Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

渡辺 明 竜王の底力は如何程か…/今日から『第21期 竜王戦 第4局』

2008-11-26 18:23:28 | 将棋
『第21期 竜王戦』は、開幕して3局が進行し、いずれも挑戦者・羽生 善治 名人が勝って3連勝…奪取&復位&初代「永世竜王」の称号獲得まであと1勝として、今日から熊本県菊池市を舞台に第4局が始まりました。

早くもカド番を迎え、防衛がピンチな状況にある渡辺 明 竜王が、ここからどんな底力を見せてくれるか…にも、大いに注目が集まるところです。

戦型は、羽生名人が奪取して「十九世名人」の永世称号を獲得した、今春の名人戦でかなり指された相掛かりに…。

そこから、先手の羽生名人が手損を構わずに、右の銀を6手もかけて6七の位置に据える「銀矢倉」の形に…。
(入門者の小生は、初めて見た形です。)
形にとらわれないところは、羽生名人らしさが存分に発揮されているような気がします。

一方の後がない渡辺竜王は、△8三銀~△7三銀~△6四銀と右の銀を進軍させる積極的な指し回しを披露し、封じ手の局面では囲いとしては飽和状態の、しっかりした中住まいに…。
竜王戦の様な大きなタイトル戦で、囲いとしてはあまり見ない中住まいを見ることができたのは、個人的には貴重かも…なんて思っています。

渡辺竜王が、後手でありながら、手得を活かして攻める手番で封じましたが、明日は渡辺竜王がどんな攻め手を繰り出すかが注目ですね。
その攻め手をじっくり堪能し、底力が如何程なのか…楽しみたいと思います。

さて封じ手ですが、小生の第一感は△5五銀左。

当たるでしょうか…。とにかく色々な意味で、明日が楽しみです。

手短ですが…今日のところはこんなところで。

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