THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(ソウルジパング 編)part.2

2024-07-06 17:34:36 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

…パート1からの続き…

「こんにちは!
皆さん、楽しんでいますかあ!!??
飲んでいますかあ!!??((´∀`))
そうですかあ・・・良かったですよ
今日は爽やか過ぎるくらいの好天に恵まれましたね
この調子で最後まで頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします!!」
4曲目「ホット・スタッフ(再度故ドナ・サマーの傑作)」も文句なしにディスコ・ソングの定番。
巨匠ジョルジオ・モロダーがプロデュースした1979年リリースの7枚目アルバム「華麗なる誘惑」1曲目に収録
オリジナル音源ではドウービー・ブラザースやスティーリー・ダンのギタリストだったジェフ・スカンク・バクスターがギターを担当していて話題になった
ビルボード・ホット100では1位を獲得
当然のごとく12インチも発売された

比較的この曲も色々なバンドがカバーしていますが、クラビの音壁の厚さは強靭でうねりまくっています。

大野君のギターから繰り出されるフレーズがへヴィーそのもの。

石狩を拠点に活動する彼が使用しているトーカイのギターはコレクター垂涎の一本

(なんまらコアだネエ)!

アクションも考慮しつつ配置されたポジションに立つ各メンバー達は自由自在にその利点をフル活用。

ここではリードボーカルのバトンを受け継いだタンコ嬢(紫のスパンコール)の独壇場と化した
まるでドナが彼女に憑依したかのようなナリキリぶり
様になっていますね
オーディエンスの視線を独占
誰もが一挙手一投足に釘付けとなっています

振りつきダンスのフォーメーションにコーラスも交えて全身汗だくです。

思う存分、有頂天になって踊り狂っちゃいましょう。

躍動感溢れる懐かしきサウンドが飛び出してきて、一挙に70年代へとダイナミックにタイムスリップ。
一気に青春時代が蘇る。


ドラムスが連動して、スティック打ち鳴らしで渾身のカウント。
「宇宙のファンタジー」
1978年シングル発売
当然のごとく12インチもリリース
スタジオ・アルバム「太陽神」2曲目に収録
アース・ウィンドウ&ファイヤーの代表作品
日本のオリコン洋楽チャート部門では第1位を獲得
もうこの曲は下手な屁理屈なんか一切抜き。
開始と同時に、ドドッと舞台前は更なる芋洗い状態に瀕しています・・・・。
響き渡るドライヴィング・ソングに、各自が自由気ままで浴びるように身を任せています。
コーラスガール達も絶えず悩殺フィーヴァー、エモーショナルにフィーヴァー。
だって洋楽史上、すべての垣根を越え全身全霊で爆発した曲なんだもん。
老若男女、世代も性別も国籍も関係なく、この手の曲ではじけないなんて、勿体無いでしょうよ。
弦楽器コンビも、思い思いのアタックにてフル稼働。
フィンガーピッキングでのランニング・ベースライン。
切れ味鋭いオオノ君によるギター・コード・カッティング。
8人体制による、うねるようなラテン系の贅沢極まりない編成は、まるでサンタナを見ているようです。
歯切れの良いハイハットもゾクゾクとそそるねえ。
彼が醸し出す多種多様なる打楽器の音壁が肝だよね。
レオくんが大股開きでバッチリ決めると、シャッター・チャンスを狙っていたカメラマン達がそれを見逃すはずもなく、即座にこぞって激写。
数人の即席ダンサー達は、可愛らしいチビッ子達も交えて彼の前ヘ陣取リ、一緒にプレイを真似しての決め記念ポーズ。
バンドと客が熱を放射し合って、見る見るうちに一体化。
その中心で常に陣取るのは、もちろん個性あふれるシンガー軍団。
セクシーヴォイス部門担当の彼女らのこと、水を得た魚のように場面場面で色々な顔をちらつかせてもくれます。
客も一緒に歌っています。
皆、ヘトヘトなはずなのにね。
喉が張り裂けそうなほどだよ。
だけど滅多に体現できないひと時なんだから、そんな雑念なんて吹き飛ばしてのトライ・・・・。
高々と掲げた右手振り下ろしを全員が注視。
エンディングはばっちりと完了だ!
ああ、スッキリしたあ!!

ペットボトルの水を一飲みしてから「これでいいんだよ。
スペシャルヴァージョンでおおくりしました。
皆さん、満足してくれてますか?」
「イエ~ッ!!」
「サンキュー!
ここにいる皆さんに盛大なる拍手を・・・・!!!!」
もちろんドッと湧き上がる拍手の波。
堂々たる物腰で中心に佇むレオくんは、その声援へこたえる。
美味しいところ独り占めの状態で、心底気持ちがよさそう。
全身から発せられるオーラが半端ない。
もはや泣いても笑っても、正真正銘のラスト。
ハルちゃんもホッとしたのか、満面の笑みを湛えている。
これでなんまら気が楽になったことでしょう。
泣く子もお漏らししちゃうと(!?)巷で噂の「ジンギスカン」でトドメを刺す。
70年代末期のディスコ・ブームにのって、放ったデビューシングル。
その名も「ジンギスカン」というグループ。
西ドイツ国内で4週にわたり1位を博す。
ヨーロッパにも人気は拡大していき、世界中で大ヒットした。
とかくディスコの曲って一過性の使い捨てっぽいイメージが強いけど、この曲は幅広い層に受けている。
特に日本人のツボには、うまくはまっているようで、今でも引っ張りだこ。
北海道日本ハムが試合に勝利した際に爆音で雪崩れ込む賛歌なのは有名。
一昨年、チャーミングなファイターズガールと共に、社会現象化した話題の「狐ダンス」に引き続き、昨年からは調子に乗って柳の下のドジョウよろしく「ジンギスカンダンス」も流行っているのだよ。
とにもかくにも、ソウル☆ジパング真骨頂の決定版。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくりで大合唱。
メイクが流れる汗で崩れてこようが、一切お構いなし。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
感涙に咽び泣きそうだ・・・・。
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるロックショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼の大団円でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。


エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
ありがとうございました。
ソウルジパングン皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
8人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても勉強熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****









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