Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年4月3日(水) 春の花香る岩稜、[紀南]嶽ノ森山へ、日帰りで挑む!

2019年04月04日 | 山登りの記録
■メイン写真
高さ100m、幅500mの「一枚岩」は、満開の桜で彩られていた


■今回のコース
道の駅一枚岩→登山口→変則十字路→嶽ノ森雄岳(上ノ峰)→コル→雌岳(下ノ峰)→
コル→相瀬登山口→道の駅一枚岩


高速道路の整備によって、紀伊半島の南の端にある山にも日帰りで行けるようになった。
もちろん歩行時間は短めになってしまうので低山が対象になる。
そこで目をつけたのが嶽ノ森山(関西百名山)。
熊野カルデラの「古座川弧状岩脈」でできた特異な岩峰が魅力だ。



道の駅一枚岩に駐車し、スタート!
古座川の流れをはさんだ対岸は、国指定天然記念物の一枚岩だ。



美しい古座川の流れに、心が洗われるよう。



一枚岩トンネルの手前で右の道に入ると、すぐに登山口がある。
いきなりの急登だ。



ナメトコ岩にさしかかる。犬鳴谷の最上流部になる。



足場は、ちょうど足のサイズ大にチッピングしてある。
雨の後などは難儀するのだが、この日は乾いており、快適に登る。



天柱岩への分岐、峯ノ山への分岐を過ごすと、再び強烈な急坂が始まる。
最後に固定ロープが下った岩場をよじ登る。



登った先で、みんな思わず足を止める。



それもそのはず、そこにはすばらしい眺望が広がっている!



目線を登山道脇に移せば、早咲きのヒカゲツツジが咲いていた。
あと10日もすると花盛りになるのだろう。



嶽ノ森の雄岳に到着。
奇岩を楽しみながらの急登、そしてこの絶景に、一同、気分アゲアゲ。



すぐ東には、雌岳の鋭峰が覗く。「あんなトコ、登れるの?」
「あの岩は絶対無理だから、きっと右を巻くと思う」と、みなさん、意欲を
沸き立てられる。



もちろん登れるのだが、そのためにはまず、この激坂を細心の注意で下る。
ウバメガシの落葉に足をとられやすいので、ゆっくり、丁寧に進む。



ミツバツツジもきれいに咲いていた。



コルからは一転、またまたものすごい傾斜を登り返す。



そして雌岳に到着。さっき見えていた岩の上は、思ったより狭い。
高度感はバツグンだ。



さっきまでいた雄岳も、実はかなりの尖峰だ。ここは本当に日本なのか!?



コルに戻り、南側に下る。ここも最後の難所だ。

雌岳直下の南側に回り込んで下山する。
雌岳の垂壁も、一番高いところで60mくらいあるのではないかと思われる。
感心しながら見上げていると、首が痛くなるくらいだ。



そのうちに岩盤は、まるで城の石垣のような節理がみられて面白い。



最後は植林の中をジグザグに下る。



相瀬側の登山口に下り立つと、路傍にキランソウが咲いていた。

帰りに、道の駅すさみで、名物の海産物などお買い物を楽しんで大満足。
歩行時間は3時間ちょっとだったが、なかなか刺激的な一日となった。


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