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ライカのSフォーマット発表

2008-09-23 22:21:58 | Weblog
フォトキナで、ライカが銀塩35ミリより一回り大きいフォーマットを発表したそうです。
30×54ミリです。(縦横比は2:3)
銀塩35ミリサイズは24×36ミリなので、長さで1.5倍大きいサイズです。
ライカではこれをSシステムというようなので、今後はSフォーマットとでも言いましょうか。

Sフォーマットは銀塩中判の645より多少小さいようです。
645は41.5×56ミリ(ペンタックス645)なので、
大きい順に 645 > S > FX > DX となります。

問題はレンズというかマウントですが、独自サイズでしょうか、それとも既存の中判用レンズが使えるのでしょうか。
一応必要なレンズは新規開発みたいですが、マウントについては情報はないですね。

興味あるのは、マウント直径とSフォーマットのサイズの関係です。
仮にセンサーぎりぎりのマウントサイズだと、FマウントとFXの関係と同じになるので、画質に問題ありでしょう。
おそらく、SマウントとSフォーマットのサイズ比率は、FマウントとDXフォーマットくらいの余裕があるのではないでしょうか。
レンズを外してマウントとセンサーが露出した写真があれば分かるんですがね・・・


以前私は、ニコンのMXフォーマットは54×54ミリか、と推定しましたが、
ライカのセンサーの長辺にドンピシャのサイズですね。
このセンサーで正方形にすればMXフォーマットです。
http://blog.goo.ne.jp/digitalphoto-lj/e/9fa16eb288ab8e3c67d100605597e2d5
つまり、2:3サイズで見れば、ニコンとライカは同じ大きさになる可能性が大ですね。

FXではDXを上回る画質向上が出来なかったので(最初から分かっていたことですが)、
FXを上回るフォーマットとしてのデファクトスタンダードになるのでしょう。


それにしても、私は単なるアマチュアですので、ネット関係等の情報が全てです。
ネット上の僅かのヒントの断片を探し、それを元に自分で合理的に推定したものです。
それにしても、自分でもびっくりする程、良く当たります。