ボチボチと組み上げながら作業は進むが、YPVSの駆動モーターを取り付けようとした時、
保管中のエンジン単体状態でバルブを手で操作したとき、明らかに動きが重いのが気になったのを
思い出して、「ちと開けてみるか…」となった次第。
3XCや1KTのパラ・ツィンより重いのだw
プーリー部分を外してバルブとご対面。
まぁ、見かけは綺麗なんですけどね…中はどーなの?と。
8ミリのスパナで固定して…
反対側のヘキサを緩めたところ。
プーリー側には10ミリのボルトを差してプライヤーで引き、残ったバルブは木の棒を当ててコンコン!と叩きだした。
まぁ、カーボンがwと、言うより燃焼した2stオイルが酸化して固くなっている。
重さの原因の7割はこれかなぁ…
バルブに溝が切ってあるけど、カーボンで詰まっている…本来ならオイルが溜まっているべきなのかな…
バルブ自体は両端を固定され宙に浮いた状態で作動なので、シリンダーと接触することはない。
隙間に入ったカーボンが研磨剤の役割をしてたようで、地金が見えているところもある。
さて、こいつを何で洗うか…
手っ取り早く、ガソリンでいいんじゃない?と答えを出し、とりま酸化して固くなったオイルを流すことにした。
カーボンはメッキ状態でそう厚く積もってるわけではない。
かるくワイヤーブラシで落として、落ちなかった部分はそのままでOKとした。
せっかくだからピカピカに…とも思ったが、そこまでやるメリットって何?と思ったのも事実。
積もったカーボンが燃焼室に落ちて、ピストン・シリンダーにキズを付けるならやばいが
ここはシリンダーからの噴出し口…多少、カーボンがあっても中に落ちることはない。
…と、まぁ、スポンジたわしの極細併用で、ゴシゴシ洗った結果、そこそこキレイにw
バルブの溝は細い丸棒やすりで清掃。
シリンダーのバルブが納まる部分も…
ガソリンを浸したたわしでゴシゴシ…
組み上げ時にグリスを塗布指定されてる部分があるが、何を使おうね?
排気ポートって何度くらいまで上がるんだろう?
リチウムだとすぐ、溶けるかな…ウレアなら200℃くらいまで耐えられそう?…
と、いうことでウレアを入れたが、グリス自体が結構固い。
仕上がりは、以前より軽くはなったけどやっぱり重いwww
ま、グリスが掃けたらまた変わってくるかな!?たぶん、2stオイルも回ってくるだろうしw