THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,212 FEEL SO GOOD ~LIVE IN CUBEGARDEN(ブルーラグーン編)

2024-05-22 17:15:06 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

3番手に控えしは・・・・・「ブルーラグーン」
15:30~16:00

この南国ムード溢れる爽やかなバンド名から多分ほとんどの音楽通の皆さんはあの高中正義のフュージョン・ギターバンドを想像することでしょう
かくいう私も同様でした・・・・
ところがジャンルはバリバリに強烈なるかっこいいヘヴィーメタルなのだ
剛腕唸らせて頑固一徹爆音轟かせての迫力あるサウンドは必聴、必見
私も見るのは初めてだったのですが度肝を抜かれるほどの勢いで男気溢れる骨太いパフォーマンスを突きつけてくれました
(キューブガーデン初登場だそうだ。
普段はホットタイムやソリッドを中心に活動中とのこと
カウンターアクションとかにも出演しているのかなあ)
迫力満点で非常に結構!
久しぶりに体感した分厚い重低音はやはりいいものだ
(先週ホットタイムにて、あきらくん主催のハードロック&ヘヴィーメタル祭りにパープルブリンガーで参加しましたが、、こちらの方が倍の轟音だった・・・)
一気に若い頃へとタイムスリップさせていただきました
以前はこの手の音楽ばかりをたしなんでいたものでね((´∀`))

多分ここのバンドが本日一番若いと思うよ
だからこそヤングパワー全開で底なしのエナジーを発散させつつ暴れまくっていました
羨ましいくらいに疲れ知らずさ(-_-;)

それでは早速粋なメンバーを紹介しよう

ボーカル・・・フロント&センターに陣取るタク
ギター&コーラス・・・ノリ
(ESPの愛器SGを使用
ヘッドにはお守りをぶら下げているところが1ポイント)
ベース&コーラス・・・眼鏡スタイルのシン
(ピービーのジャズベースタイプシェイプのベースを使用。
白いボディカラー
メイプル指板仕様)
ドラム&リーダー・・・サングラス着用のG・E・O
という全員男性という痛快なる構成
全員が潔いほどにラフなファッションで決めまくっている
とっても似合っているよ
(上半身は黒服で統一)


ワイルドな佇まいとは裏腹にオフステージではめっちゃ謙虚で礼儀正しい若者たち
好感度も高いよん

ステージの入れ替えとサウンドチェックには15分が用意されている
・・・・(-_-;)

はい、さてさて、皆さん、しっかりとついてきていますか。
準備万端整いましたよ。

それではそろそろ「ブルーラグーン」のライブ・レポートと参りましょうか。
心して臨め!
瞬き厳禁!!

ルチュ&あっこ嬢のご両人がステージ上手でマイクを手に盛大なるアナウンスを声高らかに発する
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

ド派手な点滅を繰り返す照明に導かれて堂々と「ブルーラグーン」が現れた
いよっ、待ってました
ご存じのようにマニアックでアグレッシブなヘヴィーメタル・チューンばかりを用意しているので、目まぐるしく展開していきますよ。
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

BGMが徐々に小さくなり暗転。
メンバー同士が合図を送りあって・・・・
G・E・Oの爆音フィルを目印に、タク&ノリはジャンプ一閃。
全員一丸となっての覚醒。
頃合いを見計らって「ヴェノム・ストライク!!!」炸裂
ジャパニーズヘヴィーメタル御三家のアンセムが放った硬派なえぐい1曲
1992年3月16日にリリースした7枚目のアルバム「ドメスティック・ブーティー」トップに収録
文句なしの名曲で破壊力満点
タク君には、まるで森川之雄が憑依したかのよう。
ノリちゃんが普及の清水昭男節搭載の最高峰なリフを掲げる。
多少緊張しているようだけど、そんなこと微塵も感じさせないほどの熱演ぶり。
今この時、波状攻撃の狼煙がぶち上げられた。
王道の意地を貫き通すセットリストの一発目には、申し分なき一撃。
脳天直下で一同が騒然としている。
マサはイントロからバブリーな時代へと一気にタイム・スリップ。
G・E・Oは、ぶっ飛びまくりの超絶なハイテンション・マックス。
素早き華麗なるタム回しや、ブレイクのタイミングは、お見事の一語に尽きる。
なんて凄まじい疾風怒濤のビート
タク君は念願が叶い、嬉しくて仕方ないご様子で絶叫が止まらない。
心底、感無量のことだろう。
だからなのか、思いのたけを込めていつも以上に吠えまくる。
魂漲る野獣の咆哮とはこのこと。
ヒステリック過ぎるほどのハイトーンが、天空にまで突き抜けるほど。
メンバー達は、アンセムに最高の敬意を表しているようだ。
だからこそ難攻不落な楽曲を、いともあっさりとこなしちゃうんだから驚愕だ。
ノリちゃんのフラッシーでエモーショナルな一人掛け合いギターソロも聴き所。
ギター小僧達も、垂涎の起承転結が付いたラインが飛び出してくるから憧れちゃうね。
シンくんは、指先から次々と過激かつ気品溢れるフレーズを、これでもかあというほどに紡ぎ出す。
華麗なるベースさばきも痺れるねえ。
突き刺さる大胆なグリッサンドも見ごたえあるド迫力
(多発する指先の擦り傷は名誉の負傷扱い)。
ノリちゃんとの火花散りまくりな剛直ユニゾンパートも、正確無比でバッチリだ。
それにしても、素早いパッセージは大胆不敵なほど。
あらゆる遊び心と、アドリブを絡めることも忘れてはいない。
ギターソロ直後にブレイクしてギターとハイハットの刻みに追随して、フロントの3人も大きくコブシを振り上げる!!
スティックも力強く目一杯に振り回す。
更にタク君も負けじと、サビで左人差し指を頭上高くに掲げて、噛みつくようにコール&レスポンスの要求。
猛然ラッシュがツボにドハマりでたまらないねえ
とにもかくにも、序盤から良い意味でレッドゾーンを振り切っている。
ノリ君とシン君は、コーラスワークも節回しを交えてひたすらに頑張ったよ。
何度も前方に駆け出して、左足をモニターや手すりに載せ、仰け反るノリ君。
タク君は、こだわりのブーム・マイク・スタンドを使用。
それをありとあらゆる角度に動かし、豪快なる雄叫び。
まるで体の一部のように器用に操る。
これで激熱に元気補充
そして、トレードマークの満面スマイルポーズで、カメラマンたちにシャッターチャンスを与えるサービスぶり。
圧倒された観客は、金縛り状態で息を飲む。
その空気感がステージ上にまで、ビンビンと伝わってくる。
それも致し方なし。
これで、彼等のルーツの一部が垣間見えたかな。
ノリくんは所狭しと前後に動き回って、ホップステップ・アクションの連続。
(ドラムとギターの間は天井から冷風が吹いてきてなんまら気持いいさあ!)
G・E・Oのところに何度も向かって行き、走り寄ったかと思えば、バスドラへ片足をのせて猛アピール。
シンちゃんとも目を合わせて、お互いに不敵な笑みを浮かべる。
アクションしまくりに、タクちゃんとも背中合わせでがっぷり四つに組む。
このアグレッシブなる大股開きのごっついフォーメーション・ポーズが快感だ。

タクちゃんによるMC
「はじめまして
ブルーラグーンです
初めてのキューブガーデンです
今日は素敵なバンドばかりの中に僕らだけちょっとぶっ飛んでいますけどよろしいでしょうか!!??
YEAH!!
・・・ピンク・キラー!!」
こちらも日本のロックバンドの楽曲
ビジュアル系バンドDIR EN GREYメジャー3作目のアルバム「鬼葬(2002年1月30日リリース。オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録)」15曲目に収録
とにもかくにも下手な屁理屈一切抜きにただひたすらに高速で突き進んでいく
それは潔いほどで清々しいくらい
ハードコア・メタルを徹底的に貫き通す心意気
G・E・Oは重戦車のような轟音を轟かせる
激しく延々と連打
どこにこれだけのスタミナが備わっているんだい
機会があればお伺いをたてたい
剛腕がこれでもかあとモノを言う
ひじょうに燃費の悪いナンバーだねえ((´∀`))
おいおい、数段ギアが上がっていないかい!?
さすが、百洗練磨の猛者集団だけに、客の心を手中に収めるのもお茶の子さいさい。
カリスマ軍団にこちらサイドは、すでにお手上げ状態さ。
強引なまでの采配に、いつの間にか引き込まれている自分に気づいた時にはすでに手遅れ。
誰もが一瞬で金縛り状態。
ガツンと彼らの術中にはまるという算段だ。
何という空恐ろしくも心憎い野郎ども。

「どうもありがとうございます
じゃあ続きまして・・・チャイルド・プレイ!!」
ハイハットによるカウントからバスドラムの雪崩込みアレンジがスリリング
ゾクゾクと鳥肌が立つよ
「オメでたい頭でなにより」というユニークな名前を持つジャパニーズ・バンドの曲
ラウドロック期待のバンドだったけれども残念ながら先月をもって無期限活動休止となってしまった・・・・
でも生きのいいチューンは永遠に熱いエナジーを放射し続ける
いきなりのブレイクから本編へと突入
アグレッシブでノリノリの破壊力抜群なラップによりメッセージも披露
ヘイトな感情をぶつけてくる
言葉の一語一語がグサグサと突き刺さってくる
更にはツインリードボーカルへとスムーズに連結しての雪崩込み
がっつりフューチャーと参りましょうか
ゴリゴリのミクスチャーへと発展していく
イメージとしてはシンプルな和のテイストもふんだんに散りばめられているしね
硬軟織り交ぜつつ、喜怒哀楽の抑揚もよく練り上げられている
明るくふざけたストーリー性の裏側に潜む、ソリッドで純粋なストレートかつタイトでワイルドな心意気もナイス
希望を持てる青春参加でもある

「どうもありがとうございます
いやあ・・・・初めてキューブガーデンに立ちましたが本当にいい音ですねえ
なんか、外は気温が26度なんだとか・・・・・
そんなことには目もくれず立て続けに激しいナンバーをお送りします
次は色っぽい感じの曲ですよ・・・・
聞いてください・・・・
クリーチャー・・・・」
こちらも日本のバンドLYNCH.の楽曲
(愛知県名古屋市を拠点に活動する5人組)
ドスの効いたデス・ヴォイスで果てしなくスクリーミング
喉も張り裂けんばかりの鬼気迫るパフォーマンス
声域の広さがないと、てんで様にならない曲だけに必死の形相で食らいつく
美しきビブラートも含めてインパクトがあるね
その甲斐もあってか大成功の部類に入る仕上がり
ムードメーカーのギタリスト、ノリくんは所狭しと絶えずパワフルに動き回ってヘドバンを連発でぶちかましている
ベースのシンくんはタダでさえ難攻不落な重低音ベースプレイに加えて、コーラスまでをも兼任と奮闘
益々キャッチーなアンサンブルに厚みが増してくるね
膨大に渦巻くビートがウネリまくり、オルタナティブ・メタルのメロディに彩を添える

「どうもありがとうございます
じゃあ、このまんま、一気に突き抜けていきたいと思いますよ
皆さん、暑くないですか・・・?」
大丈夫だよ・・・と励ましの拍手が彼等に贈られる
「温かい声援、嬉しいなあ・・・・」
歌唱中のタクくんは近寄りがたいほどのオーラを発していますがMCになるとシャイな面が垣間見れてキュート
ギターのノリくん
「ごめんよ・・・・
チューニングがすぐに狂っちゃうのさあ・・・・・(´;ω;`)
オーケー、バッチリだ
お待たせ・・・・
失礼しましたあ
一緒に暴れてもらえますか!!??
聞いてください
5曲目は
・・・・・デビル!!」
おお!
再びLYNCH.の傑作が飛び出した
もうこの辺から後半戦
2014年4月9日発売の通算8作目のアルバム「ギャロウス(ズではなくスと読む。オリコン週間チャートでは最高」「ランキング14位を記録)」3曲目にリードトラックとして収録
ハードコア要素が強い背筋をゾクゾクさせてくれるミドルテンポの曲
ダークで過激に韻を踏んだ歌詞と、躍動感に満ちた絶叫型コンビネーションと巧みなフレーズが鼓舞させる魅力的な絶品の一作
ご本家も現在ライブで演奏している定番中の秀逸な1曲
メンバーの葉月曰く・・・・「テーマは不協和音。
理論無視の気持ち悪い、深いコードがカギ。
背水の陣でもがく自分と、もう諦めて楽になれと囁く悪魔・・・・(恐ろしい・・・・)」
半端ない複雑な拘りもバラエティに富んでいて、最後まで飽きさせることがない

「どうもありがとうございます
はやいですねえ
あっという間に最後の曲となりました
その前にメンバーの紹介をしたいと思います」

懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
仲の良さがホノボノと伝わってくる癒しのシーン

「我々のキューブガーデン出演が決まってからずっと興奮状態です
だって大ファンのルナシーのべーシスト、Jもここに2015年9月23日に立っているんですよ
信じられない!
うちのメンバー達も同じ心境でしょう
もう、やられっぱなしですよ
リーダーのG・E・Oも言いたいことがあるそうです((´∀`))」
腕を突き上げて・・・・
「元気ですか!!??~~
((´∀`))
一度でいいからこれをやってみたかったのですよ
本当に今日は主催のフクマさん、アツコさん、そして素敵なバンドさんたちに囲まれてとっても感謝しています
嬉しいです
最後です、よろしくお願いします・・・・
キリング・ミー!!」
神奈川県湘南出身の4人組のレゲエ・パンク・バンド、SiMが2011年10月12日にリリースしたセカンドフルアルバム「SEEDS OF HOPE」トップに収録した楽曲
圧倒的なクオリティは申し分なし
タイトルが示すとおり衝撃の唯一無二なキラーチューン
そそり立つ極上の音壁といい、危険極まりない快感
言葉も失うほどの真剣勝負
G・E・Oのドラミングは信頼度高し。
安心して各自がプレイに専念できる。
感心しきり
フィルの間合いとかもニンマリしちゃうぞ
余力を振り絞っての熱演
ノリくんはタッピング、ジャンプ、終いにはモッシュダンス
照明もド派手に点滅を繰り返す。
ふやけた井の中のバンドマンやお山のミュージシャンどもに王道のお手本として提示してやりたいくらいだ。
なめて挑んできたりしたら大火傷をこうむるよ。
笑止千万のご用心と告げておこう。
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
無事にフィニッシュ。
ノリくんは床に大の字になって倒れこみ、ギターはノイジーなフィードバックを鳴り響かせる・・・・・
巧妙なるロックショーに、誰もがやられたね。


「WOW!!
ありがとうございました。
ブルーラグーンでした!!」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

ルチュ&アっ子のご両人がマイクを手にバンドを称える
幅広いジャンルを楽々にこなすんだからね
序盤に出演だなんてもったいないバンドだったよん。

****お疲れ様でした!!!
大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
4人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても勉強熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))













































































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