DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

続:パソコンが良く壊れる!

2006年02月27日 14時43分02秒 | Weblog
今日もパソコンが壊れました。これは5年ぐらい前から、個人的なメールサーバーとして利用しているマシンで、PentiumIII-500MHzのLinuxボックスなのですが、柴田が利用しているマシンの中で最も過酷なサービスをこなしているものです。柴田は、研究室でも自宅でも外でも、どこからでもこのメールサーバーに接続してメールを利用しているので、柴田の研究上の生命線といえるマシンです。常に、xemacsが3つぐらい動いているのですから、奇跡の耐力を持っていると思います。
ここに、これまでのやり取りのメールが8万通ぐらい記録されているのですが、このメールの管理に不具合が出たので、この8万通?のメールを再度確認させる処理をさせていました。このマシンは小型ケースで、これを3つ縦積みにしていて、いつも熱がこもっている状態でしたが、気にせず利用していました。
さて、この処理はこのマシンにはすごい負荷だったようで、多分10分ぐらい、HDDもCPUもフル稼働して、マシンは限界状態になっていたようです。遂にマシンの過熱により、電源部が壊れてしまいました。この処理の間、席を外していたのですが、幸いにして火は噴かなかったものの、部屋に戻るとすごい異臭が立ち込め、ただならぬ状態でした。慌ててマシンを外に出そうとするのですが、素手で持てないほど熱くなっており、すごい状態でした。
このサーバーは柴田の生命線なので、ケースを開けてコードを引き出し、予備電源を外部に置いて、何とか復活しました。過熱の影響が電源部だけに限定されていて、ほっと安心しました。マザーがだめになっていたら、メールシステムの再構築で、多分丸1日費やすと思うので、今はピンチだったのです。とりあえず、しばらくはこれで凌いで、まともなサーバーに処理を移行する必要があると考えています。
焼け焦げた電源は、この5年間程、柴田のメールサーバーの電源供給と言う重要な任務を担ってきたわけで、良くここまで頑張ったと感謝したくなりました。「良くやったぞ電源君!」。最後は壮絶だったわけですが、これが電源の本望でしょう。どんなに過熱しながらも、周りを道ずれにせず、火も噴かずじっと耐え、最後の最後まで電源を供給したわけです。
なぜこの時期、こうも電源関係で4台もマシンがダメになったのか?冷静に考えてみました。多分、柴田の研究室は多数の計算機が年中動作していて、基本的には情報機器室扱いで空調を利用しています。しかし、この1月2月は、外気が冷えているので冷房はせずに、この計算機の熱を暖房代わりにしていました。しかし、ここ1週間ほどで日差しも暖かくなり、日中の気温は結構上昇していました。このため、研究室の室温は26度ぐらいになり、密集した計算機にとっては危ない状態だったのではないかと思います。もちろん、これに寿命が重なってのことなのですが、今後は気をつけたいと思います。

研究室は中小企業だね

2006年02月27日 07時47分01秒 | Weblog
教育機関であるから、本来の目的は別なんだろうけど、少なくともDALABは、中小企業のノリで活動している。社員数が10名弱のベンチャー企業みたいなものだね。ただ、企業と違うのは、経営コストの最大要因である人件費が必要ないこと、つまり給料を払っているわけではなく、まああげられるものは単位(と試練)ぐらいしかないのです。すみません。逆に、本当はスタッフに仕事を強制させることは出来ず、基本的にスタッフの志1つにかかっているということです。
指導教員は、社長兼、営業兼、総務兼、人事兼、…というところで、5年生が各プロジェクトのスタッフで、専攻科が各プロジェクトのリーダーということになるね。それぞれの役割をキチンとこなして、さらに自分なりの工夫と改善を行いながら、プロジェクトは進んでゆく。社長は仕事柄、外周りが多いので、当然スタッフはリーダーを頼りにしないといけない。(んーーん、考え物だね。反省)
日ごろスタッフが相談するのはリーダーで、直接、社長と相談することは少ない。まあ、珠にうろうろして助言しようにも、全ての問題を解決できるわけでもなく、スーパーマンではないからね。何か報告書でもリーダーが一度チェックしてから、社長へ提出されることになる。と言うことは、リーダーは中間管理職で、上から指示され下から依頼され、とても大変な立場になる。
現在のDALABでは、リーダーが2名居て、いずれも積極的に活動してくれるとても優秀な人材である。多分、これだけ訓練を積んでいるから、大抵の困難は乗り越えてゆけるはずだと思う。企業に入ってから、困難を乗り越えるときの支えは、自分の力を信じれるかどうかで、これは学生時代にどれだけ無理を乗り越えたかにかかっている。
先日、研究室OBが来て仕事は厳しいかと聞いたら、「研究室の方が余程つらい」と言っていた。そうだろうと思う。皆は高専に入学できる基礎能力(才能)は持っているわけで、後は自分の興味の方向性に向けて、どれだけその才能を磨いたかにかかっている。そういう意味では、DALABはとても良い環境だと思う。(そうなるように努力しているからね!)

研究日誌H180227

2006年02月27日 06時32分10秒 | 研究室情報
*休日家族サービスモード*
と言うことで、子供らと1日過ごしたわけですが、こちらも疲れているせいか、十分な対応が出来なかったです。体調はごまかせないですね、どうも億劫になってしまいます。
=午前は、図書館に行くが駐車場に入れず、本屋でごまかす。
 午後は、プールに行くが水中眼鏡を忘れ、やむを得ず帰る。
 あとは、自宅で掃除などして、おとなしくしていました。
 柴田の習性として、何かの計画が途中でトラブルと、大抵全体をキャンセルします。
 やめて、準備をしなおして、キチンとやらないと気がすまないんですよ。
 これって、良い様に見えて、実は粘り強くないということで、ダメですね。
>今日は比較的時間に余裕があるので、事務処理などをすすめないといけない。