なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

沖縄梅雨明け。

2011-06-10 23:24:18 | Weblog
久しぶりに登場。國永です。
ついにO先生も沖縄から出向ですね。

どんなに他でがんばっても、医者を始めて5年間がんばった地なので
その思いを越えることはなかなか難しいのかと、ここ最近も思いました。
自分が沖縄を発つ時の那覇空港は、生涯忘れることはないだろうと思います。
飛行機に乗ってからは、とにかく高ぶる気持ちを抑えるのに必死だったのを覚えています。

さて皆さんいかがお過ごしでしょうか。
1年は日々ついていくことに必死で、忙しいとは聞いていたが、こんなにも忙しいとは思わなかったんじゃないんでしょうか?(笑)
2年は、1年より暇になると思いきや、当直の回数はさらに増え、責任も負わされ、さらに忙しさを感じているやつと、外病院でぬくぬくやってるやつと両方かな。

僕はプライマリケア連合学会の認定医を提出しようかと思い準備中です。
中徳で経験した患者さんのサマリーを見直して、思い出しては涙している毎日です。
亡くなった患者さんは、ほぼ頭に残っています。
外来で継続してみた患者さんも元気にしてるのかなぁなんて考えたりしています。

総診の皆は元気かな?
徳洲会にいるときに、いつも気をつけていたことは、周りにも気をかけることです。
確かに徳の理念は大好きだし、救急搬送を拒否するなんて病院なんかじゃないと思い続けてきました。
しかし、徳にいて、徳だけを学ぶのではなく、他の病院も眺めて、他の病院のいいところを
どんどん盗んでいくことで、中徳は徳洲会の中でも、どんどん上を目指していけると思います。
僕らに下を向いている時間はありません。
常に上をみて上へ進むことです。
よく中徳での仕事帰りの3時頃に、空の星を眺めたのを思い出しました☆
駐車場でorangerangeが聞こえた時、何かわからなかったけど、
翌日紅白のために空港通りで歌っていたことを後から聞きました。
1週間毎日1時間睡眠でがんばった時もありました。
帯状疱疹ができたこともありました。
当直明けに声が出なくなり、扁桃周囲膿瘍で18Gを喉に刺された時もありました。
比嘉先生を越えようと思って、月曜から土曜日まで毎日外来をした時もありました。
世界は広いと感じます。上には上がいると思います。
上を目指そうや。そのために中徳入ったんやし。