6年生の見学・実習が落ち着いたところで、5年生以下の学生さんの見学・実習が始まりました。今週は早速4名の学生さんがおいでになっています。横浜市立大学、産業医科大学、旭川医科大学の3~5年の学生さんたちです。
早くから臨床の現場に出ることで得ることはとても多いと思います。大学の講義や実習で何を学ぶべきなのかといった問いに、何らかのヒントを得ることができるでしょう。モチベーションを高めるためにも病院見学や実習は必要です。
私も、医学部3年の夏に三重県鳥羽市にある神島という離島の診療所で実習したのが最初でした。当時、自治医大1期生で地域医療部の助教授だった奥野先生のエッセーを読んで、奥野先生が赴任しておられる診療所に行ってみたくなったのがきっかけでした。基礎しか学んでいない3年生でも、現場ではお手伝いもできるし、勉強のヒントがいっぱい転がっていました。診療の合間に奥野先生がモリを片手に海に潜り、突いた魚を夕食にするという、ウソのような楽しい生活でした。
ということで、今回の皆さんにも、いっぱい勉強して、いっぱい遊んで帰ってもらうことにします。若い先生方は、しっかりお相手するように!!
小児科 今西
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