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宇佐美元会長ら上告 三菱自は罰金確定へ

2008年07月17日 21時16分34秒 | Weblog
三菱自動車製大型車のタイヤ脱落事故に絡み、道路運送車両法違反(虚偽報告)の罪に問われ、東京高裁で罰金20万円の逆転有罪判決を言い渡された三菱ふそうトラック・バスの元会長宇佐美隆被告(67)ら3人は15日、判決を不服として即日上告した。

 法人としての三菱自は同日、「判決を厳粛に受け止め上告しない。リコール問題の再発防止を約束し、全社一丸となって信頼回復に取り組む」との談話を発表。罰金刑が確定する。

 判決は「国から正式な報告要求がなかった」とした1審横浜簡裁の無罪判決を破棄。宇佐美被告らが国に、タイヤ脱落事故の原因についてうその報告をしたと認定した。

 宇佐美被告らはいずれも無罪を主張していた。


三菱自元部長らに有罪判決 トレーラー母子死傷事故
2007.12.13 13:45
このニュースのトピックス:女性

 横浜市で平成14年、三菱自動車製大型トレーラーのタイヤが脱落、母子3人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた同社元部長、村川洋被告(61)と、元グループ長、三木広俊被告(59)の判決公判が13日、横浜地裁で開かれ、木口信之裁判長は村川被告に禁固1年6月、執行猶予3年(求刑禁固2年)、三木被告に禁固1年6月、執行猶予3年(求刑禁固1年6月)を言い渡した。

 三菱自の欠陥隠し問題をめぐって争われた3つの刑事裁判で、初の有罪判決。

 起訴状などによると、同社は平成4年から約7年間でハブ破損による前輪脱落などの不具合が十数件あり事故を予見できたのに、旧運輸省の報告要求に「多発性はなく、処置は不要」と虚偽の報告。リコールなどの改善措置を行わなかったことで、母子3人死傷事故を招いた。

 検察側は「欠落車を市場に拡散させており、未必の故意による殺人に比肩する」と指摘。一方弁護側は、ハブの破損・脱落について「ユーザー側の整備不良や過積載によるもので、ハブが強度不足だとの認識はなかった」と無罪を主張し、事故の予見可能性の有無が最大の争点になっていた。

事故は14年1月10日、横浜市瀬谷区の県道で発生。走行中のトレーラーから重さ約140キロのタイヤが外れ、歩道でベビーカーを押して歩いていた大和市の主婦、岡本紫穂さん=当時(29)=らを直撃。岡本さんは死亡し、子供2人が軽傷を負った。

 三菱自の欠陥隠し問題をめぐって争われた3つの刑事裁判。母子死傷事故後に国土交通相にうその報告をしたとして、同社元幹部ら3人が道路運送車両法違反(虚偽報告)の罪に問われた裁判では、横浜簡裁が昨年12月、「正式な報告要求がなかった」として無罪判決を言い渡し、東京高裁で控訴審中。もう一つはクラッチ系統の欠陥で14年10月に山口県でトラック運転手が死亡した事件。業務上過失致死罪に問われた元社長ら4人は「クラッチ系統の不具合は認識していなかった」と無罪主張で結審しており、来年1月の判決が注目される。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071213/trl0712131345012-n1.htm


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