Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2015年6月24日(水) [六甲]石楠花山からトゥエンティクロス

2015年06月25日 | 山登りの記録
■メイン写真
豪快に落下する布引滝雄滝

■今回のコース
谷上駅→(炭ヶ谷)→烏帽子岩→石楠花山(651.9m)→(黄蓮谷)→(トゥエンティクロス)
→市ヶ原(桜茶屋)→布引滝雄滝→布引滝雌滝→新神戸駅 


今日は下見で、六甲山系の石楠花山から久しぶりにトゥエンティクロスを
歩いてきた。たいへん緑が濃いコースだ。

神戸電鉄の谷上駅を下車、まだ新しい住宅街を抜ける。



路傍にベニシジミ(春型)。



炭ヶ谷沿いの登山道への取付きは、道標がなければ絶対に分からないだろう。
こんな地味なところである。
ほどなく阪神高速北神戸線のガード下をくぐる。

炭ヶ谷は水量は乏しいが、樹相が濃く、小鳥のさえずりが多く聞かれる。



堰堤を2つ巻くと、ともちゃんが地面に鮮やかな黄緑の幼虫が落ちているのを発見。
調べてみたら、コエビガラスズメというガの幼虫らしい。



ガクアジサイが咲く道は、意外にも涼しい。



炭ヶ谷の水が涸れる頃、頭上に自然林が覆いかぶさるように広がる。



4つ辻に出て、右へ。まず烏帽子岩を観に行く。
まあ、眺めも得られない、たいして高くもない岩だが。



膝くらいの高さの笹薮を分けながら、石楠花山の三角点へ。
ここは樹林に囲まれ、眺めは得られない。

すぐ幅広の林道に出る。ニガイチゴ、モミジイチゴが熟していた。



展望台。上がってみたが、サクラの木が育ちすぎて、肝心の展望を遮りつつある。



西六甲ドライブウェイを渡り、黄連谷へと下りる。
赤いナメが美しい流れだ。



ミズキの花が満開だった。ネムノキも咲いていた。一気に夏になるんやな。

ところでトゥエンティクロスは、ここ数年、台風の影響でひどい目に遭い続けているが、
応急処置が施されている。
今では渡渉回数は激減し、木橋や桟道が整備されている。



新しい堰堤も。八州嶺堰堤。



続いて高雄山堰堤。水が綺麗。
大きなダム湖ができているが、新たな名所になるかもしれない。



これは古き良き堰堤、二十渉堰堤。



桟道が付けられている。



いまや貴重な渡渉箇所。ちょうど森林植物園との分岐のところ。



分水嶺越への分岐(南のほう)の高台からは、高雄山が見える。



しばらく行くと、左手に謎のトンネルが開いている。

標高を下げるにつれ、だんだん暑さがこたえてくる。



珍しいササの花が咲いていた。そのへんの群落で一斉に。
近く、一気に枯れるのかな。

桜茶屋で水分補給し、しばらくクールダウン。
あけぼの茶屋、紅葉茶屋を通過。



布引貯水池。



五本松かくれ滝。ダムがオーバーフローしたときだけできる滝。
この日は水量が豊富だ。

布引滝雄滝(メイン写真)は落差43mという。
直下の夫婦滝5m、雄滝のすぐ上にも斜瀑がチラ見えする。
こんなに大都市に近いところに、こんな地形があることには毎度驚かされる。

下部の見事なゴルジュを見下ろしながら進む。
鼓滝は滝壺がなんとか覗く程度で、瀑芯が見えないのが残念。
仮に沢登り愛好者に開放さけていたら、さぞかし人気が出たことだろう。



布引滝雌滝。ここで一連の美渓は終了する。
直下の石組みの堰堤もいい雰囲気を出している。

目と鼻の先が新神戸駅。
今日も暑かったが、愉しく歩けた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2015年6月23日(火)[大阪の山... | トップ | 2015年6月29日(月)[大阪の山... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事