雨の日にはJAZZを聴きながら

FC2 に引越しました。http://jazzlab.blog67.fc2.com/

季節外れの夏休み

2005年09月12日 19時18分37秒 | 日常
9月10日(土)から今日まで,福島県耶麻郡北塩原村にあるペンション,サンディーズに夏休みをとって行ってきました。ここは犬と一緒に泊まれるペンションで,我が家の愛犬,カノンも一緒に泊めさせてもらいました。犬と泊まれるペンションは最近では珍しくないのですが,このサンディーズのもうひとつの特徴は,素晴らしいオーディオルームが備わっているところなのです。雑誌「ホームシアター」にも紹介されたことのある専用ルームは,メインスピーカーがB&W ノーチラス801で,プリアンプ マーク・レビンソン No.380SL,パワーアンプ ジェフ・ローランドDG モデル9T,そしてマルチプレーヤーはエソテリックUX-1 などを揃えています。思わずため息がでてしまう高価なシステムでしょ。ちょうど訪れた時にはジェフ・ローランドDG モデル9Tが故障していて,同じジェフ・ローランドの下位モデルで聴かせてもらいました。オーナーさんはモデル9Tだと低音の出かたがぜんぜん違うと言われてましたが,僕からすれば十分過ぎる低音でした。モデル9Tでの試聴は次回のお楽しみにとって置くとして,自宅から持っていた10数枚のCDを2日に渡って浴びるように聴かせてもらいました。特に,持参したキング・クリムゾンの「太陽と戦慄」やイエスの「リレイヤー」などを聴いたときには,目から鱗でした。ジェイミー・ミューアの打楽器の音の美しさ,クリス・スクワイヤーの重低音の凄さ。完璧に楽器が定位し,ドッキっとするようなリアルな音像で,目を閉じると広大なサウンド・ステージが広がり,そのステージから繰り出される圧倒的な音の洪水は,僕にとってまさに未体験ゾーンでした。

もうこのまま,この部屋の一部となって,ここで生活していきたくなるような感動的な体験をさせていただきました。今,自宅に戻ってきて自分の貧弱なシステムでサンディーズで聴いたSACDのエディー・ヒギンズ「You Don’t Know What Love Is」を,通常のCDフォーマットで聴いていますが,思わずこのCDプレーヤーに蹴りを入れたくなってきました。やっぱりSACDはいいですわ。ピアノの音が高級シルクを纏ったようなセレブな音になるんです(なんのこっちゃ)。絶対今年中にマルチプレーヤーを買おう。そのためにも仕事がんばろう。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
SACDは (バブ)
2005-09-12 22:14:02
すごいペンションですねぇ

できれば、そっと一泊のお値段など教えていただければ。



ところで、SACDは、そんなに違いますか?

CDプレーヤーを代えただけでも違いますかね?



まぁ私の場合は、聴く耳が不良品ですけど
返信する
難しいですね。 (クリス)
2005-09-12 23:00:16
エディー・ヒギンズ「You Don’t Know What Love Is」はハイブリッド盤で,SACDモードでも通常のCDモードでも聴けるので比較しましたが,ピアノの高音部での音の輪郭がSACDでは丸みを帯びていると言うか,やわらかいと言うか,耳さわりが良いんです。でもそれだけと言えばそれだけなんです。それにたとえSACDのプレーヤーを自宅のシステムに組み入れても,ほかの機材が高級品でなければ,マルチプレーヤーの性能を引き出せないかもしれませんし,あまり期待するもの考えもんです。それに,バブさんがおっしゃるように,最終的な音の到達地点である自分の鼓膜が粗悪品であれば,どんなにシステムが良くてもだめですし。



1泊13000円ぐらいだと思います。日本酒のおいしいのもありますよ。会津坂下,廣木酒造の熟成純米吟醸「泉川」なんか,おいしかったですよ。
返信する