段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

YPVS清掃

2016年01月09日 | 3ET(DT200R)

ボチボチと組み上げながら作業は進むが、YPVSの駆動モーターを取り付けようとした時、

保管中のエンジン単体状態でバルブを手で操作したとき、明らかに動きが重いのが気になったのを

思い出して、「ちと開けてみるか…」となった次第。

3XCや1KTのパラ・ツィンより重いのだw

プーリー部分を外してバルブとご対面。

まぁ、見かけは綺麗なんですけどね…中はどーなの?と。

8ミリのスパナで固定して…

反対側のヘキサを緩めたところ。

プーリー側には10ミリのボルトを差してプライヤーで引き、残ったバルブは木の棒を当ててコンコン!と叩きだした。

まぁ、カーボンがwと、言うより燃焼した2stオイルが酸化して固くなっている。

重さの原因の7割はこれかなぁ…

バルブに溝が切ってあるけど、カーボンで詰まっている…本来ならオイルが溜まっているべきなのかな…

バルブ自体は両端を固定され宙に浮いた状態で作動なので、シリンダーと接触することはない。

隙間に入ったカーボンが研磨剤の役割をしてたようで、地金が見えているところもある。

さて、こいつを何で洗うか…

手っ取り早く、ガソリンでいいんじゃない?と答えを出し、とりま酸化して固くなったオイルを流すことにした。

カーボンはメッキ状態でそう厚く積もってるわけではない。

かるくワイヤーブラシで落として、落ちなかった部分はそのままでOKとした。

せっかくだからピカピカに…とも思ったが、そこまでやるメリットって何?と思ったのも事実。

積もったカーボンが燃焼室に落ちて、ピストン・シリンダーにキズを付けるならやばいが

ここはシリンダーからの噴出し口…多少、カーボンがあっても中に落ちることはない。

…と、まぁ、スポンジたわしの極細併用で、ゴシゴシ洗った結果、そこそこキレイにw

バルブの溝は細い丸棒やすりで清掃。

シリンダーのバルブが納まる部分も…

ガソリンを浸したたわしでゴシゴシ…

組み上げ時にグリスを塗布指定されてる部分があるが、何を使おうね?

排気ポートって何度くらいまで上がるんだろう?

リチウムだとすぐ、溶けるかな…ウレアなら200℃くらいまで耐えられそう?…

と、いうことでウレアを入れたが、グリス自体が結構固い。

仕上がりは、以前より軽くはなったけどやっぱり重いwww

ま、グリスが掃けたらまた変わってくるかな!?たぶん、2stオイルも回ってくるだろうしw

 

 

 

 


2 コメント

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グリスは何がいいんかなあ~ (ピッツS)
2016-01-21 22:09:28
ウレアはちと固めだよね。
何か指定があるのかな?
実は初めてだったけど (管理人)
2016-01-24 18:50:04
こんなにウレアが固いとは知らなかったw
S/MではヤマハブリースB…だったかな、指定のグリスは。
たしか、リチウムのシャーシグリスと同じグレードだったと思う。
バルブ自体はシリンダーと接してないので、極論だけど
グリスも要らないかもw
バルブとシリンダーの間にあるのはOリングだけだから
リングの周りに油分があれば、それでコト足りるのかもねw

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