![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/36/a8a72e2f4933117d4847ae81c9553bce.jpg)
今日は山岳部外から、特別ゲストの女性をお招きした。
遥か中国は、内モンゴル出身のSさんである。Sさんと昨年秋に
飲みに行き、そこで、いつかハイキングに行きましょう、という
約束をしていたのが、雨で流れたりして今になってしまったのだ。
JR河内磐船駅から獅子窟寺へ。大きなタンクのあるところから
山道(参道)に入る。早くもミツバツツジが咲き始めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a5/dddaa358b4eba726c04748c67b3c7406.jpg)
獅子窟寺の巨石群は、改めて見たら、えらい不安定にせり出して
いるものもあったりして面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/3c/46eba2c9c14548ae7957869eaa450a5f.jpg)
33体の石仏が並ぶ尾根道を登っていく。防火用パイプが沿っている。
ほどなく大きな岩を回り込むと、右側に八丈岩が現れる。
爪先が乗っかる程度のステップが岩に刻まれているのがキュート。
岩に登ると、絶景が広がる。新緑が美しい。まだヤマザクラの花も
少し残っている。Sさんいわく、このような多様な緑の植生を
きちんと認識し、美を感じるのが日本人だということだ。
なるほど。
この近辺では、ツツジも、キイチゴも、サクラも、7~8種類
憶えておけば、90%は当てはまるよ、とMr.Dashは
聞かれもしないのに薀蓄をたれる。
八丈岩の直下に、もう一つ、眺めの良い大岩がある。そこに
回り込んでみる。新入部員E崎クンがこわごわ下を除き込む。
なんと彼は高所恐怖症なんだそうだ。どんな山岳部員やねん(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ea/aa82c7f8819b8d24f1b9df387df08965.jpg)
クライミング用の立派な支点が埋め込まれていて、そそられる。
次回、ここはぜひ試してみたい。
岩尾根をたどり、府民の森くろんど園地に入る。319m三角点から、
キャンプ場を抜け、八ツ橋ではミズバショウが咲いていた。
車止めゲートを越え、舗装道に出て左へ。ぐるっと下り坂を逆S字に
巻けば、傍示峠だ。再び未舗装道へ。あたりは、すっかりのどかな
農村風景になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/de/86607822da10d0a7c51297c698b3e2b8.jpg)
交野市のキャンプ場を過ぎ、旗振山にちょっと寄り道。交野3山の
ひとつで、交野市の最高峰であるが、なんせ目立たない。送電線を
くぐった先に、なぜか真っ赤に塗られた三角点が鎮座していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/12/7a6d6b5cb60e9d5f77de3d43c7888567.jpg)
枚方大和郡山線(府道7号)を渡る。サクラはすっかり散っていた。
駐車場の左から山道に入る。多少のアップダウンを経て、交野山へ。
観音岩で昼食。
そのときだった。一瞬、周りがブラックアウトしてたような感覚に
陥った。貧血かと思ったが、グラグラときている。地震だった。
亀山で震度5強という強い地震が起きていたのをあとで知った。
今日は、ここでクライミングを試してみるつもりで、道具一式を
持参していた。しかし、子供を含めたギャラリーが多すぎて、
岩を横断してザイルをフィックスすると、つまづかれそうということで、
急遽、側面の支点にトップロープを設けるだけにした。
実際には、仮に左斜めに延びるクラックを利用して登れそうだったが、
カムかフレンズが欲しいところだった。
Sさんはもちろん、E崎クンも、M山クンも、今日初めてハーネスを
装着する。わずか3m程度の登攀と下降もスリルいっぱい!
眼下に交野の市街が見下ろせるので、高度感がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/96/c4b99488ed0490f813b911d5f7891b4b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f6/8624d5ea8c64a821fce03b4ca24d7d98.jpg)
M山クンの体重のバランス、姿勢のとり方は素質のよさを感じさせた。
源氏ノ滝を経て、機物神社に下山。津田駅で解散。
岩あり、絶景あり、花あり、地震!?あり、クライミングに刺激を受け、
滝で締めくくる、贅沢な旅だった。
Sさん、おつきあいいただき、ありがとう。
山って、面白いでしょ。
遥か中国は、内モンゴル出身のSさんである。Sさんと昨年秋に
飲みに行き、そこで、いつかハイキングに行きましょう、という
約束をしていたのが、雨で流れたりして今になってしまったのだ。
JR河内磐船駅から獅子窟寺へ。大きなタンクのあるところから
山道(参道)に入る。早くもミツバツツジが咲き始めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a5/dddaa358b4eba726c04748c67b3c7406.jpg)
獅子窟寺の巨石群は、改めて見たら、えらい不安定にせり出して
いるものもあったりして面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/3c/46eba2c9c14548ae7957869eaa450a5f.jpg)
33体の石仏が並ぶ尾根道を登っていく。防火用パイプが沿っている。
ほどなく大きな岩を回り込むと、右側に八丈岩が現れる。
爪先が乗っかる程度のステップが岩に刻まれているのがキュート。
岩に登ると、絶景が広がる。新緑が美しい。まだヤマザクラの花も
少し残っている。Sさんいわく、このような多様な緑の植生を
きちんと認識し、美を感じるのが日本人だということだ。
なるほど。
この近辺では、ツツジも、キイチゴも、サクラも、7~8種類
憶えておけば、90%は当てはまるよ、とMr.Dashは
聞かれもしないのに薀蓄をたれる。
八丈岩の直下に、もう一つ、眺めの良い大岩がある。そこに
回り込んでみる。新入部員E崎クンがこわごわ下を除き込む。
なんと彼は高所恐怖症なんだそうだ。どんな山岳部員やねん(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ea/aa82c7f8819b8d24f1b9df387df08965.jpg)
クライミング用の立派な支点が埋め込まれていて、そそられる。
次回、ここはぜひ試してみたい。
岩尾根をたどり、府民の森くろんど園地に入る。319m三角点から、
キャンプ場を抜け、八ツ橋ではミズバショウが咲いていた。
車止めゲートを越え、舗装道に出て左へ。ぐるっと下り坂を逆S字に
巻けば、傍示峠だ。再び未舗装道へ。あたりは、すっかりのどかな
農村風景になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/de/86607822da10d0a7c51297c698b3e2b8.jpg)
交野市のキャンプ場を過ぎ、旗振山にちょっと寄り道。交野3山の
ひとつで、交野市の最高峰であるが、なんせ目立たない。送電線を
くぐった先に、なぜか真っ赤に塗られた三角点が鎮座していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/12/7a6d6b5cb60e9d5f77de3d43c7888567.jpg)
枚方大和郡山線(府道7号)を渡る。サクラはすっかり散っていた。
駐車場の左から山道に入る。多少のアップダウンを経て、交野山へ。
観音岩で昼食。
そのときだった。一瞬、周りがブラックアウトしてたような感覚に
陥った。貧血かと思ったが、グラグラときている。地震だった。
亀山で震度5強という強い地震が起きていたのをあとで知った。
今日は、ここでクライミングを試してみるつもりで、道具一式を
持参していた。しかし、子供を含めたギャラリーが多すぎて、
岩を横断してザイルをフィックスすると、つまづかれそうということで、
急遽、側面の支点にトップロープを設けるだけにした。
実際には、仮に左斜めに延びるクラックを利用して登れそうだったが、
カムかフレンズが欲しいところだった。
Sさんはもちろん、E崎クンも、M山クンも、今日初めてハーネスを
装着する。わずか3m程度の登攀と下降もスリルいっぱい!
眼下に交野の市街が見下ろせるので、高度感がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/96/c4b99488ed0490f813b911d5f7891b4b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f6/8624d5ea8c64a821fce03b4ca24d7d98.jpg)
M山クンの体重のバランス、姿勢のとり方は素質のよさを感じさせた。
源氏ノ滝を経て、機物神社に下山。津田駅で解散。
岩あり、絶景あり、花あり、地震!?あり、クライミングに刺激を受け、
滝で締めくくる、贅沢な旅だった。
Sさん、おつきあいいただき、ありがとう。
山って、面白いでしょ。