Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2012年3月20日(火)滋賀/岐阜県境・射能山へ山スキー

2012年04月01日 | 山登りの記録
今年はなかなか春らしい気温にならない。
まだまだ、近畿地方を出なくても雪遊びができそうだということで、
この日は、奥伊吹スキー場の裏手にあたる、射能山に出かけた。



山スキーを履いていくことと、スキー場のリフトを使わせていただくことから、
パトロールに登山許可をもらう。
昨年、遭難事故があったそうで、両手をあげて歓迎はしてくれないが、
こちらの装備や、あくまで自己責任で行くこと等を並べ立てて、なんとかOKを
もらった。

その交渉中、射能山(しゃのうざん)の呼び名について、「最近、『ブンゲン』と
呼ぶ人が増えて困っている。山と渓谷社にも『射能山』の呼称を使うように
申し入れをしている。地元は皆、射能山と呼んでいる」との事実を確認できた。
この山域はMr.Dashも、あまり詳しくないだけに、貴重な収穫である。

奥伊吹スキー場のリフトを4回乗り継ぎ(1200円也)、上級ゲレンデの一番上へ。
シールを貼って、いざ出発。射能山のピークまでは1kmもない。



稜線に出て、岐阜県側を望み、ブナの美林と見渡す限りの雪原に絶句。
こりゃ、すばらしい。
ワクワクしながら、緩い稜線づたいに射能山を目指す。
雪質は必ずしも良くないが、まだまだ大丈夫だ。



まず右側に巨大な岩が見える。後で調べたらどうやら「甚吉岩」というらしい。
岩からの眺めは絶景であった。



岐阜側の緩斜面を、ほんの少し下ってブナ林の中をそぞろ歩く。ただただ、美しいのである。



続いては雪庇を避けつつガシガシ登っていく。左前方に伊吹山、虎子山が見える。
(メイン写真)

射能山の山頂は予想以上に地味だった。私設の山名表示はすべて「ブンゲン」と
なっていた。
少し離れた斜面に、「山想遊行」の黒いプレートがあった。
仙人は、奈良県周辺だけでなく、こんなところにも出没していたか!



往路を引き返し、今度は稜線を北上し、今は使われていない旧リフトに寄った。
昔のゲレンデは大規模な崩落があったようで、今は廃墟と化している。

あわよくばこのままスキー場のゲレンデに滑り降りようと考えていたが、
どうしようもない。仕方がないので山を登り返し、リフトの下り場まで引き返して、
下手なスキーで上級ゲレンデを恐々降りた。

テレマークが素晴らしく上手な2人組が来ていて、こちらの板を見つけて
話しかけて来られたが、全く技術水準が違った。



帰りは、グリーンパーク山東、鴨池荘の「美肌の湯」に寄った。
ここは温泉ではないのだが、軟水を使用しているのが売り。
あまり広くはないが、ゆっくり落ち着けた。

朝の6時過ぎに奈良の自宅を出て、これだけ遊んでも夜の8時過ぎには
家でビールを飲んでいた。充実!!




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