DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

永遠の真実は目に見えない

2006年02月10日 22時36分52秒 | Weblog
「永遠の真実は目に見えない」は、博士の愛した数式の中に出てくる一節です。世俗にまみれた日常を生きている柴田には、永遠の真実を考えるなんてとても出来ないのですが、皆さんはどうですか?心の中に、永遠の真実を持っていますか?んーーん。
もう少し分かりやすくして、「人の縁」を考えて見ましょう。今私たちは、色々な組織に所属しながら、社会生活というものを送っています。まあ、家族と言うのは最も基本になる単位で、これが核になっているのですが、意識したことはないですよね。
この作品を読むと、人の縁の不思議さが、様々な数学の関係になぞらえて、色々な場面で出てきます。いろいろの偶然の結果、知り合って結婚して子供が出来て、新しい家族が出来るのですが、ここに色々なドラマがありますよね。
柴田の場合、妻とは縁あって結婚したのですが、まあ偶然の結果だと思っていました。自分は工業系の高専と大学に進んだのですが、高専の低学年の時に、この進路を応援してくれた担任の先生がいて、慣れ親しんでいました。しかし、高専を終えてからは全く音信不通でした。しかし、とある正月に彼女の大学の指導教官から年賀状が届き、そこに近況報告がありました。その指導教官の弟さんが亡くなったと記されています。実はその名前は、自分を応援してくれた担任の名前だったのです。
つまり、自分の人生を決める進路を応援してくれた担任と、彼女の人生を決める研究室の指導教官が、実は兄弟だったのです。沢山の人がいて、沢山の関係があるわけですが、1組の兄弟がそれぞれ教育者となり、それぞれが指導した学生が、縁あって結ばれたわけです。
そう思うと、この縁も偶然とは思えない気がしてきます。別に、この兄弟が仕組んだわけではなく、多数の教え子たちのなかでの偶然なのですが、不思議な感じがします。皆さんの友達や家族の中でも、色々調べてみると、実は遠い縁で結ばれていたなんてことがあると思います。そうすると、人の縁は単なる偶然ではなくて、予め何かの力で引き寄せられたのではないか?と考えてしまいます。
そうすると、先生をしている柴田にも、沢山の教え子がいますが、きっとこれも何かの縁だと、不思議な力を感じてしまいます。別に、だから運命がどうのと言う気は無いのですが、何か今の色々な人との関係が、偶然だけではない、結果論かもしれないけれど、何かの力で結ばれていると思うと、ちょっとだけ嬉しい気持ちになりませんか?この本を読んで、そんなことを考えました。
そう思うと、毎日顔を合わせて、研究課題に一緒に取り組む研究室の学生さんとの縁は、何かものすごく貴重なものに思えてきます。柴田の人生で沢山の人々と出会う中で、これだけ多くの時間を共有するなかまは、そうはいません。そう思うと、研究室の学生さんとの縁は、大事にしていかないと!と思いを深くするのでした。

「博士の愛した数式」を読んで

2006年02月10日 09時55分11秒 | Weblog
映画が公開されたばかりで、話題になっている「博士の愛した数式」を読み終えました。ベストセラーだと言うことは知っていて、気になっていたのですが、書店で映画の予告編を見て、思わず目が潤んでしまい、たまらず文庫を購入しました。長い話ではないので、ほぼ一気に読んだのですが、読み終わったあとの感想は、
「んーーん、そうかもね、そういうのも良いね」
という感じでした。宣言文句では「永遠に心に生き続ける至高の愛の物語」となっていますが、表面的にはそれほどドラマチックな展開ではありません。あくまで淡々と話が進み、主人公の人生後半の、ほんの僅かばかりの楽しい瞬間を描いています。まあ、設定は特異な感じがしますが、いろいろと巻き起こるエピソードは、よくありがちな話で、決してわくわくするわけではありません。
このお話を読んで、そうだよね、と納得できるのは、ある程度人生経験が必要かもしれませんが、学生さんでもきっと、何となくでもわかってくれるのではないかと思います。柴田の定義では、人生を有限と気づいて、精一杯生きようとする人(大人)ならば、きっと分かると思います。また、説明的な表現があまりなく、本当の主題は明記されていなくて、ジーーンと感じることが必要ですね。
このごろ忙しかったので、心が枯れてきたけど、この本を読んで、少し潤いが戻ってきたような気がします。2月になりましたが、桜咲く春が待ち遠しくなってきました。そんな気持ちにしてくれるお話でした。

ブログやってみてどうなの?

2006年02月10日 06時27分22秒 | Weblog
この飽きっぽい柴田が、ほぼブログを毎日書いていることは、はっきり言って奇跡です。小学校の夏休みの日記でも、1週間と続いたことが無い自分が、良くここまで続きました。一応、読んで欲しいぞ~とメッセージを送っているわけですが、大して役に立つことは書いていなくて、殆ど独り言の愚痴のはけ口となっているのですが、精神衛生上も役になっているし、続けていこうと思います。
同僚のブログも毎日見ていますが、相手との話題のきっかけがブログねたにあるので、会話がすごく弾みます。また研究室の学生さんは、柴田がどういう精神状態かを事前に知ることが出来るので、多少は役に立っているそうです。まあ、本当に個人的なことは日記になって、他人が読むことを前提とするのを日誌と思っていて、まあブログは公開された日誌なので、一応、公の話なのですが、結構、気に入っています。
もし柴田関係者で、自分もやってみようかなと思ったら、是非、お勧めです。このgooのブログは手軽に無料で始められますし、やってみると意外と長続きしますよ。もし、良かったら教えてください。

研究日誌H180210

2006年02月10日 06時16分06秒 | 研究室情報
*拘束はないけど何だか忙しかった*
=午前は、提出物や日程調整や打合せなど、5つぐらいをこなした。
 同時に、計算機の納品設定があったので、その対応もしながら終わった。
 午後は、計算機の再構築をしながら、休みながら、余裕が持てる時間だった。
 毎日こうだと嬉しいのですが、嵐のような忙しさの、合間のひとときの静けさかな?
 今、何が幸せかと言うと、自由な時間です。何かやれる可能性が好きです。
 逆に言うと、主体的になれない拘束がイヤです。つらくても納得できれば良いです。
 お金も欲しいけど、時間はもっと欲しいです。でも本当に欲しいのは……
>今日も比較的余裕があるので、とてもハッピーです。
 1日研究室に居ると、仕事は進むし、やりたいことできるし、本当に嬉しい!!
>ところで、研究室希望はどうなったかな?早く決定して欲しいな。
 知りたいけど怖くて見に行けません。誰かメールで知らせてくれないかな?
 あとPHSですが、ほぼ決心しました。皆さんの願いをかなえることにします。
 本当は、もう何とかしないとなと、色々と言われていて、考えてもいました。