お疲れさまです。一年目研修医Nです。
先週、救急車同乗実習として沖縄消防署に実習してきました。
主たる実習内容としては救急車同乗、ならびに日々の訓練の見学や体験をさせていただきました。
救急指令が入るとすぐに用意をして出動し現場へ直行。到着と同時に患者さんの評価、情報収集を迅速に行います。現場に行くことでその患者さんの背景を知ることができました。
搬送先の病院としては、わが中徳をはじめ、県立中部、中頭、中部協同、浦添総合に患者さんを運んだのですが、それぞれの救急初療室の雰囲気を知ることができました。
また救急だけでなく、消防の訓練を見学したり、はしご車に乗せていただいたりと、なかなか出来ない経験をさせていただきました。
何よりも救急隊員の皆さんと顔の見える関係になれたことが大きいと思います。24時間勤務はなんだか合宿のような雰囲気で、皆さん温かく迎え入れてくださいました。
このような機会を作ってくださった皆様に感謝します。ありがとうございました。
沖縄は全国でも救急隊からの第一報を断らない率が全国でもトップで、中部徳洲会病院、南部徳洲会病院は県内でもトップで、断らずすべての患者さんの受け入れを行っております。
先日厚労省からいただきました 「平成23年度救急医療功労者厚生労働大臣表彰」もこういった実習をやらせていただいているからでもあります。
消防署はじめ関係者の皆様、ありがとうございました。
さすがに20歳前半のスポーツ万能軍団のトレーニングには付いていけないけどあの雰囲気好きでした。
沖縄中部地区外のように、もし10病院以上も断られたら、どうしたらいいんだろうと本当に恐ろしく思ってしまいます。こっちに来て断らない医療をするためには、大変な、膨大な知識、能力、周りからの理解が必要なのだなと改めて感じます。
一週間お疲れさま。