Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2017年6月20日(火) めっちゃキレイなブナ林が続く、百里ヶ岳はすばらしい!

2017年06月22日 | 山登りの記録
■メイン写真
大好きなブナ林が延々と続き、たまらない。


■今回のコース
小入谷越→(百里新道)→シチグレ峠→高島トレイル分岐→百里ヶ岳→高島トレイル分岐→
根来坂峠→(鯖街道)→焼尾地蔵→小入谷


美しいブナの二次林で知られる百里ヶ岳。
半世紀ほど前は、深いクマザサを分けながら登る山だったそうだが、
そのササも今はほぼ消失し、樹林に囲まれていた山頂も、一部の木が伐採されて
開放的な雰囲気になっている。
昭和30年代に元々の木が伐られたあと、現在はブナやカエデの森となり、
新たな美しさを演出している。



クルマ10台ほどが停められそうな小入谷越に駐車。
百里新道は、登山口から、美しい森だ。



オオイワカガミの葉。普通のイワカガミの倍ほどでっかい。



ずっと尾根筋を忠実にたどる登り坂が続くが、緑が美しすぎて疲れない。



ブナ好きにはたまらない光景が続く。



二次林だけに、それほど老樹はないが、中には立派なのもある。



サワフタギかなぁ。自信なし。



ずっと展望はなかったのだが、P805を越えた次の鞍部あたりでいきなり眺めが
得られる。



琵琶湖が見える。島は、、、竹生島やな。



シチグレ峠に到着。木地山への道との分岐だ。
テントでも張りたくなるような、心地よい、広い場所。



峠の標識は、半分朽ちている。



ちょっと登ると、高島トレイルの稜線分岐に出る。



右側が開けた、眺めの良い尾根だ。



わずかな岩場を越えると、大パノラマが現れる。



京都北山のように台杉は見当たらないが、そこそこの古杉はある。



ヤマボウシが多い。白花にまぎれて、たまに赤花がみられる。



ツルアジサイも開花期を迎えていた。



百里ヶ岳に到着!!



一等三角点の山頂だ。
この日は、やや霞がかかっていたが、北に若狭湾が見える。
ベテラン二人組のハイカーと、お互いに記念写真を撮り合う。
お二人から、30年ほど前のこの山の状況を聞けてラッキーだった。



大きなカエデの葉!
葉柄に毛がないので、オオイタヤメイゲツだろう。

山頂を辞し、もとの分岐まで戻る。
そのまま高島トレイルを直進する。



根来坂峠に手前には、比較的大きなブナが多い。



みごとな根。生命力に胸を打たれる。



根来坂峠。峠地蔵と、寛政9年の銘が入った経塚がたたずむ、静かな場所だ。
静かではあるが、直下に林道が走っている。ここでランチとした。



ここからは、鯖街道を南へ下る。
小浜から京都へ、かつて鮮魚を担いだ商人が快足を飛ばしたのだろう。



2回ほど、林道に絡みながら下っていく。



ちょうどコアジサイが満開。歩いていて楽しさが途切れない。



焼尾地蔵。地元の人たちにいかに愛されているかがわかる祠だ。
平成元年に建てられたようだ。お地蔵さんは、傲慢を戒めてくださるそうだ。



再び山道に入ると、ササユリが待っていてくれた。
この日、ササユリを見たのはここだけだった。

向こうからツアー会社の一団が登ってきた。
ガイドの顔をみたら、ずいぶんご無沙汰。お世話になっているM下さんだった。
数年前に厳冬の八ヶ岳の小屋で偶然、お会いして以来だろうか。
鯖街道を若桜へ抜けるとおっしゃる。
また、隊列後方のお客さんから声をかけられた。
奈良新聞ツーリストのハイキングツアーで常連で、何度かご一緒した方だ。

小入谷に下りたら、河川敷にはジキタリスの花が咲き乱れていた。
綺麗と言えばきれいだが、外来種の毒草。
条件が合えばどんどん増えていくだけに、ここは近い将来、ジキタリスの
花園になるのだろう。


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