Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『臙脂の集い』が終わって…

2010-06-09 01:44:46 | その他の応援団関連
6月7日の、拙ブログの検索キーワードのトップが、『臙脂の集い』でした。
ここ数カ月で、拙ブログへの訪問者が最も多かったのも、6月7日でした。

というわけで、今年の『臙脂の集い』をOBの立場で観覧して思ったこと、なるべく簡潔に書きたいと思います。

先ずは、『臙脂の集い』とは、なんですか?…と思われる読者もいらっしゃると思うので、ちょっと紹介します。

『臙脂の集い』とは、私が高校3年間属していた、応援指導部主催のステージ演技発表会の事です。母校のスクールカラーが「臙脂色」なので、そこから派生しています。

毎年、母校である春日部高校の文化祭『春高祭』2日目(最終日)の、体育館ステージ演目の最後を飾ります。
それ程、母校にとっては私が現役当時はもちろん、そのずっと前から「メインイベント」として定着していて、「なくてはならないもの」でもあります。

6日に開催され、無事終えることができた今回は、数えて50回目でした。

ですが、50回目を記念して、何かをした…ということはありませんでした。
むしろ、今年に50回目が開催できたことが、もうそれだけで意味のあるものだったと思います。

以前、私自身も「時代の趨勢」の一言で片づけてしまうには忍びなく思い、リーダー部員の減少化について書いています。
その問題は、我が母校にも当てはまることで、今年度は、2年生3名、1年生2名の体制の様で、私自身にとってもそうですが、現役諸君を支えるべくして立ち上げたOB会にとっても、重要課題と言えます。独自に啓蒙活動をしていくことも、必要なのかもしれません。

少し話がそれましたので元に戻すと、本来3年生が幹部として主体となって開催するのですが、今年は2年生が最高学年。しかも、同期の仲間は3人しかいません。下級生の1年生も、2人です。
さらに、1年生1名がステージの数日前から、そして6日当日には、2年生の1人が共に体調不良によりステージに立てないという状況にまで追い込まれながらの開催…。
もうそれだけで、「良く頑張った」って言ってあげたい…そんな気分で観覧していました。

それでも、生徒達が必死に盛り上げてプログラムが進み、最後の『校歌』を生徒と共に斉唱し終えた後、司会の2年生が、感極まって涙声になってしまいました。
「春高生の皆さん、本当にありがとうございました」という気持ちが、ストレートに表れた結果だと思います。

もうそれだけで、こちらも感極まってしまいました。
私も、心で盛り上げてくれた生徒達に「ありがとう」って、思いました。

感じたのは、私が現役当時よりも、全校生徒にとって、応援指導部が春日部高校には必要不可欠な存在…という思いが強いということ。
それを、生徒達が素直に表現できていること。
その生徒に支えられて、応援指導部も存続できているってこと。

とっても意味あることだし、こんな生徒達が学んでいる高校を卒業できたことを、改めて誇りに思いました。
こんな生徒達と、力一杯『校歌』を歌えたこと…とても嬉しく思います。

山口からだと、「距離が遠い」とか「戻ってくるのにお金がかかる」とか、色々言い訳もできるけれど、それは「違うよ」ってことを、現役諸君からはもちろんのこと、盛り上げてくれた生徒達からも勉強できたことは、とっても価値ある事だと思いました。

私は、できることとしたら、こうして書くことしか浮かばないのですが、もう少し、色々考えてみたいと思います。

また来年も『臙脂の集い』が開催できること…それを願い、1年間、色々なこと、頑張っていこう!って、思う次第です。

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