2014/8/2 指ヶ浜で磯焼け調査

天候:晴れ
海況:波なし
水温:１７～２０℃
透明度:８～１０ｍ

本日はアリエルスタッフ３名＆バックロールスタッフ２名で、指ヶ浜の漁場磯焼け調査へ行ってきました。
去年は大量に見られたワカメ・コンブ類が、今年はそれに比べて少ない様子です。
岩場にはキタムラサキウニが大量に生息していました。
その数があまりにも多くて、海藻の種が岩に着くと同時にウニに食べられるのかもしれません…。
海藻が少ないのにウニだけ増えても、身が細いため、漁場として良いとは言えないのです。
とはいえ、海藻類が群生している場所もまだまだあり、そこにはウミタナゴ成魚群れやオキタナゴ成魚群れ、さらにはその幼魚たちもかなりの数が群れていました。アイナメやメバル、クジメ、ダイナンギンポなども隠れています。
やはり海藻の森は生物たちの揺りかごなのです。
浜の皆さんと話をしながら、今後海藻類が減らないよう、そしてもちろん増えるように私たちも働きかけていきたいと思います。

漁場磯焼け調査潜水のあとは『大磯』で生物調査してきました。
水深20ｍの砂地になにかいないかとチェックしに行き、カレイと顔合わせ。
岩場の穴にはアナゴがこっちを向いています。
コケギンポやイソギンポ、エビカニ類などを観察しました。

　　　　　　　


明日８日は四ツ島ツアー開催です。
ショップは夕方までスタッフ不在となりますので、宜しくお願い致します。