DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

「Everlasting最高!」感動その2

2006年02月19日 06時36分08秒 | 感動したー!
BoAファンの柴田なのですが、どちらかというとバラード好きなので、Everlastingは傑作だと感動しています。この卒業式シーズンにピッタリです。是非是非!!
柴田の解釈では、学生時代に知り合った彼と彼女が、冬の雪景色のなかで春の別れを徐々に気づき始める。残された時間を大切にして、お互いの思い出を大切に記憶に留めようとするが、別れの日が刻一刻と近づいてくる。
最後の別れの日、ホームに電車を待つ彼、それを見送る彼女、彼の気持ちを歌った歌詞からは、「どんなに遠く離れても、つないだ手と手、忘れはしない」という忘れ難い想いと、一方彼女の方は「無理矢理にでも忘れなきゃ 次の自分に行けないの」という新しい未来に向かう決意、この2つが混じった複雑な気持ちの中での別れ…
しかし、最後には「恥じないように強くなるから、約束するよ、夢は叶える」と決意し、彼女から遠ざかってゆく。最後の笑顔を彼女に送り、大切な思い出を気持ちの奥にしまった後、これまでの大切な時間を永遠の結晶にして、新しい未来に踏み出してゆく。
そんな情景が目に浮かびました。皆さんはどうでしょうか?
んーーーーーん、良いね。そう言うのって良いね。そうでなかったにしても、そうでありたい。気持ちだけでも、そうでありたり。こういう気持ちになれたら幸せだよね。こういう歯の浮いた話を敬遠される方もいますが、所詮、人間は人間としか分かり合えないし、人間には男と女しかいないのですから、こういう感情が本質で根本で根源だと思っています。ですので、若い方々は、こういう感動をたくさんたくさんしてほしいと思っています。
博士の愛した数式にも出てきましたが、「永遠の真実は目には見えない、心の中にある」のです。ですので、学校で学ぶことは、決して卒業証書を得るための作業ではなく、許容曲げ応力度の計算方法の理解ではなく、偶然、同じ時間と場所を共有することになった仲間(同級生や先輩や先生)と、どういう思いを共有してゆくかが本当に大事なのです。目に見えることぐらい、後から何とでもなります。すべてがハッピーとは言えないでしょうが、いろいろな思いを共有してゆく、そこで共感できたときの気持ちを大切にしてほしいと思っています。
そう思うと、プロジェクトXでは、画期的な製品開発が目的で、その裏話が副産物に思えますが、実は逆ですね。本当は、絶体絶命のピンチに追いこまれた仲間が、協力しながらこの課題を乗り越えてゆく目に見えないことが本質で、副産物として目に見える製品が生まれたように思えます。研究室もそうだと思います。研究成果や研究論文はあくまで副産物で、本当に大事なのは、仲間とどんな思いで努力したかですよね。思い出作りというと、ヤワな言い方ですが、本当は壮絶(そしてちっぽけな)なドラマのなかで研究活動が展開されてゆくわけです。
この春に卒業する皆さんへ…
そして新しく仲間になる皆さんへ…

研究日誌H180219

2006年02月19日 05時40分11秒 | 研究室情報
*休日は楽しい!毎日休日だと良いな*
=今日は完全休日なので、拘束が何も無い、これが一番嬉しい!
 で、5時過ぎに起きて、試験問題を作って、計算機の構築や進めた。
 どうもノートPCでは上手くいかない。んーーん。色々と試してみないと。
 午前は、家庭の仕事を進め、午後は、各務原の公園めぐりをしていた。
 公園都市というだけあって、整備が行き届いているのが、とても良い。

日本の近代化と地域

2006年02月19日 05時09分58秒 | Weblog
柴田はパソコンにしか興味が無いように見えるが、これでいて実は多面的に興味が展開する方だと思っている。郷土の歴史について、特に明治以降の日本の近代化には特に注目している。で、それを何とか調べて、納得の行く理由が知りたいと思っている。
1:浜松
この地域は軽工業のメッカであって、オートバイや楽器などの製造に対して、ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワイなど日本を代表するメーカーが集中している。なぜ、浜松なのだろうと、ずっと疑問に思っていた。当然、創業者がその地域に生まれたことが大きな理由なのだが、それを育てる土壌として地域の果たした役割は大きいと思っている。
で、浜松の場合には新幹線で通ると分かるが、稲作に適した平野ではないようで、古代からあまり農作中心の民族は住まなかったのだ思う。そこで、渡来人が入力して、農具や武器などのものづくりで生計を立てる民族が集まってきたようで、この人々の血が受け継がれて、ものづくり浜松を成立させたのではないかと思っている。
聞いた話では、県都でもないし浜松はそれほど大きな街ではないが、技術書の売り上げが全国10位だそうで、そういう土地柄なんだということが分かる。
2:各務原
で本題はこちらで、昨日各務原の公園に行ったのだが、なぜここに飛行場と航空産業があるのか、ずっと疑問であった。その場所に行ったり書籍で調べたりしていたところ、ヒントが見つかったので、ご紹介する。車で回ると分かるが、各務ヶ原は岐阜のような濃尾平野ではなく、境川や木曽川周辺の高低差のある高台の多い土地である。
この地盤はとても水はけの良い土地だそうで、水田を作ることが難しかったそうだ。なので、この高台は原野として手付かずだったそうで、この水はけの良い広い高台が、飛行場に適していたことも、飛行場があることの自然環境としての1つ理由になっているようだ。
まあ少しは納得が行くのだが、あとは、キーになる人物にしらべて見る必要がある。また各務原は、岐阜大学の農学部や工学部が置かれた知的基盤を持っていた土地柄であるようで、何か他の理由もありそうである。また、各務原に立っている学校や公共建築に着いても、すこし周りの状況に比べて、都会的なセンスがあって垢抜けているので、教育レベルが高い何かの理由があったかもしれない。