ハイフライ に挑戦してみました。最初はわたしの作った ニューカイトもどきの糸目にGPSロガーを付けて揚げようとしましたが まったく揚がりません。前回の強風時にはカイトは揚がったのですが 今日はカイト自体が揚がりませんでした。
そこで 本家本元のニューカイトに16mの下げ振り糸を付けて そこにGPSロガーをセットして20号のケプラーラインで揚げました。風はいっとき4,5m強でその後地上は弱風状態でした。
0~200mを3分 というのは そんなに簡単では なさそうです。きょうは充電式の単3電池こみで 78gのGPSロガーを揚げなければいけないので 自重とほぼ同重量のハンディを背負っていますので 非常にきびしかったです。
高度146mあたりが すべての糸(約460m)を出し終えた時です。時間にして8分20秒かかっています。重りを背負わされているので 糸を送っても 地上数10mをずーと流れてゆくだけです。たまらず 一旦止めて高度をかせいで また糸を送るという感じです。
右回りに凧揚げの軌跡が描かれています。矢印で示された星印が最高高度到達点です。
今日は この時期にしては めずらしく北西から北北西の風です。
軌跡と最遠端点での高度から計算すると 糸は直線距離で470mありそうです。実際はたるみがありますから もっとありそうです。
GPSロガーを無事回収したときの 画像です。カイトを揚げるときは 糸を送るだけでいいのですが 降ろすのは大変です。約950回以上巻かなければなりません。
糸巻きの芯棒を握っている左腕がだるくて へとへとです。GPSロガーを吊っている写真を撮ればよかったですが そんな余裕は すでにありません。これは1日に1回しか挑戦できません。
<追記です>6/1
時間と高度の関係図を細かく分析してみました。上昇カーブの最も立っているところで 約0.99m/sです。高度146m以上の上昇速度は わたしが糸を巻いているための上昇速度です。200m/3分=平均で1.11m/sの上昇速度が必要です。次はFlare + Sled kite(このカイトも上昇力は抜群です。テイルを小さくすれば真上に揚がってゆくはずです)で挑戦してみましょうかね。
<またまた追記です>6/2
WEBで自由落下運動の計算式を見つけました。上空に向かって落ちると読み替えて カイトだけの重量80gの条件として 88.5秒で88.291m落下する重力加速度Gを逆算しました。
その重力加速度のままで 重量をGPSロガー込みの158gにして 上昇速度を推定しました。
1.4m/sの上昇速度が維持できれば 200m/3分はクリアーできそうですが 速度0からのスタートですので そこが問題です。
高度ログを細かく見てみると 高度125m~133m/5秒では1.6m/sの最高上昇速度が出ていました。糸をずーと送って止めて 高度ログが平行線から上昇に転じた45m~46m/5秒では0.2m/sという場合もあります。
物理公式集 - 高精度計算サイト カシオ計算機のサイトより
HOMEを開くといろんな計算式が載っています。まったく知らない分野もありました。
<さらに追記>6/3
高度ログのテキストを取り出して エクセルソフトでグラフ化しました。横軸は5秒単位です。左縦軸は高度 右縦軸は速度です。+が上昇で-が下降です。