DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

研究室の整備計画

2011年03月09日 06時48分50秒 | DALAB情報
昨日が年に1度の廃棄物品回収であった。色々と処分したかったのだが、整理ができていないため、取り敢えずのものを出して終わってしまった。多分動作しないであろうPCや古いプリンタなどなどが残っている。
それでいて新規にPCを相当する導入しているので、これではいつまでたって片付かない。まずは廃棄物品を確実に処分する流れを作ることだと思う。古いPCパーツに関しては、具体的な当てが無ければ捨てることにしよう。
昨日の整理でそれなりの空きが出来たので、まずは廃棄物品コーナーを作りそこに蓄積することにしよう。また利用可能物品は整理してまとめておかないとダメだね。整理すれば利用可能な部品も、混乱して見つからないなら、無いのと同じだからね。

研究費獲得

2007年06月19日 06時00分22秒 | DALAB情報
研究室は、言ってみれば中小企業と同じで、僅かなスタッフと意気込みだけ持って、とにかく前に進む、自転車操業のようなものだと思っている。なので、運転資金である研究費獲得は、研究室の維持にとって最大の課題であると思う。程度の差はあるにせよ、多くの研究者が、これに頭を悩ませていると思う。若輩研究者モドキの自分であるが、何かの足しになればと思い、経験をご紹介する。
まず、研究費には色々な種類があって、最終的には資金(お金)になるわけだが、その獲得の方法、活用の条件、成果の報告、などは本当に千差万別だと思う。なので、自分の研究スタイルに合ったものでないと、相当の無理をすることになってしまう。ただ、研究費を獲得することは機会であると同時に、成果の義務を負うことになるが、それが研究を推進させる原動力ともなる。
ここで問題となるのが、研究活動の内容と研究費の種類は非常に密接に関連していて、自分の研究スタイルに応じた方針を考えることだと思う。具体的には、大きく2つに分かれると思う。
=学会活動に重点を置いてゆくと、業績重視の公的な研究助成金などが確保しやすい
=企業との共同開発に重点があると、当然、企業からの共同研究費が確保しやすい
どちらもバランスよくこなせる立派な研究者は、どちらも確保するのでしょうが、自分の場合には、明らかに後者が優勢になっている。
実は、この2つは両立しないところもあって、共同開発では論文に公開できない場合や論文の題材にならないような開発案件が多いので、学会活動はどうしても疎かになってしまう。逆に、学会活動の内容については、ある意味、企業は興味を持っていなくて、業務上の問題解決や新商品の開発においては、論文発表はそれほど必要ではない。確かに立場が違うのだから、そうだよね。
で、自分の研究者としてのライフスタイルをどうするかにかかっているわけで、こればっかりは、自分の信じる道を行くことになる。
どちらにしても、努力して努力して、学会でも企業でも、研究成果が認められる存在にならないことには、大金を確保して大きな研究課題に挑戦する機会は与えられないわけで、努力を続けることになる。
ただ若干の経験では、自分のような小さな組織で、研究活動のリソースが小さいときには、どちらかに専念したほうが効率が良いことは確かで、大きな展開も期待できると思う。