Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年8月8日(土)~9日(日) 今年も四国剣山へ。キレンゲショウマが綺麗!

2020年08月11日 | 山登りの記録
■メイン写真
行場ルートに咲くキレンゲショウマ


■今回のコース
8日 見ノ越→(リフト)→西島駅→大剣神社→二度見展望所→剣山→剣山山頂ヒュッテ[泊]
9日 ヒュッテ→二ノ森→殉難の碑→一ノ森ヒュッテ→一ノ森→殉難の碑→穴吹川源流の谷
   →行場→キレンゲショウマ群落→刀掛けの松→西島駅→(リフト)→見ノ越⇒岩戸温泉


今年も、大好きな四国剣山へ。キレンゲショウマのほかにも、美しい花が
いっぱい見られた。
見ノ越は、ほとんどの売店が閉まっていて、コロナの影響をここでも実感。
まずはリフトに乗って西島駅へ。歩いても大したことはないが、時間節約だ。



行きと帰りで別の道を歩きたいので、まずは大剣神社をめざす。



防鹿柵の奥は花がいっぱい。ナンゴククガイソウが見頃。
防鹿柵の中しか花がないのがちょっと悲しいが、これが現実。



大剣神社に到着。
本殿の柱に、「天地一切の悪縁を絶ち、現生最高の良縁を結ぶ」と記されている。
あまり悪縁は思いつかないのだが、良縁はたくさんほしいな。



シコクハナウドかな。



本殿の後ろに聳え立つ「御塔石」は、大剣神社のご神体。なんと高さ50mという。



御塔石の直下に湧く御神水(おしきみず)。飲むと若返るというが、最近、大腸菌が検出
されたとかで、飲用不可となってしまった。残念!
溜め水にせずに、流水にすればいいのに。



オトギリソウ。



二度見展望所への途中にもう一カ所、湧き水がある。



次郎笈が見える。



二度見展望所からは剣山の山頂へ登っていく。
ほどなく到着した山頂。周りは薄いガスで包まれ、視界はイマイチだった。



網々模様がかわいらしいシコクフウロだが、右のは、花びらの形がちょっと特殊?



剣山頂上ヒュッテの隣にある剣山本宮宝蔵石神社。
8月の前半は、輪くぐりの神事の時期だ。
鳥居に輪がかけられており、8の字にくぐると魔除紹運のご利益がある。



御朱印。



ヒュッテの周辺に咲いていたホソバシュロソウ。



ソバナ。



剣山頂上ヒュッテさんも、いろいろとコロナ対策に尽力されているようで、
今回、我々のパーティは別館である雲海荘に泊まった。
寝具はシュラフを持って行ったが、500円で寝具を借りられる。

この日は夜通し、早くも台風の影響か、風がビュンビュン吹き荒れていた。
楽しみにしていた夕日、星空、朝日は全ておあずけだった。



2日目、尾根を越えていく強風に気をつけながら、一ノ森へ向かう。



小さな祠がある経塚森の小ピークを越え、貴重なシコクシラベの樹林帯に入っていく。
シコクシラベはシラビソの亜種で、絶滅危惧種だ。



樹林帯はコケも美しい。



殉難碑。かつて剣山にあった測候所の職員が、通信線を修理中に一ノ森で雪崩に
遭って亡くなったことを悼み、当時気象局の偉いさんだった新田次郎が建てたもの。



一ノ森ヒュッテを見下ろす。



三角点ピークを経て、50mほど離れた最高点ピークに到着。
剣山や次郎笈はガスに隠れてしまっていたが、東側は展望が得られた。



殉難碑の分岐に戻り、トラバース道(下竹道)で行場へ向かう。



斜面一面にカニコウモリが咲く。
他にも、あるエリアに特定の植物がまとまって見られることが多く、
テンニンソウ群落や、シコクブシ(トリカブト)も群落を作っていた。



穴吹川源流の谷の滝。剣山に近い一般登山道では唯一のしっかりした規模の滝だ。
下竹道はこうした変化が楽しい。



行場ゾーンに到着。



ヒメフウロ。1cmくらいの小さなフウロ。



ギンバイソウ。



そして待望のキレンゲショウマ群落。これに逢うために、毎年通っているのだ。
今回は3連休の中日ともあって、行場ルートでも多くのハイカーとすれ違った。
やっぱり日本百名山。人気なのである。

リフトで見ノ越に戻ったら、狭い国道にずらっと路上駐車の列。
神社の前で予め買ってあった昼食をすませ、クルマで岩戸温泉へと下りた。

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