Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年9月7日(水) [大峰]初秋の大普賢岳へ、いろんなキノコと、ブロッケン現象!! 

2022年09月08日 | 山登りの記録
■メイン写真
後半戦、長いハシゴを登るとき、光のカーテンが降りそそいだ


■今回のコース
和佐又山ヒュッテ跡→和佐又のコル→笙ノ窟→日本岳のコル→石ノ鼻→大普賢岳
→(往路を戻る)→和佐又山ヒュッテ跡


真夏の異常な暑さは、もう少しはマシになっているだろうとこの時期に大普賢岳への
山行を組んだ。
天気がもつかどうか、予報会社の見立ても分かれていたが、降ってきたら戻れば
よいこと。とりあえず行ってみよう。
9月のこの山は、いろいろなキノコがみられて面白い。



和佐又山ヒュッテが解体されてから、部材の輸入スケジュールの遅れなどから
再建スケジュールに遅れが出ている。
それでも、トチノキの巨木には展望ウッドデッキができていた。
8月には建設業者の入札も出されたようで、そろそろ建屋の建設も近いのだろう。



和佐又のコルから、ブナ、カエデ、ヒメシャラなどの落ち着いた樹林の尾根道を行く。
足元にタマゴタケの幼菌。



知識がなく、名前が分かるキノコが少ないのが残念。



最近の名物、ワニ君。ん? ヘビなのか? 竜なのか?



笙ノ窟の真上は目がくらむような垂直の岩壁だ。



さまざまな修行者が籠った笙ノ窟。62番靡である。



鷲ノ窟の頭上は、鷲のクチバシを思わせる大きなオーバーハングの岩。
さすが大普賢岳、大峰山系屈指の鋭峰である。



日本岳のコルへの急登。



日本岳のコルに到着。
日本岳の別名は文殊岳。「普賢」と「文殊」で、要するにお釈迦様の両脇の2菩薩と
いうことだが、間に釈迦岳があるわけではない。



ハシゴの連続。気をつけて慎重に登る。



「石の鼻」に登る。羽アリが異常に多かった。



雨には降られなかったが、雲が湧きたつ。「石の鼻」からは大台ヶ原は見えず。



小普賢のコルへの長い下りハシゴ。
鞍部で昼食をとったあと、後半の核心部へ。



鎖がつけられて、かなり心強くなったキレットの横断箇所。よく見ると古い石垣が
数メートル積まれ、トラバースできるようになっている。



最後の急坂をしのぐと、いよいよ奥駈道に合流する。
世界遺産の道標が傾いてしまっていた。



大普賢岳山頂に到着。この日のお客様は全員が初登頂。
山頂の奥のほうに、なぜか羽アリがいっぱい飛び交っており、チクチク噛んできて困った。
雲が多く、この日は眺めも望めそうになかったので、早々に引き返すことに。



下山途中に、西側からの日光と、東側の霧見て、ブロッケン現象が出そうだなと
思った直後、やっぱり出た!!
御予期せぬサプライズ。



下山し、和佐又山ヒュッテ跡から駐車スペースへ戻る途中、笠の直径が25cmほどもある
巨大なカラカサタケを見つけた。こんなに大きくなっているのは初めて見た。
最後の最後まで意外な発見があって楽しかった。

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