馬場あき子の外国詠2(2007年11月実施)
【阿弗利加 1サハラ】『青い夜のことば』(1999年刊)P155~
参加者:崎尾廣子、T・S、N・T、藤本満須子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:崎尾 廣子 司会とまとめ:鹿取 未放
19 沈黙す愚かにあくせく働ける日本人われ沙漠を歩む
(まとめ)
初句と四句に切れがある。だから「愚かにあくせく働ける日本人われ」が砂漠を歩みながら、沈黙しているのである。なぜ沈黙するかというと、日頃あくせく働く日本人の一人である「われ」が働くことの意味を問い直し、「あくせく」働くことは愚かであるなあと思うからである。何も生まない沙漠が、その愚かさを照らし出すのである。そして、生きる意味の本質とは何かを考えさせるのであろう。(鹿取)
【阿弗利加 1サハラ】『青い夜のことば』(1999年刊)P155~
参加者:崎尾廣子、T・S、N・T、藤本満須子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:崎尾 廣子 司会とまとめ:鹿取 未放
19 沈黙す愚かにあくせく働ける日本人われ沙漠を歩む
(まとめ)
初句と四句に切れがある。だから「愚かにあくせく働ける日本人われ」が砂漠を歩みながら、沈黙しているのである。なぜ沈黙するかというと、日頃あくせく働く日本人の一人である「われ」が働くことの意味を問い直し、「あくせく」働くことは愚かであるなあと思うからである。何も生まない沙漠が、その愚かさを照らし出すのである。そして、生きる意味の本質とは何かを考えさせるのであろう。(鹿取)