Kite Aerial Photography etc

凧,カイトによる空中撮影等
日々のたわごとも掲載しています。

みずとりの浜公園(降下編)

2010年04月04日 20時27分35秒 | 凧による空中撮影等

この頃には すでに凧を降ろしにかかっているはずです。

最初は パホーマンスもありまして 手で引き降ろしています。

凧を引き降ろすと 一時的に高度が上がります。風が強くて手で降ろすのは けっこう大変です。

似たような画像ばかりですが 低空時に較べて 中空での水平の取れた画像は半減しました。風が強いためにカメラリグが風で流されています。風上、風下の位置では そうでもないのですが 風を横から受ける構図の場合は 水平の取れた写真は少ないです。たくさん掲載している写真は どうにか水平の取れているものを選びました。
水平にこだわるのであれば ピカベット式のカメラリグがいいかも知れません。


結構 高く揚げたつもりでしたが 90mの渚タワーには届いていませんでした。右のタワーにも届いていませんので 60m弱の高度のようです。

わたしは こういう構図が好きです。これはそれほどでもないですが 吸い込まれて落ちそうな 背筋がゾクッとするような空撮画像です。

地上での風は この時点のMAXですが 3.9m 気温は13.9℃です。

風は さらに強くなってきて 4.3m 上空は5,6m強と思われます。

数km先までは 写っていますが それ以上はこの季節は無理ですね。

ここからの3枚はオートブラケットによる連続撮影です。左端の赤い車が進んできます。2枚目の撮影保存に時間がかかって 3枚目はそうでもないようです。インターバル撮影は5秒間隔設定ですが フルピクセルで撮影していますので 約6秒で3枚づつ撮影されています。





おっ まだがんばって 手で降ろしています。



10mくらいは 高度が下がったでしょうか?

ずいぶんと 高度が下がってきたようです。



ここまで手で降ろしましたが さらに風が強くなってきて 手で降ろすには 皮手袋をしていても手指に糸が食い込んで痛いので たまらず 後方の樹木の添え杭の頭に糸を固定して 滑車を拾っているところです。

左の親子ずれの方たちは 凧に気がついてくれたようです。

今度は 先ほどの右側のこども連れの方が 気がついてくれたようです。

ようやく カメラリグが降りてきました。最後まで 慎重にカメラを回収します。

今回は風が強く大丈夫でしたが 油断すると 最後の最後で カメラを落とすことがありますので 要注意です。
地上付近の揚げ降ろしが いちばん危険です。

最後までお付き合い ありがとうございました。
3回に分けて掲載しました画像は758枚の中から ほぼ水平の取れているものを厳選しまして掲載しました。

空撮凧 : 六角 3.3m2
ライン : ダクロン(ポリエステル系) 150lb(ポンド)(68kg)
カメラ : ricoh GX200(ソーラー式低速水平回転カメラリグ併用)
      プログラムAE ∞ フルオート
      インターバル撮影(オートブラケット撮影EV±0.3)

みずとりの浜公園(中空編)

2010年04月04日 12時24分20秒 | 凧による空中撮影等

昨日の続きです。風は少し強すぎぎみで 凧の高度はぐんぐん上がってゆきます。

電気コードドラムの糸巻きを左足で踏んづけて 右手で糸をホールドし 左手で糸巻きの回転を制御しながら 糸を繰り出してゆきます。糸巻きは目にも留まらぬ速さで回っています。



わたしのそばを 人が通りぬけていますが まったく気がつきませんでした。凧と糸巻きにしか神経がいってません。







この絵は なかなかいいんじゃないでしょうか。

浅瀬の緑があざやかです。

糸を出し終えて ベンチに係留して ひといき入れています。糸巻きの取っ手部分に糸を5,6回巻きつけて糸が出ないようにしますが 普段使わない動作をすると 胸筋のあたりが つった感じで痛かったです。

凧が すごく急角度で揚がっているように見えますが 45~50度くらいの角度です。

この日の風は わたしにとっては 少々強すぎる風で 2.2kgある糸巻きと係留装置を終始 吊り上げていました。





この絵は 白飛びしすぎですかね。

今回の空撮凧は 3.3m2の六角です。もっとも さらに強風時には2m2の六角を使い分けるだけです。

この構図が お気に入りです。

砂浜に 点々と見えるのが鳥であれば 最高なのですが 原寸大で見てみると 人間なんですねー。ここは 水鳥のための海浜なので 清掃以外の浜への進入はご遠慮いただきたいものです。
入ってもいいのかも知れませんが?

風が強すぎますので 高空編はありません。
まだ 載せたい写真がありますので 降下編を また載せます。