日本相撲協会の理事会と名古屋場所(7月12日初日・愛知県体育館)番付編成会議が27日、東京・両国国技館で行われ、新大関・照ノ富士(23)=伊勢ケ浜部屋=が誕生した。モンゴル出身5人目の新大関は伝達式での口上で「今後も心技体の充実に努め、さらに上を目指して精進いたします」と述べた。
2011年5月の技量審査場所初土俵から所要25場所の大関昇進は、年6場所制定着の1958年以降で3番目の速さ。「三役で直近3場所33勝」が目安とされる中で三役経験2場所での異例の出世を果たした大器は、横綱への強い意欲と決意をにじませた。【村社拓信】
伝達式後に行われた記者会見での一問一答は次の通り。
--大関と呼ばれる感想は。
◆まだ慣れない。ちょっと恥ずかしい。
--伝達式直前まで師匠と口上を確認していた。
◆失敗しないように。ちょっと緊張したけど、良かったと思います。
--大関になると、これまで以上に注目される。
◆もっと上を目指して頑張りたい。
--横綱はどのような地位か。
◆横綱はなりたくても、なれるものではない。自分が選ぶのではなく、神様が選ぶ。選ばれるように努力していきたい。
--今後磨いていくものは。
◆立ち合い低く、前に出て行く相撲を取りたい。親方の言うことをちゃんと聞いて、それを意識して頑張りたい。 (毎日新聞より抜粋)
(毎日新聞より抜粋)
逸の城と一緒に日本に来て角界入りし,ついこないだまで逸ノ城が騒がれていたのに逆転したっす。稽古の違いっすかね。逸ノ城はどちらかというと無口な性格に比べ照ノ富士は明るく無邪気なう感じがするっす。名古屋場所が楽しみっす。