平成20年3月22日土曜日午後に
太宰府市大字内山の本谷礎石群(妙見礎石群)にて
太宰府市教育委員会による調査の説明会がおこなわれ
延べ約100名の方が参加されました。
遠く長崎や北九州からもおいでになったかたがおられました。
読売新聞が福岡版、西日本新聞が九州版に記事を載せたことが
宣伝効果をあげたものと思われます。
手に記事の切抜きをお持ちの方が・・・・
雑誌「岳人」4月号をお持ちの方もあり、
このブログのユーザーの方も・・・?
竈門神社の駐車場で集合した後、
下宮礎石群、竈門神社、キョウヤマなどの解説を受けながら
内山の集落からぞろぞろと歩いて現場まで約30分。
日ごろ閑静な現場はにわかの市がたったようなにぎわいで。
竈門の神様もびっくりの盛況ぶりでした。
質問のやりとりでは
「なぜ、いままでここが知られていなかったのか」
「最澄さんの六所宝塔と特定できないのは何が足りないのか」
「仏さんが出たのはびっくりした。
わざと埋めていたのか?」
「ここが宝塔なら、山中にもっと同時代の
別の施設があると思うのが普通だが、調査しないのか」
「ここからの山頂を見上げた景観は
まさしくインドの霊鷲山の姿とそっくりで、
法華経の世界観からするとまさに
宝塔があるべくしてあったのでは?」
「埋めてしまうのはもったいないのでは」
「一の鳥居のすぐ下で、見学しやすく
散策でいつも見れるようにしてほしい」
などなど。
下草刈をお手伝いいただきました本研究会のみなさまも
多くおいでいただき感謝しております。
なお、おいでいただけなかった方々にも
次回の研究会の例会での見学の機会がございます。
ふるってご参加ください。
大宰府市教委員会文化財課担当の方の熱が入った説明に聞きほれていました。説明会に至るまでの苦労が走馬灯の様に頭の中を駆け巡っていた事と推察します。
kunio