宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

宝満山研究会 第21回例会

2009-06-15 | Weblog

(宝満山中の咲き初めしヤマアジサイ)

次回の例会は今週末です!

案内状の発送が遅れておりますので
改めて告知いたします。
お間違えなきように。
来た人会員ですから
どなたでもご参加いただけます。

 記

日時;6月20日土曜日午後1時より
場所;太宰府天満宮 文華殿2階 宝満の間にて
内容;会友尾登氏、末永氏撮影の宝満山画像記録の鑑賞会の予定です。
参加費;資料代・運営費として200円程度のお願をしております。

※ 今回の映像は宝満での本研究会の活動ぶりや
山中での遺跡調査の記録や修験の峰入りなどなど・・・
ニュースで放映された貴重映像も一挙に公開します。
お見逃しなく!

講座「霊峰宝満山」の開講

2009-06-15 | Weblog

平成21年6月14日。竈門神社主催の森弘子さんによる
「霊峰宝満山」講座が太宰府天満宮余香殿2階において
参加者200名を集めて開講しました。
講座は来年9月まで全18コマのプログラムで、
毎回2時間のロングラン講座です。
平成25年に開山1350年祭を迎えるにあたっての
竈門神社のプレ事業の一つなのかも知れません。

太宰府顕彰会から博士論文「宝満山の環境歴史学的研究」を刊行され、
それが一般頒布されることに先立つ講座の開設なのだそうです。
森さんは大学の卒業論文で『宇佐八幡宮御託宣集』による
宝満山の研究に手を染められて以来のご研究歴を持たれ、
『宝満山歴史散歩』(2000年葦書房刊行)をお持ちの方も多いはず。

「登山で有名なだけでなく、歴史も広く知っていただき、
これからも幾世代にわたって宝満が大事にされますように」
とのお言葉は、まさに私たち研究会の願いそのものです。

初回の講演が終わった後の盛大な拍手は、
多くの人にその言葉が受け入れられて
次に繋がっていくことを予感させる、
そんな印象をあたえてくれました。