンズ姿)

白いポロシャツを着こんだドラムスは秀孝氏

おお!

お洒落な帽子を被ったベースは超絶に久しぶりのキラーちゃん

白いTシャツとサングラスがお似合い(目にも鮮やかなお馴染みメタリック・ブルーのシェクター・プレシジョンタイプ・ベースを愛用。メイプル指板)

ちなみに「みすちばす」初期の頃、ラズベリーのキラー兄ちゃんは加入していたんだそうです。

そしてY・PROJECTを率いる世界のマッツ情報だと、このバンドに「脳天チョッパーズ」のメンバーが1人在籍しているそうです

(残念ながらマッツは仕事で、このバンドの出演時間には間に合わなかった・・・・)。

その人が綺麗なウエーブのかかったロングヘアのカリスマ・タキさん(フェンダー・カスタムショップを愛用

ボディカラーはバーガディミストのストラトキャスター。ローズ指板

予備に同じくストラトキャスターの白も持参するという徹底ぶり
さすが拘り具合が半端ない

メインのリードボーカリストでもある)が「脳天チョッパーズ」ミュージシャン。

トレードマークはハットと十字架のペンダントさ

特にタキさんとマサは舞台袖楽屋口でご挨拶を交わしてしばしの間、歓談。(主にタキさんの2本のギター話

だってステージサイドの床にハードケース蓋を開けていたから当然のごとく目を引いたのさ)

まずは互いに名刺交換を済ませて、そばに神々しく置かれていたマッチレスのギターアンプ(超高価な一品!)とその上に置かれたエコー・チェンバーについて盛り上がりました。

もろに大好きなチャーと同一仕様なんだそうで、イギリス製のテープ・エコーはプリ・アンプとして活躍しているのだとか。

この辺の徹底したコダワリ具合からして、一筋縄ではいかないポリシーがビシビシと伝わってきますね。

アメリカンもいいけれど、ブリティッシュ系が特に好みだそうで、クラプトン、ジミヘン、ジェフ・ベックなどがゴヒイキなんだそうですよ。

そうそう、小樽駅前にて「TAKI’S BAR」を経営しているそうです。


トランペットの岩井君曰く
小樽では伝説と化したバンド「スターレスネオ」が去年、残念ながら数多くのファンからの惜しまれつつも解散を遂げた
そこのホーンセクションがそのまま「みすちばす」へ合流したんだそうだ
タイミングがゴージャス過ぎるくらいにナイスな采配


ステージの入れ替えとサウンドチェックには15分が用意されている
・・・・(-_-;)

はい、さてさて、皆さん、しっかりとついてきていますか。
準備万端整いましたよ。

それではそろそろ「みすちばす」のライブ・レポートと参りましょうか。
心して臨め!


ハルカ嬢がステージ上手でマイクを手に盛大なるアナウンスを声高らかに発する
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

いよっ、待ってました
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)
アップビートの「パラダイス・ハズ・ノー・ボーダー」から威勢よく開始
東京スカパラダイス・オーケストラがオープニングに飛び出した
2017年3月8日に発売された20作目の同名オリジナル・アルバム(オリコン週間チャートでは最高ランキング6位を記録)8曲目に収録
「音楽がある場所はすべてが楽園の領土
音楽で世界中の人々と手をつなぐ」というスカパラが掲げる精神を表している
荘厳なるテーマだね
そのスジモンにとっては爆発的な人気を誇る永遠の名曲。
いついかなる時にでも口ずさめるそうだ。
スカパラと言えば元STAのザッキーが在籍していた「ダメンズ・イレブン」そしてベースのタクマくん率いる「ジャンブル・デクテック」を彷彿とさせるなあ」」
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
エナジー一杯に貴重なショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を一気に貫いた
エキサイティングなイントロ一発で脳天もスパーク状態。
ラテンのノリでピアノによる繊細なるフレーズからはじまって、ワウ・ペダルを駆使したギターが軽快に被さる

とっても可愛らしいメロディで、それをあえて、セレクトするところのセンスもピカイチですね。

トロンボーン&トランペットによるソロもよくこなれていて、抜群のショーマンに徹しています。

ブレイクの連発で掴みはバッチリとオーケーさ
ハッとする瞬間も効果絶大
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃に心酔する。
序盤戦にこれほどふさわしいスピードチューンはないでしょう
とにもかくにもメンバー達が一時たりとも同じ場所にいない
せわしなくステージのあちこちを駆けずり回る
正直、演奏だけで大変ヘヴィーなはずなのにね
ワイヤレス・システムの特性を最大限に生かすべく縦横無尽に動く
それは男女問わずだ
特にホーン・セクションの活躍には圧倒された
ご本家も真っ青なアクションを繰り広げる
涼しい顔して余裕と貫禄をみなぎらせて
強引なまでに観客をグイグイと引き込む
コールレスポンスの連続
御見それしました
もう降参だ
まずはご挨拶替わりといったところか

アルトサックスがいきなりのMC
「ハーイ、どうもどうも!
楽しんでいますか!!??
もう1曲スカパラいきますよ!!~~」
と、先ほどはインストウルメンタルだったけれども、間髪入れずに怒涛の2曲目に雪崩れ込み
昭和の香りがふんだんに漂いまくる「めくれたオレンジ」
こちらももちろんスカパラの超絶にご機嫌なるナンバー
20枚目のシングル
2001年8月8日発売
アルバム「ストンピン・オン・ダウン・ビート・アレイ」2曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング35位を記録
登場回数は9回
先ほどとはグッとテイストを変えてのミディアム・ビートが炸裂
満を持してタキくんのボーカル
ダンディでセクシーな渋い喉をこれでもかあというほどに聞かせてくれる
まるで田島貴男が憑依したかのよう
それに追随するアルトサックのコーラスもバッチリだよ
ほとんどツイン・ボーカル
絶え間なく打ち鳴らされる手拍子に導かれてのお祭り騒ぎ
「ヘイ!ヘイ!!」の掛け声も沸き起こる
身も心もハイテンション・マックス
岩井くんのトランペット・ソロが豪快に遥かかなたの青空向けて嘶く
流石うまいねえ
ツボを得たフレーズが惜しげもなくほとばしる
浮かれ気分で既にレッドゾーンへと突入
抑えが効かないフォーメーションだよん
ストレートでタイトでシンプルでパワフルこの上ない癒しの心境
裏打ちのリズムが好き者にとってはたまらないねえ
実は日本人が最も苦手とされるノリなんだよね
キラーちゃんのベースサウンドが唸りをあげる。
硬軟織り交ぜた快感にまみれた
軽い新鮮なるショックを受けちゃった
全身全霊を込めたスピリットが熱烈にほとばしる
伸びやかに気持ちよくドライブするギターが文句なしに轟きわたる
ザクザクと切り刻むカッティングもナイスなフィーリング
すでにエネルギッシュなギター・ソロのプレイで汗だくだ
お約束だね
血沸き肉躍る現象とはこのこと。
実際に演じてる本人たちもウキウキ気分に浸っているんだろうなあ。
会場中も目を丸くして食い入るように聞き入るのは当然でしょう。
そうこうしてるうち、ジャンジャンカジャ~~ン・・・・・とコードストロークであっという間に終了。
もっと聞いていたいよ。
当然のごとく拍手喝采
タキ君が言ってた
「このような開放的な会場だとレパートリーとしては最適なんだよねえ」
その読みは大正解さ

タキくんのMC
「どうもありがとうございます!
我々は小樽からやって来ました
いつもは夜しか活動しないバンドなので今日みたいな環境はなんかものすごく健全な感じがしますね((´∀`))
あ!?・・・ちょっとすみません・・・
僕のモニターにギターの音をちょっとだけ返してくれたら嬉しいんですけど・・・・。
え~~、そんなわけでして、2曲はぶっ飛びのカヴァーをお届けしました
次からの残り3曲はオリジナルです
僕は余市出身なんですが、この中にも余市生まれの方はいますか??
さすがに札幌の人達がほとんどでしょうね
その余市は海に囲まれた美しい街なんです
そのイメージで作りました・・・
聞いてください・・・・・その名も海岸線・・・・」
イントロは意外にも岩井くんのトランペット
ムード満載
ドラマティックな展開も甘くノスタルジック
不思議と海と波の情景が自然と脳裏に浮かび上がってくる
素敵な故郷に捧げる大切なるチューン
これ、どこかのプロのバンドの隠れた傑作なんだよ、と言っても信じちゃうだろうね
それほどのクオリティを誇るよ
特筆すべき点は全体を覆うようにフューチャーされるホーン・アレンジの妙
その流れにのってタキくんのエモーショナルなギター・ソロが爪弾かれた
天空を駆け巡るピッキングに酔いしれてみるのも一興
才能溢れる集団の真骨頂ここに極まれり
ステージ前方に佇んでいる親子連れがずっと興味深げにライブを見入っていた
そのうちに2人のチビッ子達がピョンピョンと笑顔いっぱいに踊り始めた
もう可愛らしくてたまらないよ
この子たちの将来は音楽でスーパースター街道まっしぐらも間違いないよ

アルトサックスが再びMC(交互に担当しているのかな?)
「どうもありがとうございます
楽しんでいますかあ??
小樽の田舎から出てきたので、ちょっと緊張していますよ・・・・
いきなりMCを振られたものでして・・・(-_-;)
しっかし、めっちゃくちゃに暑いですねえ~~~((´∀`))
あと2曲はノリのいい曲をお送りしたいと思います
まずは・・・誰もが頑張って生きていることをテーマにしています
・・・・・アライブ」
暴走寸前に危険極まりない、随一のドラムビースト。
チャイナ&スプラッシュシンバルをど派手に駆使した、痺れるようなフィルインにも拍手喝采。
華麗なる乱れ打ち芸。
右手を観客席へと突き出して、メッセージを訴えかけるブラス隊。
どいつもこいつも凄まじすぎる。
オリジナリティが、そこかしこに光り輝いているではないか。
羨ましくなるほどの粋な演出と、楽曲のバリエーションも豊富。
ハードでノイジーなギターリックを流しつつも、テナー・サックスのレディが踊るように最前列のフロントへ飛び出してきた。
その、スマートな様をファン達が絶賛していた。
入れ替わり立ち代わりのポジション・チェンジは目で追うのもやっとさ。
どんなに爆音を響かせても、ちっともやかましくないのは匠の技
火花飛び散らせての猛攻は、まだおさまらないようだ。
キラーちゃんの神々しきイデタチ。
恒例でもある超絶技巧派の誉れ高き連続技。
アップテンポなリズムを主軸に置いて、猛り狂うトリッキーで濃厚なベース・ランニング。
最初から最後まで半端ないほどのパフォーマンスに圧倒される。
炸裂するキーボード・ソロも瞬き厳禁の瞬間。
これぞまさしく「ザッツ・エンターティメント」の極致

タキくんのMC
「それでは早いもので最後の曲です
僕たち昭和生まれ世代の歌で締め括りたいと思います
・・・・平成パーティー」
タイトルが示す通り豪快なパーティーソング
タキくん&勉くん(AS)によるツインボーカルで突き進む
益々厚みが増してきた
ライブの本質をまざまざと突き付けられちゃった。
能書きばかり垂れ流している頭でっかちな輩どもに、王道のお手本として提示してやりたいくらいだ。
そんなピーマンどもは何人束になって挑んできても一蹴だ
なめて挑んできたりしたら大火傷をこうむるよ。
笑止千万のご用心と告げておこう。
起承転結の盛大なるセットリストも絶妙。
絵になるねえ・・・((´∀`*))。
タキくんが会場全体に向けて呼びかける
「肩が痛くてももう少し頑張って両腕を突き上げて付き合ってください
1・2・1・2・3・4~~!」
演奏にのって腕を突き上げている者や左右に振っている者が散見
一旦、「ジャーン!!」で無事にフィニッシュ。
これで終わりかな・・・と静寂が漂う・・・・
しかし、そうは問屋が卸さなかった
「せーの!!」
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく再度、演奏は始まった
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、堂々のフィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるロックショーに、誰もがやられたね。


エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
ありがとうございました。
みすちばすでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
9人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても勉強熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****












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