Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2024年1月24日(水) 多度山と多度大社へ、雪の中をお山歩!

2024年01月25日 | 山登りの記録
■メイン写真
多度山の山頂展望台。雪天で展望はゼロ。

■今回のコース
多度大社付近駐車場→愛宕神社登山口→(健脚コース)→NTNこもれびの森→5合目ベンチ→
6合目展望所→多度山(高峯神社)→ハングライダー発進所(展望)→第2見晴台→愛宕神社→
多度大社(境内参拝)→駐車場⇒神馬の湯


今シーズン一番の寒波がやってきた。雪のため、JRが野洲駅まででストップしたり、
午前中には名神高速で関ヶ原付近でクルマが立ち往生し、長時間、通行止めになった。
そんな中、新名神から回り込んで多度へ。予定していた周回コースは、冷たい強風を
懸念してショートコースに変更したが、一応、多度山の頂上を踏むことができた。
帰りに寄った日帰り温泉「神馬の湯」はオシャレで広くて最高だった。



愛宕神社登山口から、健脚コースに入る。登山口下に、空の幼稚園バスが停まっていた。



左に梅の木がたくさん植えられていて、もう咲いている紅梅もあった。

健脚コースとはいえ、難しいわけではない。
登り始めてほどなく、向こうから下りてくる小さな子どもたちと先生方。
地元の幼稚園で、日常的にここでお散歩しているそうだ。すばらしい。
きっと、たくましく育つことだろう。



やがて右手にちょっとした広場が出てくる。ベアリング大手・NTNの「こもれびの森」の
広場だ。
NTNこもれびの森は、マツクイムシの被害を受けた4.5haの山林で、枯れたマツを整理し、
跡地にサクラやモミジ類の広葉樹を植栽する取り組みで、平成22年に誕生した。



尾根に出ると5合目だ。急に風が通るようになって寒い。
山の北西側は大荒れの模様だ。



6合目は展望ポイントのはずだが、真っ白で何も見えない。
にぎやかな標識がおもしろい。



20分ほど上がると、いよいよ山頂部だ。電波塔が何本か立っている。



NTN多度山上公園をぐるっと回り込むと、お待ちかね、多度山の山頂に着く。
山頂には高峯神社が鎮座する。

展望台からは何も見えず。説明看板の雪を払いのけて、晴れると見えるはずの木曽三川の
眺めを想像する(テーマ写真)。



すぐ横の三角点で記念写真。
風を避けて昼食を摂ったあとは、予定を変更して、舗装道の「眺望満喫コース」に
つかず離れずつけられている山道を拾って下ることにした。



NTN多度山上公園の入り口には大きな看板がある。



少し下ると、ハングライダーの発進所がある。ここな着いた瞬間、わずかな時間だったが
雪煙がおさまり、展望が開けた。揖斐・長良・木曽の三川の下流部と輪中、
長島スパーランドから伊勢湾にいたる広々とした眺めに、しばし時間を忘れた。



ここから単調な舗装道を外れ、東尾根につけられている山道を下る。



途中で見つけたクチナシの実。



さしたる苦労もなく麓の林道に下る。路肩のフユイチゴも雪で寒そうだ。



最後にこの日のもう一つの目的、多度大社にお参りする。
多度大社では、毎年5月に行われる「上げ馬の神事」で有名だ。



境内に入るとすぐ、左手に神馬「錦山」号の厩舎がある。
餌のニンジン欲しさに、首を振って催促する。



境内の最奥、両側が切り立った渓流の間に本宮がある。
凛とした雰囲気がただよう場所で、古来、人々の信仰を集めた理由がわかる気がした。

体はすっかり冷え冷えになっているので、帰りにすぐ近くの日帰り温泉「神馬の湯」に
寄った。オシャレ、清潔で広い設備で、のびのびリラックスできた。
まるでカプセルホテルのような仮眠スペースがあったりして新鮮だった。

雪はずっと降り続いていた。
紀伊半島をぐるっと迂回しないと帰れないかもと冗談を言ったりしていたが、
東名阪道と新名神の亀山~草津間は無事だったので、問題なく帰ることができた。

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