最近、工業製品の欠陥が問題となり、事故が起きたり、交換が必要になったりと、安心できない状況が続いている。自分は、直接の製造業に携わっていないのであるが、共同研究などで企業さんとも連携しているので、他人事ではない。
と心配になったので、もしかと思い、手元にあるノートパソコンのバッテリを調べてみると、何と当たりで交換と言うことになった。数年前に購入したもので、運良く見つかったので良かったけど、忘れている例も多いと思う。
人間は神様ではないので、完全なものは出来ない。でも、努力と工夫で、問題の発生を極力0に近づけるようにしている。これまでは、技術者のこのような直向な努力の成果で、日本製品の安全性や信頼性が確保されてきたのだと思う。
しかし、技術者を大事にしない社会、自分の仕事に誇りを持たない人間、全てを動かしているのは経済原理という銭、これらが重なると、これらの日本製品の神話は、簡単に壊れてしまっている。一度壊れた神話を復活するのは、また長い時間が必要だ。
個々の問題に対する対策は色々とあると思うが、柴田が考えると本質的な解決には、以下のような手順が必要だと思っている。
1:日本の製造業を担う技術者を、社会で大事にして、尊敬する
2:期待を担う技術者は、誇りを持った完成度の高い仕事を行う
3:時間や経費よりも、完成度の高さを一番と考える価値観を持つ
どうだろうか?
と心配になったので、もしかと思い、手元にあるノートパソコンのバッテリを調べてみると、何と当たりで交換と言うことになった。数年前に購入したもので、運良く見つかったので良かったけど、忘れている例も多いと思う。
人間は神様ではないので、完全なものは出来ない。でも、努力と工夫で、問題の発生を極力0に近づけるようにしている。これまでは、技術者のこのような直向な努力の成果で、日本製品の安全性や信頼性が確保されてきたのだと思う。
しかし、技術者を大事にしない社会、自分の仕事に誇りを持たない人間、全てを動かしているのは経済原理という銭、これらが重なると、これらの日本製品の神話は、簡単に壊れてしまっている。一度壊れた神話を復活するのは、また長い時間が必要だ。
個々の問題に対する対策は色々とあると思うが、柴田が考えると本質的な解決には、以下のような手順が必要だと思っている。
1:日本の製造業を担う技術者を、社会で大事にして、尊敬する
2:期待を担う技術者は、誇りを持った完成度の高い仕事を行う
3:時間や経費よりも、完成度の高さを一番と考える価値観を持つ
どうだろうか?