宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

妙香庵の蓮華のともし火

2011-11-12 | Weblog

太宰府内山の妙香庵の最澄像前に設置された「蓮華のともし火」です。
蓮華に香炉をいただく形となっています。
花弁は4重に重なっていて、それぞれに意味があるそうです。
外側の4枚の花弁は本覚花弁とされ「忘己利他」「悉有仏性」「千照一隅」「道心」「六根清浄」
の言葉が浮かびあがっています。
2重目の花弁は観諦花弁とされ「一佛乗」「空仮中」「仏法僧」「菩提心」の文字が、
3重目の花弁は姿勢花弁とされ「慈悲」「合掌」「精進」「道心」の文字が、
中心の花弁は「縁」「夢」「絆」「和」の文字が彫られています。


千年のともしびはこの竈(カマド)の中で燃え続けます。