Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2014年7月6日(日) 奥多摩・シンナソー遡行

2014年07月12日 | 沢登りの記録
■メイン写真
 クライマックスの3段15m滝

■今回のコース
 武蔵五日市駅⇒藤倉バス停→北秋川(入渓)→シンナソー出合→小滝の連続→
 3段10m→ 伏流→黒い岩の5mスダレ状滝→3段15m滝→二俣→
 (左へ詰める)→山道合流→浅間尾根→猿石→数馬分岐→浅間尾根登山口バス停⇒
 数馬の湯⇒武蔵五日市駅

海の日3連休で沢登りを予定しているため、その前に練習しておこうと、
上京していたともちゃんと奥多摩・シンナソーへ出かけた。

シンナソーとはユニークな名前だが、ネットで調べても、その由来はよく分からない。
「沢」を「ソー」と読む事例はあるので、たぶん「しんなさわ」が訛ったものであろう。
「しんな」は何に由来するのか? 目印となるシナノキでもあったのかな?

西東京バスを、終点の藤倉バス停で下車。公衆トイレで身支度を整える。
シュリンゲを忘れてきたことに気付く。ともちゃんに2本、分けてもらうが、
今日の沢では使用することは多分ないだろう。



少し戻って、北秋川から白岩沢沿いの林道を少し進む。



ほんのわずかで、古い民家の脇(ガイド本では「廃屋」とあるが表札がかかっている)
から川に下りる。50mほど上流に進めば左からシンナソーが合流している。



いきなり3mほどの小滝を登る。



入渓してしばらくは、愉快爽快な小滝が連続する。



6m、4mの滝が連続する。美しい。



3段10mは登れなくもなさそうだったが、今日は無理をしない。
ここは右の泥壁を巻いたが、巻きも足元がグズグズして悪かった。



右岸の自然林がキレイ。



3段10mを巻き越えると、水流が消える。一旦、伏流となっているのだ。



やがて水流が戻ってくるが、ここからが難儀。倒木やブッシュが行く手をふさぐ。
これは断続的に、遡行終了点まで続いた。これがなければ、素晴らしい沢なのに…



ガイド本に「黒光りした滝」と書かれている5m滝に着く。



これは滝芯のすぐ左を攻め、簡単に登れる。

倒木帯と格闘しながら進むと、早くもこの沢のクライマックス、3段15m滝が
現れた(トップ写真)。

スタンス、ホールドとも小さ目だが、信頼性は高かった。
一番下の滝を登ったら、ともちゃんがザイルを要求してきたので10mお助け紐で
確保。2段目は少し遠目の微妙なホールドがあり、ここも確保した。
3段目はやや立っていたものの、ここはそんなに苦労せずクリア。



この先、小滝は幾つかあるものの、しだいに水流は痩せてくる。
倒木はさらに快適な遡行を妨害してくる。



二俣の手前で、もう谷筋を忠実に遡れない状況になり、左の斜面に逃げる。
先行者の足跡も発見。みんな、ここで遡行を終了するのだろう。



尾根に着いた。藤倉と浅間尾根を結ぶ登山道に出た。標識の手前にうまく
突き上げたことになる。ここで遅い昼食とした。
シンナソー出合から、ここまででちょうど2時間だった。
足慣らしにはちょうどいい程度の沢。
しかし、倒木の多さにはもうコリゴリ。



浅間尾根に合流したが、今、歩いてきた登山道は下部が崩落していて、
通行止めになっていた。藤倉に下りなくてよかった。



猿の手形模様がある「猿石」。
数馬分岐からは南西方向にひたすら下山する。



下山中に、ホウキタケ?があった。ともちゃんが発見。Mr.Dashは
気づかず、あとで写真で知ることになる。

浅間尾根登山口バス停に着いた。停留所2つで、数馬の湯に行ける。
歩いてもいいが、時刻表を見れば、あと3分でバスが来る。ラッキー!!



数馬の湯で「沢臭」を落とし、着替えて、ビール。
沢登りの最後には、これがないとね!

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