段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

発注部品の洗い出し1

2017年09月13日 | 3Y5(XT250)

さて、そのXT…萎えないように一旦仮組みして、今のうちに必要部品を確定しておこうという作戦w

主要部品の全部に眼を通すことになるし、なによりXTが好きで乗ってるブロガーさんのお役に立てれば…

ちとおこがましいが、何も無いよりはいいだろうと、すこし手をかけて書いてみることにした。

先日、組み立て幅のチェックはしたものの、その後は放置のクランク…

たしか、3台めに買ったやつかなぁ…初期型のシルバーだったか…

業者が中古車として一旦手を入れて販売したものの、買った方はちょっと乗って放置…な気がした代物。

実際、カムをドライブしてるスプロケも全幅当たりをしてないので、そう使い込まれてはいない。

ただ、ベアリングはちょいとガタがw…錆予防にオイルが付いたままなので、回したところで静かなものだが

組み上げ直前にガソリンでまる洗いをすれば、シャー…くらいは音が出そう…

スプロケットにポンチマークが…フライホイルのキー部分、中央が合わせ位置か…

コンロッドのスラスト方向のガタを見てみる…組み立て幅は基準値通りなのだが

スラスト隙間基準が0.35…0.50のゲージが入ってしまった!スプロケのアタリが少ない割には

ビッグエンド部分の、すり減ったにしては量が多すぎな気がw

クランクウェブの鋳型の精度が絡んでるとか???

まぁ、当たり面に焼き色も無いし、コンロッドのスモールエンド部分の振れ幅も

基準値以内に収まってる「気がする」ので、まぁいいか…使ってみて問題が無ければOK

今でこそアルマイトなんて普通に当たり前だが、この頃のバイクはアルマイト処理が

カタログ内で堂々と謳い文句だった時代…工場としての精度も時代なりなんだろなぁ

こだわってしまうと手が止まるので、割り切りも必要か…

ラインオフ直後の新車を再現するわけではないし!w

 

さて、ヤマハの部品検索ページを開くと、同じページに振動低減のバランサーも載っているので

クランクと同時に眼を通しておく…紛失した部品が無いかチェックするわけである。

ヤマハが4stで初めて作った250クラスのオフ車…快適性を狙いつつ、振動を低減して無駄な補強を削り

車体全体として軽量化を狙ったものらしいが、バランサー自体が結構重かったりするw

シャフトの両端がベアリングに支持され、ベアリングの外側にギアを取り付け

クランクシャフトでダイレクトに駆動。

バランサー自体、一部クランクシャフトの内部空間を通過…

こんな重さがエンジンと同回転で逆に回ってる…

ギア欠けとかナットが緩んでギアが落ちてコンロッドとバランサーが当たったら…

そんなことが高速道路で起きたら、エンジン、破裂するんじゃないだろうか?w

まぁ、そのあたりはメーカーも考えているようで、位相ズレ防止にキーを噛ませたり

ナットをロックするワッシャは他の部分より厚みがあり硬いモノが使われている。

キーのセット忘れと合いマークさえ気をつければ大丈夫かw

…っつ~と、このページではベアリングさえ取り寄せればいいかな…

ヤマハのベアリングは高くて(;´Д`)…「純正部品」の箱に入ると、

1個¥数百円のベアリングが、いきなり高級品に化けたりするw

まぁね…社員抱えて会社を維持しなくては…ってのもわかるけど、

なんとかならないのかなぁ…

値段が落とせないなら、せめて「注文が溜まれば再生産」くらいしてくれよ、ヤマハさん!

っつ~か、ベアリング…

生産途中で部品変更があったようでフレ番004201以降は別部品…こいつはどうだっけ?w

書類、付いてたっけ?書なしならフレームは捨てたしそのフレ番が気になるw

2個イチ、3個イチをしてるとこういった時に困るw

とりま、新しい部品には「新旧互換」があるようで、こちらで発注するか…

旧部品はB6306…街中のベアリング屋にゴロゴロしてそうな感じなのだが

新番号で頼むと、どんなモノがくるか…w

でも、旧番号にも「互換性あり」の表示…どーなんだよっ?www

 

 

 

 



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