宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

岳人4月号

2008-03-15 | Weblog

岳人の4月号に宝満山が登場しています。

東京新聞出版局発行の月刊誌『岳人』
立松和平氏の「百霊峰巡礼」第52回の記事。
12月のあの短い取材時間の中で
的を得た記事にシャープな画像。
まさにプロの仕事です。
事前の資料を縦横に屈指され、
霊峰としての宝満山の歴史的な背景が
コンパクトに分かりやすく紹介されています。
四王寺山から宝満を望んだもの百段雁木、
大南窟の巨岩など写真がいいですね。

記事では宝満の登山口にある九州登山情報センターや
そこにいらっしゃる島松さん
宝満の調査を40年来続けていらっしゃる小西さん
などが紹介されています。
登拝道に置かれた善意の救急箱も
写真入で登場。
記事は「自分の内部から自然崇拝の
素朴な感情が湧き上がってくるのを
私は心地よいものとして感じていた。」
と締めくくられています。
宝満に来られる方々に対して
強いメッセージを発しておられる一文です。

山で使える体力づくりのお話も必見です。


取材中の立松氏


下山後の九州登山情報センターにて

※取材の様子は2007.12.18記事を参照してください。
※『岳人』のHP;http://www.tokyo-np.co.jp/gakujin/gak2008031301.html