Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

9/25(日)、滝畑・クレン谷へ、涼し~い沢登り

2005年09月27日 | 沢登りの記録
今年の沢じまいになるのだろうか。今年は4回の沢登りができた。やっぱり締めは大阪府の沢だろう。大阪の「乏しい」沢の中では屈指の存在・滝畑のクレン谷に出かけた。実は、ネットでは未公開だが、昨年9月に、おとなりのサカモギ谷でひどい目に遭っている。当然、半分ビビリながらの入谷だ。今日のメンバーはMr.Dash、ともちゃん、I村さん、Y口さん、M角さんの5人だ。

千石谷林道を進み、南葛城山への登山道を見送る。千石谷を渡る橋の右手が、クレン谷の入口だ。ブッシュに隠れて目立たないうえうに、最初は倒木も多く、流れも陰気で退屈だ。

ひどい倒木帯を、フィールドアスレチックよろしく乗り越えて、ようやく滝のラッシュとなる。今の我々にとっては、手ごろなレベルだ。水量は少ないが、今日はかなり寒いのでちょうどいい。それにしても、ほとんど直登できるのが楽しい。遡行図に描かれているハシゴは、どういうわけか気づかなかった。

今日は、不慣れなI村さん、M角さんのサポートもあり、ザイルやお助けヒモを出す機会が多い。このへんの作業をすばやくこなすのも、いい練習になる。全部独りでやれば時間もかかるが、Y口さんがザイルの片付けをテキパキとこなしてくれるので、スピーディに行ける。

クライマックスは後半の10m滝が連発するところ。最初の10mが大きく立ちはだかる。残置ハーケンまでは、豊富なホールドで比較的、簡単に登れる。もっとも初め手の沢で、先頭に立って登るわけだからホールドは慎重に慎重に選ぶ。乱暴にやって、ボロボロと落石させてもいけないし、ハーケンも頼りにできるのか。冷たい岩肌にピタッと身体を寄せて、ザイルをフィックスする。まだまだヘタクソなので、時間がかかる。下で確保してもらって、最後は左にトラバースして一気に滝上に。メンバーがあとに続く。みんな充実の表情だ。

最後は左の植林に逃げる。薄い薄い踏み跡があるようで、ないようで。それでもヤブコギもなく簡単に稜線に出た。サカモギ谷に比べ、滝は小ぶりだったが、あとの詰めのヤブコギの差で、クレン谷に軍配。

来年は大峰の沢あたりにも活動範囲を広げていければいいな。
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