Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年11月25日(木) とち谷・長尾ルートから、お手軽に岩湧山へ!

2021年11月26日 | 山登りの記録
■メイン写真
岩湧山の山頂部で、やわらかな日の光を受けて輝くススキの穂


■今回のコース
いわわきの森・第6駐車場→行司河原分岐→とち谷出合→渡渉点→(長尾)→五つ辻→東峰→
岩湧山→東峰→(きゅうざかの道)→岩湧寺→四季彩館→いわわきの森・第6駐車場


岩湧山へ登るにも、いろいろ魅力的なルートがある。
とち谷・長尾ルートは一ヶ所、沢の渡渉があるものの、たやすく登れ、渓流や落葉広葉樹の
森林を楽しめる好ルートだ。



行司河原分岐から天見駅へ続く林道に進み、ほどなく、とち谷に沿った細い林道に入る。
車両通行止め(仮に突入してもすぐ立ち往生すること必至)の林道を登っていくと、
とち谷の流れが見下ろせる。規模は小さいが、いくつも滝が続いている。
以前、遡行したときの記録はこちら



連瀑帯を過ぎて、沢がナメ状になるころ、赤テープに従い渡渉する。
知っていないと見落しやすいポイントだ。

ここからは水流が消えた谷筋の植林帯を、花が消えたヤマアジサイ群落の中を進む。
いつの間にか尾根上に出ると、ようやく傾斜が強まってくる。
小鳥のさえずりが全く聴こえないと思ったら案の定、ポツポツと雨が降ってきた。
慌ててレインウェアを着こむと、10分ほどで止んで、ふたたび日が差してきた。



長尾の落葉広葉樹林。心なごむ、癒しの空間だ。



再び植林に変わると、五つ辻に着く。ここでダイヤモンドトレールに合流する。



P827を過ぎると、右手に昔の展望台跡が見える。樹々の生長で、もはや眺めはゼロ。



「きゅうざかの道」との分岐である東峰を過ぎ、ススキの銀穂が揺れる岩湧山の山頂へ。



足元にはリンドウ。



山頂に到着。全体的に雲が多い日だったため、大阪湾側の眺めはいまひとつだった。



防火帯の道を歩いてみる。ススキ群落を下から見上げるようになるので迫力が感じられる。



種子ができたササユリや、大きなボールのようなハバヤマボクチ(写真)の枯れた花などが
みられた。ハバヤマボクチが満開の頃も観てみたいね。



「きゅうざかの道」から下山する。確かに急だが、落ち着いてゆっくり下りれば大丈夫。



標高差約350mを一気に下り、岩湧寺へ。イチョウの葉が一面に散り敷かれていた。



天然記念物のカヤの木。樹齢400年のすごいやつ。



重要文化財に指定されている多宝塔。



多宝塔の横には、杉の大木が並ぶ。
初秋に一面に咲くシュウカイドウは、どこにあったのかと思うほど見事に姿を消していて
植物の不思議を感じた。

四季彩館に着くやいなや、再び雨が強く降ってきた。日は差しこんでいるのに、
まったく変な天気だ。トイレ休憩し、雨がやんでから駐車地へ戻った。

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