基本例題の検討(1)で行った例題を三次元化したいと思います。用いる環境は、DEXCS2010-OpenFOAM (64) に、最新の OpenFOAM-2.0.0 をバイナリインストールした環境でおこないます。準備方法は、このブログの記事を参考にしてください。
ここでも、下記の PENGUINITIS さんのウエブに公開されているデータを用いて、勉強します。
http://www.geocities.jp/penguinitis2002/study/OpenFOAM/dem/dem.html
(PENGUINITISさん:情報公開ありがとうございます)
入力データの入手方法と構成に関しては基本例題の検討(1)を参考にしてください。
■計算手順1:blockMesh
まずblockMeshを行うのですが、その前にblockMeshDictを編集します。
OpenFOAM/square/constant/polyMesh
vertices
(
(0 0 0)
(1 0 0)
(1 1 0)
(0 1 0)
(0 0 0.1)→(0 0 1)に変更
(1 0 0.1)→(1 0 1)に変更
(1 1 0.1)→(1 1 1)に変更
(0 1 0.1)→(0 1 1)に変更
);
blocks
(
hex (0 1 2 3 4 5 6 7) (20 20 1) simpleGrading (1 1 1)
); ↓
(20 20 20)に変更
・
・
boundary
(
.
.
frontAndBack
{
type empty→wallに変更
faces
(
(0 3 2 1)
(4 5 6 7)
);
このように編集した後blockMeshコマンドを実行します。二次元の時と同様すぐに終わります。
$blockMesh
■計算手順2:icoUncoupledKinematicParcelFoam
DEM解析を実行する前にkinematicCloudPositionsを編集します。
(0.025 0.075 0.005)→(0.025 0.075 0.045)
(0.05 0.075 0.005)→(0.05 0.075 0.045)
(0.075 0.075 0.005)→(0.075 0.075 0.045)
(0.025 0.05 0.005)→(0.025 0.05 0.055)
(0.05 0.05 0.005)→(0.05 0.05 0.065)
Z方向の初期配置を編集するのですが、この値は適当の当てはめたものです。初期配置の段階で玉を重ねると跳ねすぎるので気をつけてください。また、離しすぎるといい結果が出ないので様々な数値を試してみてください。
編集をし終えたらDEM解析を実行します。square ディレクトリの中で、icoUncoupledKinematicParcelFoam コマンドを実行します。二次元の場合より2倍ほど計算に時間がかかります。
$ icoUncoupledKinematicParcelFoam
この後の可視化の方法は二次元の場合と全く同じです。
ここでも、下記の PENGUINITIS さんのウエブに公開されているデータを用いて、勉強します。
http://www.geocities.jp/penguinitis2002/study/OpenFOAM/dem/dem.html
(PENGUINITISさん:情報公開ありがとうございます)
入力データの入手方法と構成に関しては基本例題の検討(1)を参考にしてください。
■計算手順1:blockMesh
まずblockMeshを行うのですが、その前にblockMeshDictを編集します。
OpenFOAM/square/constant/polyMesh
vertices
(
(0 0 0)
(1 0 0)
(1 1 0)
(0 1 0)
(0 0 0.1)→(0 0 1)に変更
(1 0 0.1)→(1 0 1)に変更
(1 1 0.1)→(1 1 1)に変更
(0 1 0.1)→(0 1 1)に変更
);
blocks
(
hex (0 1 2 3 4 5 6 7) (20 20 1) simpleGrading (1 1 1)
); ↓
(20 20 20)に変更
・
・
boundary
(
.
.
frontAndBack
{
type empty→wallに変更
faces
(
(0 3 2 1)
(4 5 6 7)
);
このように編集した後blockMeshコマンドを実行します。二次元の時と同様すぐに終わります。
$blockMesh
■計算手順2:icoUncoupledKinematicParcelFoam
DEM解析を実行する前にkinematicCloudPositionsを編集します。
(0.025 0.075 0.005)→(0.025 0.075 0.045)
(0.05 0.075 0.005)→(0.05 0.075 0.045)
(0.075 0.075 0.005)→(0.075 0.075 0.045)
(0.025 0.05 0.005)→(0.025 0.05 0.055)
(0.05 0.05 0.005)→(0.05 0.05 0.065)
Z方向の初期配置を編集するのですが、この値は適当の当てはめたものです。初期配置の段階で玉を重ねると跳ねすぎるので気をつけてください。また、離しすぎるといい結果が出ないので様々な数値を試してみてください。
編集をし終えたらDEM解析を実行します。square ディレクトリの中で、icoUncoupledKinematicParcelFoam コマンドを実行します。二次元の場合より2倍ほど計算に時間がかかります。
$ icoUncoupledKinematicParcelFoam
この後の可視化の方法は二次元の場合と全く同じです。