DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

研究日誌H180220

2006年02月20日 06時15分09秒 | 研究室情報
*昨日は学校の行事でした*
緊張を伴う仕事であったが、滞りなく終了し、ほっと安心している。と思ったら、これまでの睡眠不足がどっと出てきて、いやに眠い午後を過ごしている。
=それでも、自宅で確認する計算機の搬出やら、成績評価や試験問題やら仕事は一杯。
 でも何だか、年度末でゴールに近づいてきたからか、すこし先が見通せるようだ。
=眠さに流されて、夜は10時には寝てしまった。明朝に期待したんだけど。
 今朝も早朝2時半(朝じゃないってば)に起きて、上記の予定を全てこなした。
 学生の頃と今の作業の大きな違いは、仕事になってからは予定時間にほぼ終わること。
 学生のときは時間が読めずに、遅れたり焦ったりしたが、今はほぼ予定通り。
 まあ、気張って家に持ち帰りすぎるきらいはあるけど、まあ必須事項は外さない。
 これが仕事ってもので、一応プロだからね。
=ものの本を読むと、仕事は終了時間に終わるとある。当たり前みたいだけど本当だ。
 つまり、余裕があればゆっくりやるし、時間が無ければ焦ってこなす。
 なので、ある時間に対してどれだけの予定を計画するかが大事ってことだね。
 

「Everlasting最高!」感動その2

2006年02月19日 06時36分08秒 | 感動したー!
BoAファンの柴田なのですが、どちらかというとバラード好きなので、Everlastingは傑作だと感動しています。この卒業式シーズンにピッタリです。是非是非!!
柴田の解釈では、学生時代に知り合った彼と彼女が、冬の雪景色のなかで春の別れを徐々に気づき始める。残された時間を大切にして、お互いの思い出を大切に記憶に留めようとするが、別れの日が刻一刻と近づいてくる。
最後の別れの日、ホームに電車を待つ彼、それを見送る彼女、彼の気持ちを歌った歌詞からは、「どんなに遠く離れても、つないだ手と手、忘れはしない」という忘れ難い想いと、一方彼女の方は「無理矢理にでも忘れなきゃ 次の自分に行けないの」という新しい未来に向かう決意、この2つが混じった複雑な気持ちの中での別れ…
しかし、最後には「恥じないように強くなるから、約束するよ、夢は叶える」と決意し、彼女から遠ざかってゆく。最後の笑顔を彼女に送り、大切な思い出を気持ちの奥にしまった後、これまでの大切な時間を永遠の結晶にして、新しい未来に踏み出してゆく。
そんな情景が目に浮かびました。皆さんはどうでしょうか?
んーーーーーん、良いね。そう言うのって良いね。そうでなかったにしても、そうでありたい。気持ちだけでも、そうでありたり。こういう気持ちになれたら幸せだよね。こういう歯の浮いた話を敬遠される方もいますが、所詮、人間は人間としか分かり合えないし、人間には男と女しかいないのですから、こういう感情が本質で根本で根源だと思っています。ですので、若い方々は、こういう感動をたくさんたくさんしてほしいと思っています。
博士の愛した数式にも出てきましたが、「永遠の真実は目には見えない、心の中にある」のです。ですので、学校で学ぶことは、決して卒業証書を得るための作業ではなく、許容曲げ応力度の計算方法の理解ではなく、偶然、同じ時間と場所を共有することになった仲間(同級生や先輩や先生)と、どういう思いを共有してゆくかが本当に大事なのです。目に見えることぐらい、後から何とでもなります。すべてがハッピーとは言えないでしょうが、いろいろな思いを共有してゆく、そこで共感できたときの気持ちを大切にしてほしいと思っています。
そう思うと、プロジェクトXでは、画期的な製品開発が目的で、その裏話が副産物に思えますが、実は逆ですね。本当は、絶体絶命のピンチに追いこまれた仲間が、協力しながらこの課題を乗り越えてゆく目に見えないことが本質で、副産物として目に見える製品が生まれたように思えます。研究室もそうだと思います。研究成果や研究論文はあくまで副産物で、本当に大事なのは、仲間とどんな思いで努力したかですよね。思い出作りというと、ヤワな言い方ですが、本当は壮絶(そしてちっぽけな)なドラマのなかで研究活動が展開されてゆくわけです。
この春に卒業する皆さんへ…
そして新しく仲間になる皆さんへ…

研究日誌H180219

2006年02月19日 05時40分11秒 | 研究室情報
*休日は楽しい!毎日休日だと良いな*
=今日は完全休日なので、拘束が何も無い、これが一番嬉しい!
 で、5時過ぎに起きて、試験問題を作って、計算機の構築や進めた。
 どうもノートPCでは上手くいかない。んーーん。色々と試してみないと。
 午前は、家庭の仕事を進め、午後は、各務原の公園めぐりをしていた。
 公園都市というだけあって、整備が行き届いているのが、とても良い。

日本の近代化と地域

2006年02月19日 05時09分58秒 | Weblog
柴田はパソコンにしか興味が無いように見えるが、これでいて実は多面的に興味が展開する方だと思っている。郷土の歴史について、特に明治以降の日本の近代化には特に注目している。で、それを何とか調べて、納得の行く理由が知りたいと思っている。
1:浜松
この地域は軽工業のメッカであって、オートバイや楽器などの製造に対して、ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワイなど日本を代表するメーカーが集中している。なぜ、浜松なのだろうと、ずっと疑問に思っていた。当然、創業者がその地域に生まれたことが大きな理由なのだが、それを育てる土壌として地域の果たした役割は大きいと思っている。
で、浜松の場合には新幹線で通ると分かるが、稲作に適した平野ではないようで、古代からあまり農作中心の民族は住まなかったのだ思う。そこで、渡来人が入力して、農具や武器などのものづくりで生計を立てる民族が集まってきたようで、この人々の血が受け継がれて、ものづくり浜松を成立させたのではないかと思っている。
聞いた話では、県都でもないし浜松はそれほど大きな街ではないが、技術書の売り上げが全国10位だそうで、そういう土地柄なんだということが分かる。
2:各務原
で本題はこちらで、昨日各務原の公園に行ったのだが、なぜここに飛行場と航空産業があるのか、ずっと疑問であった。その場所に行ったり書籍で調べたりしていたところ、ヒントが見つかったので、ご紹介する。車で回ると分かるが、各務ヶ原は岐阜のような濃尾平野ではなく、境川や木曽川周辺の高低差のある高台の多い土地である。
この地盤はとても水はけの良い土地だそうで、水田を作ることが難しかったそうだ。なので、この高台は原野として手付かずだったそうで、この水はけの良い広い高台が、飛行場に適していたことも、飛行場があることの自然環境としての1つ理由になっているようだ。
まあ少しは納得が行くのだが、あとは、キーになる人物にしらべて見る必要がある。また各務原は、岐阜大学の農学部や工学部が置かれた知的基盤を持っていた土地柄であるようで、何か他の理由もありそうである。また、各務原に立っている学校や公共建築に着いても、すこし周りの状況に比べて、都会的なセンスがあって垢抜けているので、教育レベルが高い何かの理由があったかもしれない。

努力すると広がる可能性

2006年02月18日 08時04分00秒 | Weblog
昨日は補習のために、4年生の教室に行った。学校には、色々なクラスや色々な学生さんがいる。まあ、その多様性が人間の本質なのだから、皆違ってて良いのである。一方、柴田も人間で好みはあるし、相性もあるだろう。研究室の配属も、打算もあるだろうけど、相性も大きいだろうなと思っている。なので、すこしでもこちらを向いてくれる仲間(学生さん)には、できるだけの支援をして、可能性を高めてあげたいと思っている。
で、柴田は基本的に「前向き」が好きなので、「前向き人間」が好きである。人それぞれだから、才能や能力には色々な面で違いはある。これは現実だよね。でも、多様な社会の中で、自分の存在を確立するためには、この多様な個性の中で、ある程度は絞り込んで努力して、高い位置に到達すると、可能性が大きく開けてくると思う。
それは山登りと同じで、登り始めは森の中で、どこに進むかわからないけど、前の人や地図を頼りにとにかく登ってゆく、途中で苦しいところもあると思うけど、ここで頑張ってとにかく進んでゆく。寄り道もたまには良いけど程ほどにしてとにかく進む。そうすると、山頂近くで木々が少なくなり、視界が開けてくる。そうすれば、あとは頂上までまっしぐらと言うわけだね。
これって、学校の勉強でも研究室の研究でも、全く同じだと思う。
例えば、低学年のときは、建築学科と言っても、何やるのか全然分からないし、興味も無かったかもしれない。(森の中)しかし、単位に追われ仲間に助けられ4年生ぐらいになると、段々視界が開けてくるかもしれない。(山の中腹)そうすると、就職や進学は一番厳しい試練なのかもしれない。(頂上付近の急な崖)これを何とか乗り越えれば、あとは自分の可能性が1段高くなっているのが実感できると思う。
研究活動も同じで、配属された春は、全くなにをやって良いか分からない、実感が無いと思う。でも暑い夏に文句言いながらも、とにかく基本事項や手法や道具をしっかり勉強してゆく、そうすると何かが見えてくる。時が経ち秋になると、例題ぐらいが自分でこなせるようになり、方向性がはっきりしてくるので、研究課題も明確になって、何をすべきかが分かる。冬になると研究の本番で、自分の課題に向かって、精一杯努力して進んでゆくことが出来る。もう、柴田の助けはなくて、自分の課題として自分で努力して行けるようになる。そして、完成!春の訪れだね。
なので、可能性を広げようと思ったら、騙されたと思って、とにかく目前の課題を全力でこなすことに集中して欲しい。そうすれば、きっと未来は開けるはず!柴田もそうして、未来を開いてきたので、経験者としてこれは本当です。
未来は皆を待っている。大丈夫だから、とにかく一歩でも前に出て進もう。

研究日誌H180218

2006年02月18日 07時53分29秒 | 研究室情報
*すこし落ち着いてきたけど課題や山積み*
年度末になると、思いもかけぬ動きが出てきて、慌てることも多い。学校では、予定の上に予定を被せるので、常に動き回っている状況だ。唯一落ち着いて考えられるのは、早朝だけなので、貴重な時間である。
今朝は、休みなので、日ごろの寝不足を取り戻すために、5時起きだった。試験問題作ったり、研究機材を調達したりと、それなりに進められた。
=午前は、学校への提出資料が準備できず、電話かけまくって慌てて処理した。
 やりながら、共同研究のオンライン会議を1つこなして、課題が明確になった。
 その後、研究発表の審査会にでて、皆良くやっているなと、満足した。
 午後は、約束の時間を遅れてしまったが、試験の補習に出かけた。待たせてゴメン!
 特別な補習をすることなどめったに無いが、とにかく点数を取って欲しいです。
 一方、補習の追試験も同時に進めながら、幾つかの指示を出して処理した。
 夜からは、学内の共同研究に関する会議をこなして、遅くに帰ってきた。

研究日誌H180217

2006年02月17日 07時47分54秒 | 研究室情報
*共同研究の1日であった*
結局、昼間は研究室に行かず、ずっと共同研究打合せであった。色々なことが決まってきて、3月も超多忙な休みになりそうである。
=午前は、共同研究の今後の展開を検討するためのアドバイスを受けに行く。緊張!
 昼食もご一緒して、共同研究の検討を進める
 午後は、新しいメンバーを加えた共同研究会議で、実験の概要などがどんどん決まる
 本当にこれだけの作業を完了させられるか?不安になるが、全力を尽くすしかないね
 まあ岐阜グリッドの時は、この不安状態を1年間抱えて、良くあれだけ頑張ったよね。
 こう言う過去の実績や経験は、自分の可能性を信じさせてくれる大きな材料だね。
=自宅に戻って、家庭の仕事をしてから、夜に研究室に戻る。
 でもその間にモバイルでメールを読み書きして、相当の仕事をこなしている。
 夜の9時過ぎに学校に行ったけど、事務職員の方も残業していた。大変だね。
 研究発表の確認を終えて、色々と作業を行い、夜中に帰ってきた。

研究日誌H180216

2006年02月16日 05時08分49秒 | 研究室情報
*だんだんすごいことになってきた、何が?*
早寝早起きは良いことなんだろうけど、何でも度が過ぎるとダメだよね。柴田は、早朝早起き体質なのですが、昨晩は11時には寝ていて、早朝?2時に起きてしまった。もったいないので、インストールやら採点やら、朝食前に5時間も仕事してしまった。
柴田の感覚では、1日には半日が4回あって、起きてすぐの早朝、学校へ行っての午前、昼食後の午後、夕食後の夜間。で、早朝は自分の仕事、夜間は家庭の仕事、午前と午後は学校や外での仕事、って感じかな。
=早朝5時に学校に入って、課題資料の作成やら学校の仕事をこなした。
 前日に学校に行かないと、何か無理をしないと、2日分がこなせないよーーー。
 午前は、授業が2つ、何とかこなしたと言う感じかな。試験頑張ってね。
 午後は、買い物をしてから、補習の試験と専攻科の補習と、師走モードでした
 取りあえず予定を終了してから、急いで子供のお迎えに!
=と言う訳で、慌しさがマスマス激しくなってゆくのです。大丈夫か?
 まだ若いのか、眠れば翌朝は、すっきりばっちり状態になれます。
>今日は、昼間はずっと出張で、共同研究会議2件連続なので、大変
 資料を作らないとまずいね。でも、まだ5時だから余裕余裕!

人それぞれだけど

2006年02月16日 04時07分58秒 | Weblog
人はみな、何らかの組織に所属していて、集団の目的と個人の志向は複雑な関係になっている。野球が好きな野球選手が球団に属して、野球で勝つために努力すると言うのは、まあシンプルな関係だよね。
でも、学校と言うのは会社に比べて、緩いが複雑で多様な関係が多いような気がします。特に高専の先生は色々な役目を持っているので、どれを優先してよいか?人それぞれなので、他人から見ると「良くやるね(良い評価)良くやるよ(悪い評価)」が色々とあるわけです。
人は何をやったかで評価されるわけだから、そこの選択が大事だよね。でも、人それぞれの目的があって、他人でも分からない価値観や世界観があるので、単純な評価は難しい。まあ、人それぞれ信じるところで頑張っているわけで、そこに文句言うつもりは無いけど、本当に難しいね。
で、何が言いたいかわかんなくなったけど、自分はいったい誰と競っているのか?考えたことあるよね。スポーツのようにルールが非常に限定されていて、その分勝負は単純につくものは簡単なんだけど、人生では一体、誰と何を競っているのか?そもそも競っていないのか?邪念の多い柴田は、ここのところで、もやもやすることが多いのです。
本当は、こんなせこい考えは捨てて、大らかな気持ちになれれば良いのですが、そうもいかなくて、毎日、あくせく、じたばた、して過ごしているのです。上を見ればきりがないし、下を見てもきりがないです。そういう、単純な座標軸で考えるのはあさはかだとは思うのですが、だめですね。もっと、大人にならなきゃ!!

学校の師走

2006年02月15日 15時52分08秒 | Weblog
学校の師走、2月3月になり、卒業研究やら補修追認やらと、慌しい毎日が続いています。学校の良いところは、取り敢えず年度で進級して、入れ替わりがあることですね。高専では普通に居て5年、専攻科に行って7年の付き合いになるわけですが、研究室としてみると、たった1~3年しかないんですよね。短いですね。
毎年リセットされるのは、それはそれで良いのですが、毎年同じことの繰り返しのような気もして。???と言う感じです。本当は積み重なって、展開してゆくはずなのに、研究室の主要メンバーが総入れ替わりですから、大変です。長年のパートナーとは行かないところが高専研究室の最も大きな弱点ですよね。
まあ、それが学校と言うものでしょうね。先日、交通当番をしていたら、ずっと前の卒業生が車で通りかかり、柴田の前を微笑んで走ってゆきました。そのあと出張で名古屋に行ったら、交差点で呼び止められて、卒業生が現場に向かう途中でした。こんな、偶然の出会いも、嬉しいやら恥ずかしいやら。本当に、人の縁は不思議なものですね。