3月11日に発生した震災の医療チームとして活動し、昨日帰って参りました。
私が現地入りした18日の写真です。路線バスが家屋に刺さっています!
私が勤務している徳洲会病院は、TMATという災害医療チームを持っており、
今回の災害においても、発生当日より先遣隊が現地入りして活動を始めました。
先遣隊の現地視察に基づいて、仙台徳洲会病院に現地本部が設置され、
岩手県大船渡、宮城県気仙沼市階上、宮城県気仙沼市本吉、宮城県南三陸町に
医療チームを送り込むことを決定し、医師/看護師/薬剤師/事務職員が
全国の徳洲会病院から順次召集されました。
一つの地域には、医師3名、看護師6名、薬剤師事務職員数名が派遣されます。
東京本部に集合し、救急車で東北道を北上します。
東北道もところどころ道路損壊があって、最初は移動時間が長かったようです。
3/13全国の徳洲会病院から救急車が集まりました。
仙台徳洲会病院に到着したメンバーは、現地本部によって派遣先を割振られます。
そして、ふたたび救急車で災害地へ移動します。
ホワイトボードに現地本部のマネージャーが派遣先を書き込んでいきます。
私は17日木曜日の昼すぎに派遣要請を受け、その日の夜の便で羽田へ。
羽田空港で待ち構えていた救急車に乗って、そのまま仙台へ。
途中のSAで沖縄から消防チームに出会いました。
消防も全国から集まっています。
18日早朝に仙台に到着し、派遣先が気仙沼市本吉に決定。
すぐに現地へ移動となりました。
仙台は少し雪が積もっていて体の芯まで冷えます。
仙台も水道は使えない状態でした。
災害医療報告2 につづく 中部徳洲会病院小児科 今西康次