アパート・貸家・マンションを探してるお客さんの話に「雪が降る前に引っ越しを考えている」というフレーズが出てくる季節になりました。
『雪の降る町』鶴岡の宿命とはいえ、冬はもうすぐ。そして雪が降るのか・・・
雪といえばそろそろ暖房が恋しい季節。そして暖房といえばこのブログでも何度も何度も取り上げているのが、結露の問題。
結露って古い物件だけじゃなく新しい物件でもでるのでタチが悪いですね。
でも、築10年未満の新しい物件で、断熱もある程度しっかりしていて窓ガラスも二重なのに結露が発生するのはなぜ?
という方、原因は2つです
①部屋干し&灯油ファンヒーターのコンボ
→外に干せないこの時期、仕方ないのですが換気しないと、湿気が逃げるところがないので当然結露します。換気とエアコンの暖房を上手に利用しましょう
②24時間換気を切っている
→「音がうるさい」「なんとなく寒い」こういった理由で切る方もいますが、部屋の空気が動くことで、断熱効率の良い部屋だと結露はかなり抑えられます。なので切らないでくださいね
さて、結露がひどい場合、それを大家さんか不動産業者に連絡をしているかいないかで、退去時の負担がかなり変わってくるのをご存知でしょうか?
なぜか?
借りている方は部屋で異常・故障などトラブルがあった場合、それを管理業者または大家さんに速やかに報告をしなければならない義務があるからです。
それを『善良なる管理者の注意をもって使用する義務』略して『善管注意義務』といいます。
善良なる管理者は、部屋で異常・故障などトラブルがあった場合、それを管理業者または大家さんに速やかに報告をしなければなりません
結露していたことを連絡をせず放置し、カビが大量発生したのは明らかな『善管注意義務違反』に当たり、多額の原状回復費用を請求される可能性があります。
『自分でできることはやっているのに、結露がひどい・・・』なんて方は、すぐに管理業者か大家さんに連絡しましょうね。
※うちでも古い物件で結露がひどい場合、換気扇をつけたり、窓を二重にしたりと大家さんに提案し、導入してもらった物件もあります。
いつも子供の写真ばっかりなのでたまには私のお弁当。
(ほぼ)妻のお手製です。おかげで体重は結婚してもほぼ変わりません。感謝感謝です