食用グリセリンの無断使用で告発されてしまったテファ堂。
クッキも気丈に粘るが、特許法と言う法律の前では「異議申立」の手続をし、なおかつその異議を認めてもらわない事には、食用グリセリンを塗ったパンを売る事さえ叶わなくなった。
あと3年は・・・と役人言っていたので、特許の効力は3年間なのか?
こんな騒動の中でもちゃんと特許申請をした会社の名前を聞いてるクッキって・・・すごい!
政府の貸付審査に慎重なミングォン、各企業の提出資料の再チェックと製造過程の抜打ち検査を始める。
まずはチュテの豊江(プンガン)製菓へ視察に行く。
チュテの工場で食用グリセリンを直に指でなめてるミングォン←食品の製造ラインでこれはまずいんじゃ・・・orz
その頃チュテは自宅で金策の工面がいよいよ行き詰って、まじにヤバイらしくイライラしている。
融資の担当者であるミングォンに対して「融通がつかん奴」と悪態を付くほど・・・
見かねてエレーナとして秘書官室に電話をするシニョンは、ミングォンが父の会社に行っていると聞かされ、チュテに知らせる。
慌てて自分の会社に向かったチュテは知っているのに知らない振りで、ミングォンに接し、お得意の誠実な企業家を演じる。
信念だけを貫いてやって来たなどとほざいている。
図書館から本を借りて特許法について調べたり、売ることの出来ないパンを店のキソクさんの出身である養護施設に寄付したりと、この状況にも無駄にあたふたしない大物クッキ。
テファ堂の土地をなんとしても手に入れたいサンフンには、サンフンなりの思い入れがあるようだ。
いづれ韓国の金融界の中心になるであろうその土地に、父親のマンボクと海州から名を取ったと言う自社ビル「萬海(マネ)金融ビル」の建設を計画し実現を目指していた。
その為、ソウル商会のファン社長が所有するテファの借用書を利用しようする。
ファン社長は資金繰りの為、何度もサンフンの所からお金を借りていたらしく、自分の借用書を突きつけられる。
サンフンのやり方でその証書には返済期日があえて空欄になっていた。
そしてその場でこの日の日付を書き入れられてしまった。
当然その場で返済する事は無理。
自分の店かテファ堂かの二者択一を迫られファン社長は「人生でこんな屈辱は初めてだ。」と言いつつ、サンフンの言いなりになってしまう。
テファに詫びるつもりで見舞うファン社長であったが、明日に手術を控えた友にどうしても真実を伝える事は出来なかった。
おじさんの手術の為に血液を集めるクッキはサンフンにも頼み込む。
幸運にも適合したサンフンは採血されながらクッキに「それでいくらくれる?」と金貸しらしい発言。
ご馳走すると言うクッキに「俺の家に住み込んで、一年間飯炊きをやれ!」とサンフン。
なんとクッキ、この言葉に「それ、プロポーズのつもり?」とサンフンを驚かすお返事・・・本人冗談のつもりなんだろうが、ちと引ちゃう流れだなぁ~
クッキの縁遠い理由を垣間見たような・・・w
一方、名演技で貸付をゲットできたチュテ、ようやく首が回る事になったと思ったら、えらく強気になってる。
でも借款のドル紙幣をサンフンの街金融に運び、4分5厘の手数料付きでドル→ファンへの換金を依頼している。
出所が分からないようにしてくれって付け加えてるけど・・・この悪いチュテを逆手に取っているサンフンは1ドル=25000ファンのレートの相場を「ドルが大量に出回っている」と言う噂を流した上で、20000ファンまで下がった所を買い戻すように指示を出す。
まさにマネーゲームのプロの悪知恵。
チュテはこれで大損し、サンフンは利鞘を得る訳だ。
サンフンの部屋には、すげぇ~隠し金庫まであるw
テファおじさんの心臓手術の前段階、爆弾の破片を取り除く手術は無事終わった。
テファおじさんは手術前にいろいろな事を考えていたらしく、クッキに今後「市民証」が無いと不便だろうから戸籍を取得した方が良いのではと提案し、クッキも即役所に出向き手続きをした。
これでミングォンの捜索の網に引っかかるのかな?
翌日、テファ堂はサンフンが寄こした地上げ実行部隊?に取り囲まれた。
看病していたクッキの元に伝えに来たユンジャがテファさんにまで話してしまい、術後まもないテファさんが案じて店に戻ってくる。
ソウル商会のファン社長から渡った借用書に愕然とするテファさん。
そこにファン社長も呼び出される。
友を裏切ったチュテと違い、ファン社長は土下座してテファさんに詫びた。
状況を知ったテファさんも「俺だって同じ事をしたよ。」と友を気遣う。
チュテもあの時、素直に状況を話せばヨンジェもきっと許しただろうに・・・
会社で改めて部下の撮ったテファ堂周辺の写真の見ていたサンフンは、そこにクッキの姿を発見する。
驚愕して店にやって来たサンフンにクッキは「うそ・・・あなたなの? あなたの差金なの?」と眉を吊り上げ叫ぶ。
テファおじさんも血を分けてくれた青年と知り絶句・・・意識を失ってしまう。
術後の大事件はテファの心臓に大きなダメージを与えた。
病院のベッドでテファはクッキを残して逝く事を無念に思いながらも、クッキに優しい言葉をかける。
「通り過ぎた風は冷たくないって言うだろう?」
「今はつらいかもしれないが、すぐに新しい日がやって来る。」
「世間は冷たいだろう・・・それでもまだ善良な人はたくさんいる。」
「だからファン社長をうらんだりするな・・・心を広く持つんだ。」
そして、クッキに「この味はクッキが作った物だと人々が分かるような味」を作り、店を再興し、世界一の企業にしてくれと夢を託した。
「始めは自分の為に作ったテファ堂だったが、お前と出会ってからは、お前に譲る為に必死に守ってきたんだ。」と語るテファさんは、「もう残せる物は、これ一つだけだ。」と一冊の使い込んだノートを渡す。
レシピ帳か?
病院を訪ねてきたサンフンは、知っていたら他の方法をとったと言い、改めて買取り、代金を払うことが出来ると申し出るが、クッキは睨んだまま、「あなたから何も受け取りたくない。」「でも、おじさんの為に頼むわ。」と借金は返すから、返却してと要求する。
サンフンもこの土地への思い入れは強く、クッキに商売をするなら、今よりふさわしい場所が他にもあるだろうと譲らない。
クッキの為に手持ちの製靴工場の権利書まで持ってきているサンフンに、こちらも聞く耳を持たないクッキは「もう、昔のお兄さんじゃないのね!」とバッサリ。
テファさんの容態が・・・
「まだ、恩返しもしてないのに・・・死なせる訳にはいかない!」
「わしこそ、たくさんのものを貰った。」
「お陰でわしは、幸せだった・・・」
本当にクッキは善い人とめぐり合えた・・・動乱の時代、テファさんとの出会いがなかったら、クッキは生きて来れなかっただろう。
万感の思いを込めながら散骨するクッキだった・・・
クッキ #1
クッキ #2
クッキ #3
クッキ #4
クッキ #5
クッキ #6
クッキ #7
クッキ #8
クッキも気丈に粘るが、特許法と言う法律の前では「異議申立」の手続をし、なおかつその異議を認めてもらわない事には、食用グリセリンを塗ったパンを売る事さえ叶わなくなった。
あと3年は・・・と役人言っていたので、特許の効力は3年間なのか?
こんな騒動の中でもちゃんと特許申請をした会社の名前を聞いてるクッキって・・・すごい!
政府の貸付審査に慎重なミングォン、各企業の提出資料の再チェックと製造過程の抜打ち検査を始める。
まずはチュテの豊江(プンガン)製菓へ視察に行く。
チュテの工場で食用グリセリンを直に指でなめてるミングォン←食品の製造ラインでこれはまずいんじゃ・・・orz
その頃チュテは自宅で金策の工面がいよいよ行き詰って、まじにヤバイらしくイライラしている。
融資の担当者であるミングォンに対して「融通がつかん奴」と悪態を付くほど・・・
見かねてエレーナとして秘書官室に電話をするシニョンは、ミングォンが父の会社に行っていると聞かされ、チュテに知らせる。
慌てて自分の会社に向かったチュテは知っているのに知らない振りで、ミングォンに接し、お得意の誠実な企業家を演じる。
信念だけを貫いてやって来たなどとほざいている。
図書館から本を借りて特許法について調べたり、売ることの出来ないパンを店のキソクさんの出身である養護施設に寄付したりと、この状況にも無駄にあたふたしない大物クッキ。
テファ堂の土地をなんとしても手に入れたいサンフンには、サンフンなりの思い入れがあるようだ。
いづれ韓国の金融界の中心になるであろうその土地に、父親のマンボクと海州から名を取ったと言う自社ビル「萬海(マネ)金融ビル」の建設を計画し実現を目指していた。
その為、ソウル商会のファン社長が所有するテファの借用書を利用しようする。
ファン社長は資金繰りの為、何度もサンフンの所からお金を借りていたらしく、自分の借用書を突きつけられる。
サンフンのやり方でその証書には返済期日があえて空欄になっていた。
そしてその場でこの日の日付を書き入れられてしまった。
当然その場で返済する事は無理。
自分の店かテファ堂かの二者択一を迫られファン社長は「人生でこんな屈辱は初めてだ。」と言いつつ、サンフンの言いなりになってしまう。
テファに詫びるつもりで見舞うファン社長であったが、明日に手術を控えた友にどうしても真実を伝える事は出来なかった。
おじさんの手術の為に血液を集めるクッキはサンフンにも頼み込む。
幸運にも適合したサンフンは採血されながらクッキに「それでいくらくれる?」と金貸しらしい発言。
ご馳走すると言うクッキに「俺の家に住み込んで、一年間飯炊きをやれ!」とサンフン。
なんとクッキ、この言葉に「それ、プロポーズのつもり?」とサンフンを驚かすお返事・・・本人冗談のつもりなんだろうが、ちと引ちゃう流れだなぁ~
クッキの縁遠い理由を垣間見たような・・・w
一方、名演技で貸付をゲットできたチュテ、ようやく首が回る事になったと思ったら、えらく強気になってる。
でも借款のドル紙幣をサンフンの街金融に運び、4分5厘の手数料付きでドル→ファンへの換金を依頼している。
出所が分からないようにしてくれって付け加えてるけど・・・この悪いチュテを逆手に取っているサンフンは1ドル=25000ファンのレートの相場を「ドルが大量に出回っている」と言う噂を流した上で、20000ファンまで下がった所を買い戻すように指示を出す。
まさにマネーゲームのプロの悪知恵。
チュテはこれで大損し、サンフンは利鞘を得る訳だ。
サンフンの部屋には、すげぇ~隠し金庫まであるw
テファおじさんの心臓手術の前段階、爆弾の破片を取り除く手術は無事終わった。
テファおじさんは手術前にいろいろな事を考えていたらしく、クッキに今後「市民証」が無いと不便だろうから戸籍を取得した方が良いのではと提案し、クッキも即役所に出向き手続きをした。
これでミングォンの捜索の網に引っかかるのかな?
翌日、テファ堂はサンフンが寄こした地上げ実行部隊?に取り囲まれた。
看病していたクッキの元に伝えに来たユンジャがテファさんにまで話してしまい、術後まもないテファさんが案じて店に戻ってくる。
ソウル商会のファン社長から渡った借用書に愕然とするテファさん。
そこにファン社長も呼び出される。
友を裏切ったチュテと違い、ファン社長は土下座してテファさんに詫びた。
状況を知ったテファさんも「俺だって同じ事をしたよ。」と友を気遣う。
チュテもあの時、素直に状況を話せばヨンジェもきっと許しただろうに・・・
会社で改めて部下の撮ったテファ堂周辺の写真の見ていたサンフンは、そこにクッキの姿を発見する。
驚愕して店にやって来たサンフンにクッキは「うそ・・・あなたなの? あなたの差金なの?」と眉を吊り上げ叫ぶ。
テファおじさんも血を分けてくれた青年と知り絶句・・・意識を失ってしまう。
術後の大事件はテファの心臓に大きなダメージを与えた。
病院のベッドでテファはクッキを残して逝く事を無念に思いながらも、クッキに優しい言葉をかける。
「通り過ぎた風は冷たくないって言うだろう?」
「今はつらいかもしれないが、すぐに新しい日がやって来る。」
「世間は冷たいだろう・・・それでもまだ善良な人はたくさんいる。」
「だからファン社長をうらんだりするな・・・心を広く持つんだ。」
そして、クッキに「この味はクッキが作った物だと人々が分かるような味」を作り、店を再興し、世界一の企業にしてくれと夢を託した。
「始めは自分の為に作ったテファ堂だったが、お前と出会ってからは、お前に譲る為に必死に守ってきたんだ。」と語るテファさんは、「もう残せる物は、これ一つだけだ。」と一冊の使い込んだノートを渡す。
レシピ帳か?
病院を訪ねてきたサンフンは、知っていたら他の方法をとったと言い、改めて買取り、代金を払うことが出来ると申し出るが、クッキは睨んだまま、「あなたから何も受け取りたくない。」「でも、おじさんの為に頼むわ。」と借金は返すから、返却してと要求する。
サンフンもこの土地への思い入れは強く、クッキに商売をするなら、今よりふさわしい場所が他にもあるだろうと譲らない。
クッキの為に手持ちの製靴工場の権利書まで持ってきているサンフンに、こちらも聞く耳を持たないクッキは「もう、昔のお兄さんじゃないのね!」とバッサリ。
テファさんの容態が・・・
「まだ、恩返しもしてないのに・・・死なせる訳にはいかない!」
「わしこそ、たくさんのものを貰った。」
「お陰でわしは、幸せだった・・・」
本当にクッキは善い人とめぐり合えた・・・動乱の時代、テファさんとの出会いがなかったら、クッキは生きて来れなかっただろう。
万感の思いを込めながら散骨するクッキだった・・・
クッキ #1
クッキ #2
クッキ #3
クッキ #4
クッキ #5
クッキ #6
クッキ #7
クッキ #8
最期まで優しく暖かく大きかったテファおじさんに大泣きしてしまった今回でした。心ならずもとはいえ長年の友人に裏切られ、大切に守ってきたお店も失い、それでも「キム社長をウランじゃいけないよ」って言って死んでいくなんて…。
やっぱりあれ、レシピブックと思うのが正解ですよね?
クッキは子どもの頃から「自分はいつもおじさんに助けてもらってばかりで何もお返しできていない」っていっていたから本当に口惜しいと思います。
まるはだかになっちゃったわけですけど、これからどうするんでしょ……。予告を見ると次回はまた大展開がありそうですが。
テファ堂の場所がだいたいどこかわかってちょっとうれしかったです。
優しいテファおじさんの死は切なかったです。
テファさんとファン社長の友情も切なかった・・・でも、全てを許してテファさんは天国に旅立ったんでしょうネ。
この二人の友情のあり方を見ていると、なんでチェテはあんなに卑屈な行動をとったのか、改めて考えさせられました。
心を広く持つんだと言えるテファさんと違い、いっつも人(相手)を悪く言うチュテの了見の狭さ・・・品性が違うのかなぁ?
お金と言う力を持っているサンフンが今後どう動くのか、気になる所です。